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開発の進んだ名古屋港地区にぽつんと残された貴重な保全地区、藤前干潟にやって来ました。
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活動の拠点になる稲永ビジターセンターです。この辺はほとんど行ったことがないので道に迷いました。
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周りは臨海工業地帯です。藤前以外の干潟は、江戸時代の干拓やその後の埋め立てでほとんど消滅してしまいました。
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まずは簡単な説明から。
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長靴に履き替えて干潟調査に出発します。
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初心者でもできる簡単な調査で、決められた大きさの枠内の泥を採取して、その中の生物を記録するもの。何が見つかるのかお楽しみ。
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どうしても、地道な調査よりは動く蟹の方が興味を引きます。
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バケツで持ち帰った泥をふるいに掛けて、生物を探します。
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何が見つかったのかな。
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ふるいの残渣をバットに空けて、ピンセットで小動物をつまみ出します。画面がややソフトフォーカスなのは、たまたま持っていったバリソフト85mmに交換したからです。フィルム時代は使い易い長さでしたが、α200のAPS-Cサイズだと望遠の135mmに近い画角になってしまい、出番が大幅に減っています。フルサイズの高級機は手が届かないので、しばらく我慢するしかありませんね。
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ヤマトオサガニや小さな貝が主な住民のようです。
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カウントした生物について各班で発表、比較します。
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協力してくれた生物には干潟に帰ってもらい、今日の調査会は終わりです。