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いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

真夏の東山動物園

2009年08月25日 | 極楽日記(日帰り)

 暑い東山動物園で、観客が集まって何か見ている、と思ったらプールでじゃれ合って遊ぶ小象でした。鼻を絡めたり、沈めっこしたり、人間の子供顔負けにはしゃいでいます。

 水浴びの習性がないカンガルーは日陰で食事中でした。

 カピバラは毛皮が暑そうに見えますが、アマゾン川流域の出身で夏には強いらしいです。古い和名でミズブタと言われていたように水の中が好きで、泳ぎも得意なのですが東山動物園では常設のプールがないようです。行動展示で有名な旭山動物園でも寒さのため大規模な展示はなく(カピバラは寒さに弱い)、長崎バイオパークなどで自然に近い姿を見られるようです。

 極楽息子(小)は涼しいメダカ館の中で走り回っていました。
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植物園からこども動物園へ

2009年08月17日 | 極楽日記(日帰り)

 東山植物園の大温室は1937年の開園当時からのものを改修、拡張しており保存されているものでは日本最古の温室とされています。国の重要文化財に指定されているのに、あまり知られていないのは惜しいですね。真夏の名古屋は熱帯並みに蒸し暑いので、窓がほとんど開けてありました。

 台上のオニバスに乗った後はこども動物園に寄ってみました。エサさえ買えばヤギはいつでも友達です。

 暑さのせいかモルモットは寝てばかりでほとんど動きません。人間にも暑さがこたえるので、この日は早く切り上げて帰りました。
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オニバスに乗ろう

2009年08月14日 | 極楽日記(日帰り)

 いつもの東山動植物園に、朝から行列ができています。何でしょうか?

 植物園のパラグアイオニバスに乗ってみようという特別企画でした。ガラポンで当たった30人は池に浮いているオニバスに乗れますが、外れた人はご覧のように台の上のオニバスで我慢します。浮遊感はありませんが、オニバスに乗っていることには違いありません。

 毎年開催の企画らしいですが、極楽息子(大)は体重制限の30kgぎりぎりなので来年は応募できません。でもせっかく池の中に台を作ってくれたんだから、当たった子とそんなに変わらないでしょう?スタッフとボランティアの皆さん、ありがとうございました。

 オニバスの裏には葉脈が骨組みみたいに発達しており、頑丈な構造を作っていることがわかります。
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夢は大空へ

2009年08月11日 | 極楽日記(日帰り)

 「親子で飛行機を作って飛ばそう」という企画に参加してきました。指導は刈谷少年発明クラブの先生方です。愛知県は子供の発明クラブの数が日本で一番多いのだそうで、このような敷居の低い活動が盛んなんでしょう。私も工作は好きだから、定年で暇になったら手伝ってみようかな。まだまだ先の話ですが。

 まずは風洞を使った航空力学の講義があります。なかなか本格的ですね。

 参加者は小学生とその保護者です。果たして理論が頭に入るでしょうか?また、理論を実践に生かせるでしょうか?

 題材は何年か前から玩具として定着した発泡スチロールの超軽量機です。タカラトミーのオートフライトですね。本体に超小型のポリマー電池とモーターが内蔵されており、小さいながらプロペラを駆動します。組み立てるだけなら簡単ですが、うまく飛ばすにはあれこれ調整が必要で、なかなか奥の深いものです。

 確か、極楽息子(大)は一昨年のクリスマスに同じようなキットをもらって、数日でばらばらに壊してしまったことがあります。軽いだけあってデリケートなので、荒っぽい扱いは厳禁です。今日の息子は成長したところを見せられるでしょうか?

 まずは神妙に説明書を読んでいます。カメラの調子が悪いので画面がちょっと暗くなりました。

 部品はたったこれだけ。テープで台紙に留めてあるのを息子がむしり取ろうとしたので、取り上げてはさみできちんと外しました。うまくできるかどうか、ここから勝負なんですよ。

 唯一の工作部分は、主翼と尾翼を両面テープで貼り付けること。これまで取り上げると自分で工作したことになりませんので、思い切って任せてみました。結果はご覧の通り、尾翼の角度がなかなか個性的です。息子はこういう一発勝負には強くないですね。

 かなり腐っていましたが、気を取り直して2機目の紙飛行機も作ります。

 さて競技場の体育館です。ちっとも滞空時間が延びないので投げやりですが、

 繰り返し練習していると、何かのはずみで、きれいに旋回しながら30秒近くも飛行することがあります。ここから違いを掴み取って欲しいのですけど。

 本番では2秒4しか飛びませんでしたが、微妙な調整次第で滞空時間を延ばせることが実感できたと思います。
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東山植物園(温室)

2009年08月10日 | 極楽日記(日帰り)

 大雨で外を見て回れないので、温室の中を散策することにしました。この巨大なサボテンは私が子供の頃からあるように思います。

 一番高い株に目盛が取り付けてありますね。サボテンは寿命が長くて、成長がごく遅いので、1mほど伸びる間に人間の方は世代交代です。

 ツーソンは西部劇でお馴染みの名前です。現在のツーソンがどんな都市かはさっぱりわかりませんが。おや、22年前に頂いたものですか。そうすると子供の時にはなかったはずです。伊豆のシャボテン公園のと間違えたかな?

