雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

乗り納め

2015-09-29 00:44:48 | 撮り鉄日記

 三重から近鉄大阪線経由で難波に着いたのが19時前、あと1時間ちょっとで緑サザンが来ます。じゃあ、折角だから最後に乗っておきたいし、駅ナカで夕食がてらちょっと時間を潰せば丁度良いか、と言う事で、夕食後、20時前に南海難波駅ホームへ。

駅構内の改良は進み、綺麗になりましたが、パタパタは相変わらず健在です。阪急梅田駅と南海難波駅は私鉄王国関西の象徴でしょう。

 

お目当ての物が入線してきました。10004Fと対面するモハ7038の先頭付近に陣取ります。

あれ?モハ7037の先頭側の車番だけ、切り抜き文字ではなく、車体に直接ペンキ書きだぞ? あ、そうか、この部分は新塗色化で車番を撤去して"NANKAI"ロゴを貼ったから、元来の切り抜き文字が無いんだ。

   

発車まで時間があるので、銘板類を観察。帝國車輛はおろか、それを吸収した東急車輛も既に無く、時代の流れを感じさせます。四角い形式標記プレートは少し昔の南海電車の特徴です。

 

和歌山市まで小一時間、柔らかい掛け心地のラテックススポンジ生地のシートに腰を掛け、S型じゃないミンデンドイツ台車の高速走行の乗り心地と、幅広な片開き扉の開閉時の大きな衝撃を体感しながら乗車を楽しみました。

(2015年9月21日)