雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

これは「ケーディ」だよね?

2016-01-10 20:12:51 | 大手・準大手私鉄

 マイクロトレインズのN用マグネマティックカプラーのことを「ケーディ」と呼ぶ人は、多分30代後半以上でしょう。立派なオジサンの仲間入りしています。無理矢理「南海」ネタにこじつけるなら、南海ホークスの門田博光が40歳の時に44本のHR打って二冠王に輝いた年、「凄いオジサンだなー」なんて嘯いていた中坊も今や立派なオジサンです。南海ワブに付けようとストックパーツの中から出してきたのがこれ、模型店の閉店処分セールで長期在庫品を二束三文で手に入れたものだった筈です。パッケージが紙袋からポリ袋に替わってからも久しいですね。

パッケージを開いて、あれ? アダプターが樹脂製のって初めて見た…現行は勿論亜鉛ダイキャストですが、樹脂製のは何か問題があったのかな? まあ良いや。このタイプのカプラーはNゲージ黎明期からあるので、40年以上も経って現行で同じ規格の物が入手できるのも、あらゆる工業製品が数年で陳腐化して市場から姿を消す今の時代にあって凄いことだと思います。この40年程の間に様々なタイプのN用カプラーが開発され上市されていますが、機能性と意匠性がこれだけ高度なレベルでマッチした製品は、今なお他には無いと思います。昔は「高いな」と感じましたが、今では寧ろ安いと思えるようになりました。#1015とか並行輸入品で20個入りパッケージなら1個当たり100円ちょっとですし。


あちゃー

2016-01-10 13:02:45 | 大手・準大手私鉄

 緑の南海電車作る片手間で弄っていた富井電鉄ワフ1改め南海ワブ501形、インレタまで入れたので、艶消しクリヤーでトップコートしたら…一度に吹き過ぎた為、インレタがシンナーに侵されて「 南 海 」ロゴにクラックが入ってしまいました。あちゃー…どうせ良く見ないとわかりゃしないし、面倒だからもうこのままで良いや、とやる気なし。

加工個所は屋根中央の湯口の修正、ガイコツ型標識灯の別パーツ化、デッキ側妻板の車体への接着固定と、ブレーキシリンダーと車軸発電機(GM客車用)の追加、車体を黒、窓枠をキャラメル色、標識灯を深緑に再塗装です。ブレーキシリンダーは本当はシリンダー本体とエアタンクが別体ですが、取り敢えず手元にあったのが一体型のワールドの貨車用なので、本当は間違いです。まあ車体幅とかリベットとか根本的に色々不満もあるので、これでそこまで追求しても仕方ないかな、と。

あと1輌分材料がありますが、これはデッキ未増設のワブ551形にしようかと思案中。因みに南海ワブ501形とワブ551形の違いですが、本来はブレーキシリンダーがあるのを501形、未設置なのを551形と分けていました。末期に501形はデッキを増設して、お馴染みの形態になりましたが、551形はそれ以前に貨物列車の緩急車としての任から外れ、救援車など事業用車代用になっていたものが多かった為か、原型のまま生涯を終えている筈です。昭和59年の貨物全廃直前でも556番の1輌のみ在籍していましたが、未だ晩年の556番の画像を発見できず。どこにいたのかな?