 二度とない光景は記録より記憶に焼き付けろ、なんて理想論を振り回す人がいますけど、私は人間の記憶なんていい加減なものだと思っているので、可能な限り記録を残すことにしています。少なくとも私の記憶があやふやなのはここで証明されてしまいました。

 このシャコ貝の噴水も昔からあるはず…いや、もう止めておきましょう。

 球状のサボテンとして有名な金鯱です。この大きさなら、どれも100年ぐらい経っているんでしょうか。

 この温室は場所によってかなり雨漏りしています。特に差支えがないんで補修してないんだと思います。

 これは何でしょうかね。とても目立ちます。

 やっぱり気に入ってしまったオジギソウ。飽きずにつついています。

 花もなかなか可憐で見栄えがします。
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東山植物園(昆虫展とスーパー老人)

2009年08月07日 | 極楽日記(日帰り)

 大雨で野外活動がほとんどできなかったので、植物会館で昆虫の展示を見学しました。後ろが講師の吉田先生なのですが、極楽息子(大)が話を聞いているとは思えませんでした。しかし先生、「昆虫は外骨格だから成虫になると大きくならない」という説明は怪しいですよ。蝦や蟹だって外骨格だけど、生きている限りは脱皮を繰り返して成長しますから。

 説明はともかく、珍しい昆虫には夢中です。

 珍しいと言っても、詳しいことはよくわかりません。息子の方が詳しいでしょう。

 子供が大好きなクワガタがいっぱい!

 植物会館の一角にこんな古めかしい部屋が。いや、これはカメラの調子が悪いだけです。私のα-200は仕事が嫌になったのか、オートフォーカスユニットが異常に振動してほとんど使えなくなってしまいました。まだ買って半年なのに。

 日本初の理学博士となった植物学者、伊藤圭介の功績を讃える展示室です。幕末から明治初期に活躍した植物学の泰斗で、「めしべ」「おしべ」「花粉」という言葉はこの人が作ったそうです。

 名古屋生まれで、最初は町医者として活躍したのでゆかりの地がいくつか残っています。名古屋で種痘を最初に施したのも伊藤先生だったらしいです。医業の傍ら、植物学者として研究を続け、長崎に留学したと記録にあります。シーボルトは日本の植物を多数採集して学名を与えていますが、その中に協力者であった伊藤先生の名前から"keiskei"、つまり「圭介の」という接尾語の入ったものが多くあります。

 植物の研究で第一人者となった伊藤先生は70歳近くなって幕府に重用されるようになり、明治政府もこれを継承します。大学の整備を急いだ明治政府は1877年に帝国大学(今の東京大学)を設立し、伊藤先生は何と79歳で教授に任じられています。今の東大の定年は60歳。当時の事情があったとは言え例外的な抜擢だったと思います。

 その後、日本人が博士になる道が開かれ、伊藤先生が初の理学博士になったのは86歳のとき。98歳で亡くなるまで精力的に研究を続けたらしいですから、驚異の老人と言うしかありません。1世紀近くにわたり研究心を抱き続けた輝かしい人生に少しでもあやかりたいものです。
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東山植物園(合掌造りとハッチョウトンボ)

2009年08月06日 | 極楽日記(日帰り)

 広大な東山動植物園の中では目立たないのか、あまり話題になることはありませんが、植物園エリアには白川郷と同じ合掌造りがあります。写真は星ヶ丘側の入り口近くにある模型です。これでも十分に雰囲気はありますけど。

 本物はこれ。白川村から移築した正真正銘の合掌造りです。世界遺産指定で観光客が引きも切らない白川村と違って、こちらの方が本来のひっそりとしたたたずまいを感じることができます。

 保存状態も非常にいいし、植物園の借景が見事です。商業化してしまった本家の合掌集落よりもこちらがいい、と言う人がいても不思議ではありません。ただ人の生活があってこその建物だという考え方もあるでしょうし、名古屋では全山の紅葉も雪景色も(多分五平餅も)楽しめませんけど。

