最終決定をギリギリまで遅らせた副作用で、米子駅前のビジネスホテル泊になってしまったのは前回書いた通りですが、その所為で移動のため早起きする羽目になってしまった訳で・・・
で、米子649発山陰本線123Dはキハ47首都圏色の2連。しかし米坂線と違って、更新の結果サイドビューが全くの別物になっているので萌えません…
隣にはこんな珍客も。私はこっち方面には疎いし、あまり萌えませんが、種車となったキハ58系自体絶滅危惧種となっているので一応。
松江まで行って、松江しんじ湖温泉(私はついつい、旧名称の「松江温泉」と呼びたくなります…)までバスで移動し、一畑電車で大寺まで移動、ここで雲州平田→電鉄出雲市の回送列車を待ちます。先行してデハ5000系急行「出雲大社号」が85km/hで颯爽と通過。速すぎて1/500秒でもブレてしまいました。
続いて本日の主役が通過。流石に今では弱界磁制御までは使っていないみたいですが、油断していると意外に速くて慌てました。10年以上前、ここ大寺駅で雨宿りしていたら、デハ80系急行がトロリースパークを散らしながら、トップスピードで疾走していったことを思い出しました。あの頃はデハ20形やデハ70形でも各停で80km/h位出していましたが、デハ70形など足回りは旧院電デハ6340系→省モハ1形のもので、大正期の高速電車向けモーター、GE244/MT-4主電動機の高回転特性を最後まで活かした運用をされていたことは驚異的です。1920年代の米国製品の品質恐るべし。
次は一畑口の菜の花カーブで。スイッチバック駅すぐのポイントなので、スピードも出ておらず余裕でショット。ここは意外に人が少なかったですね。
秋鹿町近くで昼食を摂った後、定番ポイント、長江の用水路で。実はこの立っている場所は埋め立て地で、昔は用水路自体、宍道湖の一部だったそうで。ここは凄い人で、望遠向きのアングルは先客で埋まっていたので、広角でサイド気味にショット。
維持するコスト的にも、もう限界なのは解ってはいますが、こう言った電車が姿を消していくのは寂しいです。残された上毛デハ101と、琴電の4輌は、整備状態もこれ以上望むべくもない良好な水準なので、これからも活躍を期待したいところですが。