いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

おもちゃ王国1

2006年11月27日 | 極楽日記(日帰り)

 やや天気に難がありましたが、南知多ビーチランドに新設された「おもちゃ王国」に行ってみました。まずは動物たちがお出迎え。

 古くなった遊園地エリアを、思い切って低学年児童や幼児用に改装したのが「おもちゃ王国」らしいです。子供に人気のプラレールやブロック、リカちゃん、知育玩具など、いろいろ試せるのはいいですね。よく見ると、版権の高そうなキャラクター物や、テレビ関連のおもちゃはありませんが、それでもみんな楽しそうに遊んでいるので上等です。

 木のおもちゃコーナー。こんな小さな子でも、安心して遊べます。

 ディズニーリゾート以外のテーマパークや遊園地はどこも経営が苦しくて、この南知多ビーチランドも名鉄の経営再建策の中で閉鎖が検討されていました。何とか入場者を集めているようですが、壊れたままで修理されていないトイレが多いのも、いかにもお金の掛かっていない「おもちゃ王国」も、厳しい環境を感じさせてくれます。

 現実問題として、極楽家のように名古屋の東側に住んでいて、南知多まで子連れで遊びに行くのは相当な負担になるため、もう少し何かあるといいなとは思います。子供はおもちゃ王国で満足でしょうが、大人の居場所がないなと感じさせるからです。その点でやはりディズニーリゾートはうまくやっていると言えるでしょう。

 それでも今回は少し救いがありました。館内のレストランで昼食をとり、遊園地のレストランとしては満足すべき水準だったのに驚かされました。今まで名鉄系列の観光施設と言ったら、安かろう不味かろうの代名詞みたいなのが多くて、スキー場でも海水浴場でも、その貧乏臭さに嫌気がさしていたものです。JALやANAとは言いませんが、どうして西武や阪急並みのスマートなリゾート運営ができないものかなと、何十年もの間不可解に思っていたのです。

 子供がターゲットの遊園地でも、必ず大人が付き添います。大人に満足されない施設では、やがて行き詰まるのは道理です。この当たり前のことに名鉄グループがやっと気付いたのなら、少しずつ状況は改善されるのではないでしょうか。少なくとも、レストランカフェ「ザ・ビーチ」は、ディズニーシーの「カフェ・ポルトフィーノ」などよりずっと安心して食事ができました。
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