いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

貯水プランターの仕事

2016年08月10日 | 極楽日記(園芸)

 貯水プランターのジャガイモを掘り上げましたので、中の土がどんな感じか見てみました。収穫前はあまり水遣りしていないので参考になりにくいですが、少なくとも袋よりは水分が保たれているように見えます。他の貯水プランターでも、貯水槽の水はけっこう減っているので、やはり設計通りに毛管現象で吸い上げられているのでしょうね。根が十分深くまで伸びていれば、夏枯れを防ぐ効果があるものと思います。
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水を撒こう

2016年08月09日 | 極楽日記

 猛暑に対抗して、スプリンクラーとブリーザーで打ち水しています。これだけ暑いと水遣りや草毟りも堪えますが、油断するとすぐにジャングルなので我慢のしどころです。
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ブルーベリー収穫

2016年08月08日 | 極楽日記(園芸)

 ブルーベリーは年によって出来が大きく違います。今年は豊作のようです。木の成長が遅いので、たいした量ではありませんが。

 大粒で食味も良好。極楽息子(小)も喜んで食べてくれます。収穫の際に蚊に散々刺されるのが難点です。
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新自由主義の復権

2016年08月05日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 少子高齢化と福祉サービス、医療サービスの高度化が進行し、国家財政は実質的に破綻に近付いています。打開策には極端なインフレを起こして弱い立場の国民を犠牲にするか、負担を適正化して小さな政府を作るかしかありません。どちらかと言えばインフレターゲットの方が負担を先送りできるだけ有権者への受けは良く、ポピュリズム的な政局ではそちらの政策が取られがちです。負担の公平や国際協調、経済成長への影響など総合的には後者の新自由主義的な解決策が優れていますが、新たな負担に対する抵抗は強く、有権者の理解が得られません。

 本書では日本における新自由主義政策の象徴である小泉改革が、その後広い層からの批判に曝されている現状を鑑み、小泉改革の問題は新自由主義政策を採用したことではなく、それが不十分だったことにあると説きます。ミルトン・フリードマン「資本主義と自由」が古典的な名著ですが、本書はその正当性や、現在の日本における必要性、導入のための方策を具体例に即して説明してあります。引用や例示、比喩なども明快であり、簡単な経済学理論の解説もあって概要を掴みやすいです。入門書としてはとても優れた本だと思いました。
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成長しないトマト

2016年08月04日 | 極楽日記(園芸)

 処分品だったトマト。暑過ぎて成長が滞っています。根は定着したようですが、脇芽も花芽も出てきません。

 強くて失敗しにくいことになっているのですが。
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枝豆カメムシとの戦い

2016年08月03日 | 極楽日記(園芸)

 大過なく成長しているように見える枝豆。

 少しずつ実も入ってきましたが、油断しているとすぐにカメムシが大量発生します。

 こいつです。今年は小型でつるんとしたマルカメムシが常在。例年はトマトにクサギカメムシが発生していたのですが、今年はパターンが違います。見つけたらビニール袋に叩き落して、ぷちっと音がするまで潰します。それでも根絶できないので、薬剤散布を追加せざるを得ませんでした。

 こちらは間引きの際に株分けしたプランターで、なぜかカメムシが発生しやすいので成長が遅れています。たくさんのカメムシに汁を吸われると急速に勢いがなくなってしまうので、ほとんど収穫が期待できなくなります。害虫は無慈悲に処理していかないと、口に入る野菜なんか取れません。
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猛暑の影響

2016年08月02日 | 極楽日記(園芸)

 暑さでトマトがへばってきました。枯れた葉や、成長の悪い脇芽を処理して、少しでも負担を軽くします。

 暑さに強いはずのゴーヤもばてています。

 もう1本は元気なんですけどね。同じような条件なのに、この違いはどうしてでしょう?

 去年までと違って土を整備したので、収穫が復活しました。

 袋植えにしてあったキウイが枯れかけています。まだ緑の葉はありますが、成長が大幅に遅れそう。暑さを防ぐ工夫が必要です。
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世界一旨い日本酒

2016年08月01日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 日本酒の低迷期というのは大手メーカーが「特級酒」と称してアルコール添加、調味料と糖分添加の悪酔い酒を売っていた頃のことで、1990年の酒税法改正からは復権したのかと思っていましたが、問題はいろいろあったようです。

 地酒ブームで規模を拡大して、酒造メーカーになってしまった酒蔵が品質を落とし、端麗辛口ブームで「水みたい」な活性炭過剰使用のコクのない酒が店頭にのさばり、また吟醸酒ブーム、冷酒ブームで過度なエステル香ばかりで旨くない吟醸酒が流通量を増やし、また量を飲めない吟醸酒のために販売総量が低迷している、という指摘はかなり実感としてもっともだと思いました。ただ著者は醸造の専門家ではないため、「しっかり醗酵させた酒」の定義が曖昧で説得力がないですね。

 去年の秋から冬にふるさと納税で伊万里の酒をいくつか試す機会があったのですが、食事に合わせやすくて、つい量を飲んでしまうのは吟醸でない純米酒の方でした。もちろん酒の楽しみ方にいろいろあっていいのですが、味わいが貧弱だったり、あるいは調味したような不自然で痩せた味なのに、エステル香だけ妙に主張が強い、無理した感じのある吟醸酒は好きになれません。かと言って、吟醸香に見合うだけのしっかりした味わいのある吟醸酒となると、かなり高価だと思います。とても気軽に普段飲みにできないですよね。これはワインにおける発泡酒の立場にも似ています。例えば白ワインとしてもおいしい発泡酒というのは、かなり高価です。それなら無理して発泡酒にしなくても、もっと楽しめる白ワインがあるでしょう。だから私は家飲み用にシャンパンなどは買いません。どうしても旨いシャンパンが欲しいなと思うときは、クリュッグとかの高価な有名銘柄ではなく、アルフレッド・グラシアンなどの丁寧に作られた小規模メーカーの品を選びます。

 日本酒をこれから楽しみたいという人が、吟醸酒から入るのは私も賛成できません。できるだけ飲み飽きのしない純米酒を、できれば1升瓶が空になるまでちびちび楽しんでみると、正当な評価ができると思います。冷酒では味がわからないということで、著者は燗酒と燗冷ましを推奨しているようです。かつて燗酒、特に熱燗の割合が今より高かったのは、質の低い清酒が出回った時代に悪酔いしない知恵でもあったと思いますが、それに触れていないのはおかしいですね。昔は「樽酒」と称してフーゼル油などの成分で杉樽の成分を付けた酒が出回っていて、冷やで続けて飲むとちょっと鼻につきました。悪酔いもしやすかったような印象があって、それで熱燗をつけてわざわざ香りを飛ばして飲んでいたわけです。それに対して「冷酒が旨い」吟醸酒が流行したのは、言ってみれば反動なので無理からぬことですね。昔から「酒は人肌」で、温燗ぐらいが一番味がよくわかると言われており、いい酒を熱燗にしないのは常識でした。

 それにしても本で燗冷ましを推奨する人は初めてだな。アルコール分が飛ぶので、特に年輩の方には体に優しい飲み方じゃないでしょうか。
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