雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

チョコレート色の凸凸

2018-02-12 20:08:03 | 撮り鉄日記

いずっぱこ恒例のバレンタイン企画で駿豆の芝浦凸電が走るというので、出撃してきました。

アラームをセットして就寝、したのですが...見事寝坊してしまいました。慌てて準備をして家を飛び出していきましたが、そのお陰で?熱海からはこんなゴージャスな普通電車になりました。「ながら」で走っていたときは色々不満を感じた(所詮快速列車で文句言うな!)電車でしたが、2駅しか乗らないのは何か勿体ないです。

三島からは駿豆線、決して恰好良い電車とは思えませんが、関東私鉄のお古とメーカー規格品で溢れる地方私鉄の中で、一応オリジナル設計の電車が一大勢力を占めるのも貴重です。ここより観光路線色が強いお隣の会社がT急お古のステンレス電車なのに。

イベント列車のダイヤを見ると、下り修善寺行きは伊豆長岡で後続列車を退避するので、電車で追い掛けても2度撮れそうです。本来ならもう少し余裕を持って行こうと思っていたのに、寝坊したせいで最初の撮影地に到着したのは、ターゲット通過10分前でした。慌ただしく機材をセットし、一息ついた辺りで釣り掛け駆動音も高らかに走り去っていきました。
(原木―韮山にて)

後続列車で追い掛けて、もう一発、しかし6分ですぐ追い掛けてくるので、駅でお手軽に。タイミングを外した...しかしチョコレート色と言っても、保存状態が悪くファットブルーム現象を起こした様な色ですね。(昭和の時代は菓子屋でチョコレートを買ったらそうなっていた、と言うのは良くあることでした。今なら即クレーム返品ものですが)
(牧之郷にて)

修善寺まで行ったED重連は戻ってくるまで暫くあるので、改めて駅付近で良さげな撮影地を探します。ありきたりだし、ここだと本番は後追いになってしまいますが。その間に目がチカチカしそうなラッピングとか、

もうそろそろお終いな185系踊り子とか。これは急行型電車だ、と揶揄された内容はともかく(事実、登場時は急行伊豆の153系と共通運用だったし)、それまでの国鉄のイメージを一新する斬新なデザインで登場した時の衝撃も記憶に新しい…と言っても30年以上前のことなんですね…ここ、良い感じの撮影地なんですが、架線柱の斜めワイヤーが目障りなのが残念。

黄色いのも。西の方の仲間もこの色になったという噂を伝え聞きますが。やはりこの場所は200mm付近の画角の方が収まりが良いですね。

で、本番はこんな感じ。やっぱりホキでもトムでも良いから、何か牽いて欲しいものです。そうなるとやはりチャーターするしかないのかな…
(大仁―牧之郷にて)

最後の三島ー大場の返しは大場の定番カーブ...は手前に邪魔なものが出来ただけでなく、バックでも大規模に造成しているし、そもそも肝心の富士山が雲に隠れていらっしゃるので、そこより更に大場駅寄りの踏切にしました。まずは踊り子185を。

そして本番。最初そんなにきついカーブと感じなかったのですが、こうやって見ると結構カントが付いていますね。
(三島二日町ー大場にて)

大場到着後は即入庫で本日のメニューはお終い。少しの間でも駅の側線に入れて展示してくれれば良いのに…

(2018年2月12日)