部屋の隅から、40年近く前の電子工作が出てきました。驚いたことに、エレキットというブランドは今でもあるみたいですね。電子工作も往時ほどの活況はないですが、少なくともこの会社はまだ元気そうです。
回路が簡単なので、プリント基板じゃなくてラグ板に組んでいます。さすがにほとんど記憶がありません。CDSで光を受けて、1石の発振回路で音を出す単純な光センサーだと思います。自作の電子機器は昭和のラジオ少年にとっては宝物で、こんな簡単なアンプやセンサーはキットがいくつも出ていましたし、ガイドブックにも取り上げられていました。やっぱり自分でパーツを集めて作った方が愛着があるのは当然ですが、値段や仕上げのきれいさではキットが有利です。元通り動けば面白いのですが、電解コンデンサが耐用年数を大幅に過ぎているので、電池を入れても多分無理でしょう。