雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

ワールドのPS14

2011-10-18 22:23:29 | 国鉄型

 JNMAで仕入れてきて以来放ったらかしだったワールドのPS14、KATOのED16発売を機に組んでみました。早速組み込んでみると…KATO新PS14使用車種に対応と謳ってはいるものの、足の間隔が若干狭く、強引に押し込むと前から見たときにハの字になってしまいます。まあ少し取り付け孔を拡げれば良い事ですが。ベースはベリリウム銅ロストワックス一体で、昔KATOで限定販売していたロスト製のPS14を思い出しますが、繊細な出来でやっとボディのモールドのレベルに合ったパンタの登場は歓迎すべきでしょう。これで定番品として安定した供給が望まれるところですが…

 ちなみに組立ですが、シューの組み立てが少しシビアで、1つ失敗して山と谷を逆に折り曲げてバラバラにしてしまいました。いっそのことシューもロスト一体にして欲しい所です。高価だし、現状入手難なので、何とか取り繕いましたが。

 こうやって並べてみると、KATOのPS14は小さいのが分かります。最近のED16やEF15はまだしも、大きめなKATOのEF58とかに載っていると余計貧相に見えます。全体的に小さめなのに、襷が太いので余計小振りに見えます。(逆に小さいのを利用してPS11に代用される事が多いですが…しかしこれもトミーから正規品の発売で役目を終えそうです)70年代発売のEF57以来、数回のマイナーチェンジを繰り返していますが、基本的には変わっておらず、ボディの進化に全く合致していないので、いい加減なんとかして欲しいものです。ベースのモールドは貧弱ですが、トミーのPS14の方が基本的な形は正確です。

 ついでにマイクロエースのED16を取り出してKATOと比較…モニター前後のベンチレータの形態が全く違うのは何故? 表現的解釈の違いと言うには違い過ぎるのですが、製造ロットやメーカー、後天的改造などで実車も形態差があるのでしょうか?