さかなクンのトークショーが終わって、近くの久屋大通公園に移動します。読売新聞中部支部主催の「ふるさと全国県人会まつり」が開催中。今年は名古屋開府400年などが重なって過去最大の規模らしいです。
ステージでは猛暑の中を阿波踊りの熱演中でした。そう、極楽息子(大)に故郷の踊りを見せておきたかったのです。
阿波踊りは基本的な女踊り、男踊りのパターンこそ単純ですが、長年の創意工夫でバリエーションは豊富です。これは扇を小道具に使った踊り。
扇が波のようにうねりながら上下に動きます。海の恵みに養われ、海の懐に抱かれて生きてきた四国の人にとって、波の動きは重要なモチーフです。こうして見ると、踊りの所作にもお国の特徴が出ているものですね。衣装には特産の藍染が使われています。
阿波踊りでは一緒に踊るチームのことを「連」と呼んでいます。「しゃちほこ連」は名古屋の徳島県人会のチームなんでしょう。この連を単位に練習を重ね、踊りや囃子を身に着けていくわけです。