 天気のいい日は中まで見学可能です。昔は案内役のお婆さんがいて、陳列してあるこけしなどを見せてくれたものです。着物姿の上品な人で、中で生活しているような感じだったので、この建物の本来の持ち主だったのだと思います。

 この日は東山動植物園の観察会に参加したのですが、大雨であまり活動できませんでした。

 日本最小のトンボ、ハッチョウトンボです。江戸時代に今の名古屋市にあたる尾張藩矢田鉄砲場八丁目で発見されたと当時の本草学者が発表したのが一番古い記録なので、この名があるそうです。実際は日本のかなり広い区域に生息しています。
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木登りがしたい

2009年07月14日 | 極楽日記(日帰り)

 「森の学舎」前で木登りをしています。極楽家にもケヤキの木があるんですが、太い枝を落としてあるので登りにくいのと、カミキリムシの害でかなり傷んでいることがあり、ここの方が安全です。普通の庭にこんな大きな木は植えられませんからね。これは立派なクスノキです。美しいアオスジアゲハの食草で、名古屋市の木でもあります。

 極楽息子(小)も上まで登りたがっていましたが、今はこれだけで我慢してもらいます。枝に掴まらせることは簡単ですが、登るより降りる方がずっと難しいですから。
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森の学舎付近を散歩してみる

2009年07月08日 | 極楽日記(日帰り)

 お兄ちゃんが七夕飾りを作っている間、極楽息子(小)は外で活躍していました。こんな楽器があれば触ってみたくなるというものです。

 森の学舎(まなびや)の周りには木がいっぱい。これは徳島名産ヤマモモの巨木で、数え切れないほど実をつけています。残念ながら誰も食べないのか、ほとんど地面に落ちて悪臭を放っていたので、子供たちの印象は良くないでしょう。

 徳島県生まれの私としては味見をせずにいられなかったのですが、実も小さいし果汁が少なくてあまりおいしくなかったです。街路樹用のヤマモモは野生種に近くて実の数だけが多いのに対して、果樹として接木で栽培されたものは実の個数が少なく、1個の実の重量が野生種の平均3倍あるそうです。もちろん食味は雲泥の差ですね。でも、ヤマモモ酒の色と香りを楽しむだけなら実が小さくても構わないので、腐らせずに有効利用すればいいのにと思います。

 こちらにはカリンの実がたくさん。カリンも果実酒の材料として人気があります。

 歩いて行くと謎のドームが出現。

 地図によると光小屋だそうです。今は殺風景ですが、何年かすれば花に覆われるんでしょうか。

 もう少し頑張るとサツキとメイの家が見下ろせる展望台です。この辺は今でも人通りが絶えず、根強い人気を感じさせます。上から見ると、粗末な平屋の和風住宅に無理して洋風の増築をした構造で、前と後ろのミスマッチが強調されます。増築部分にしても、重厚な傾斜の強い大屋根に壁の少ない華奢な1階部分が調和しておらず、美しいとは思えないのですけどね。

 隣の建物は屋上緑化のモデルでしょうか。温暖化対策で持ち上げられている手法ですが、特殊な軽量土壌を使ったところで、水分が必要なため屋根が格段に重くなるのは無視できない欠点ですし、放っておけば雑草まみれになるのも地上と同じです。軽くて効率のいいソーラーパネルのある時代なのですから、ソーラーパネルでいいんじゃないでしょうか。
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七夕飾りを作ったよ

2009年07月07日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽息子(大)が地球博跡地の「森の学舎(まなびや)」で七夕の飾りを作りました。

 幼稚園に入る前から七夕飾りはずっと作っていますが、3年生なので「お願い」の中身もよく考えます。

 作って持って帰る飾りと別に、後ろには大きな飾りがあって、誰でも自由に短冊を書いて飾れます。「やくざいしになりたい」とか「パティシエになりたい」とか、けっこう現実的なのがありました。不況を反映してか、子供のうちから手に職を付けようと思うんですね。「マイホームお願い」と書いてあったのはさすがに大人でしょう。

 残念ながら雨続きで星空を見ていませんが、お願いが叶うといいですね。
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モンキーパークつづき

2009年06月30日 | 極楽日記(日帰り)

 プールを堪能したので、水から上がって遊園地に向かいました。キャラクターが歓迎してくれます。午後は日が差して真夏を思わせる暑さになったので、皆さんご苦労様でした。

 暑い時はこうして日陰でいるのが一番。

 園内で販売していた特製の刀削麺(とうしょうめん)です。担々麺みたいな辛口のスープだったので子供にはどうかと思ったのですが、意外にも喜んで食べていました。もう3年生ですから、知らないうちに味覚も成長していたようです。

 「わくわくミニ動物村」は日陰になっていることもあり、とても混んでいました。ヤモリと水遊びできるコーナーは見た目も涼しげです。
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モンプルプール開き

