遅々としてなかなか進行しない北鉄旧型ですが、今日はパンタを作ってみました。いつもだったら適当にPT42系やPG16あたりを載せてお茶を濁すところですが、今回は妙に気合が入っています。その所為で進行速度もスローダウンですが…
実車が載せているのはPT42系やPS16より若干小ぶりで華奢なパンタです。探してみたところ、MODEMOの江ノ電に載っているのが近い感じなのですが、単品売りが無いので手軽には入手できません…そこで、手軽に入手できる材料で似たようなものが出来ないか考えてみました。
使う材料は、中央東線や身延線等、小断面トンネルのある線区の電車に使われる「薄型パンタ」、PS23と、小田急7000など私鉄電車広範に使われるPT4212-S、両方ともTomix製品です。
まずはバラバラにします。PT4212-Sは下のベース部分のみ使います。
PS23下枠のV字型の補強と、横から見て下枠の下に見える補強材をニッパーで取り去り、代わりに真鍮線で関節付近に一直線の補強材を半田付けしておきます。
PS23の上枠、先に加工した下枠と、PT4212のベースを組み上げて完成。少し小ぶりで華奢な北鉄電車のパンタの感じが出たでしょうか?
参考までに、PT4212-Sをそのまま載せてみました。ちょっと立派過ぎるかな?
ついでに、俗に「走るんです」パンタのPS28を載せてみました。これはちょっと小さ過ぎだったようで。三井三池のシーメンスに載せるつもりで買ってきたものですが、蒲原とか地方私鉄旧型電車の小型パンタに応用できそうです。
以前だったらGMのPS13、16とPT42、KATOのPS14位しか選択肢が無かったですが、Nのパンタも随分と種類が増えたのは有難い事です。