相変わらず鈍行ダイヤで製作中の北鉄旧型車、並行して引き続き資料収集も実行中なのですが、ここまで作っといて、とんでもないことが発覚してしまいました。
「ジャンパ栓多芯化(KE-70)前のモハ3773のジャンパ栓納めは、車体側でなく、モハ3700形や3740形と同じく、床下にある」
僚車3772やクハ1720形全車で、3連のジャンパ栓納めが車体側にあるのをなまじ認識したばかりに、3773も当然同じ、と思い込み、何も考えずに、でんしゃくらぶのジャンパ栓を3つ付けてしまいました。良く資料を確認しないまま、思い込みで工作してはいけませんね。しかし、ここで立ち止まっていても仕方ないので、対処策を私なりに考えてみました。
1.どうせ模型だから難しく考えない、とすっとぼける
2.ジャンパ栓を外して、穴は埋める
3.ジャンパ栓をKE-70に交換し、昭和59年以降の姿にする
4.晩年仕様で製作中の3772と車体振替
言うまでも無く1.が最も簡単ですが、折角あれこれ作り分けているのに、これはあんまりでしょう。 次に2.が簡単で考証上も問題はありませんが、個人的には3連のジャンパ栓がぶら下がった姿に魅力を感じるもので。同じ理由で3.も却下。最後に残った4.、一見簡単そうなのですが、ここでも特定番号での作り分けが仇になるというか、屋上手すりとランボードを再び直さなければならず、これまた面倒…うーん…
しかし、北鉄に入線した愛電デハ3300一党の中で、3773の1輌だけ何故ジャンパ栓納めの取り付け位置が違うんでしょうね?