2009年06月29日 | 極楽日記(日帰り)

 犬山モンキーパークのプール、「水の楽園 モンプル」のプール開きに2009名様無料ご招待!に当選したので一家で遊びに行って来ました。3歳になったばかりの極楽息子(小)は屋外プールデビューなので、少し不安そうです。

 それでも入ってしまえば楽しいに決まってますよね。

 なかなか頑張っています。迫力のある映像は防水パックのお陰。以前に冬の白川郷に持参したときは散々な結果でしたが、夏はパックが硬化しないので操作上の不具合はありませんでした。

 ただしパックの素材であるプラスチックに偏光性があるのか、液晶画面が非常に暗くてコントラストが低下し、視野がほとんどわからないため撮影は難しかったです。やはりこれから水際の撮影を予定している人には、カメラメーカー純正のパックあるいは防水カメラをお奨めします。特に防水カメラは去年から手頃なモデルがいくつも出ているので、狙い目でしょう。

 こんなこともしてみます。流れるプールなので浮いているだけでぐるぐる周回できます。

 その間、お兄ちゃんは滑り台で遊んでいました。

 一気に滑り降りるのは爽快です。

 午前中は曇りで少し肌寒く感じることもありましたが、楽しく遊べて満足しました。犬山は名古屋からあまり離れていないのですが、紫外線が格段に強いらしく、あまり好天だと赤く日焼けして後が辛いんです。招待客によるプール開きはご覧のように6月28日で、営業開始は7月4日だそうです。焼きたくない人はきちんと準備をしてから行きましょう。
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モルモットを抱っこする

2009年06月19日 | 極楽日記(日帰り)

 こども動物園でモルモットを抱かせてもらいました。極楽息子(小)の方は危なっかしいから止めようと思ったのですが、係の人がOKしてくれたので2匹を連れ出しました。「噛むことがあるので注意」と表示してありましたが、私はモルモットが噛むのを見たことがありません。大学で飼っていたモルモット(何で飼っていたのかはご想像に任せます。ちなみに原産地ペルーでは食用。)なんか、口の中に指を入れても何もしませんでした。とてもおとなしい動物で、こども動物園にはぴったりです。

 お兄ちゃんみたいに抱いてみたいんだけど、やり方がわからないのでじっと見ています。

 モルモットを抱き上げるんじゃなくて、自分から胸を出せばいいんですね。なるほど。

 こども動物園の周りではクチナシの花が満開でした。植物には詳しくない極楽息子(大)も、この芳香は気に入ったようです。

 ボート池では蓮の花が咲き誇っています。雨の6月ですが、花を楽しむには悪い季節じゃありません。
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ヤギとの触れ合い

2009年06月18日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽家の息子たちは動物が大好き。こども動物園のヤギが気に入ったみたいですが、ヤギは犬や猫と違って「人間と遊ぶ」という感覚がないので、擦り寄ってくるのもエサが欲しいだけです。

 東山動物園内のこども動物園ではヤギのエサ(乾燥した緑色の粒)を販売しています。これがあればたちまちヤギたちのお友達に!ただし食べすぎはヤギの健康に悪いので、1日に何回か、決められた分量を売ると販売中止になります。
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世界のメダカ館

2009年06月15日 | 極楽日記(日帰り)

 東山動物園内にある世界のメダカ館に行って来ました。魚は小さいですが、自然の河川を再現した施設は大掛かりで立派なものです。動物園が動物の展示数を誇る「お好み食堂型」からテーマ性のある展示や保護に重点を移したことにより、正門横にあった小さな水族館は閉鎖され、地味だけど学術的には貴重なメダカ館に移行したわけです。海の生物が見たい人のためには、港に大きな水族館が建設されたのでそちらへどうぞ、ということですね。

 どこにでも兄弟で揃って行きます。動物が好きなのも一緒。

 上から見るとこんな感じです。外では絶滅危惧種だそうですが、ここで暮らせるメダカは幸せですね。

 「メダカの先生」として有名な山本時男 元名大教授の紹介もありました。秋田県の豪農(秋田県山本郡富根村。現在山本郡は分裂して能代市の一部と藤里町、八峰町、三種町。旧富根村は能代市に編入。)に生まれ、生活の心配をすることなく研究に打ち込んだそうです。生家は明治天皇の行幸の際に宿舎として使われたそうですから、よほどの豪邸だったんでしょう。学者としては羨ましい優雅な人生ですね。世界的な学者ですが大変な酒好きで、昼にちょっと一息入れるつもりが飲み過ぎて、午後の講義が中止になったことがある、というエピソードも聞いたことがあります。
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