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スイッチバックで有名ですが、地鉄の中では、電鉄富山駅に次ぐ屈指の規模を誇る駅です。富山市の近郊区間として利用者数も多いので、電鉄富山―上市間の区間列車も多数設定され、列車本数もここまでは結構多く、データイムでも毎時3本程度はあります。これより宇奈月方面は北陸本線と競合するので苦しいところですが。
農協との複合駅ビルで、とにかく規模が大きいです。かつては食品スーパーやボウリング場なども入居していましたが、既に撤退済みで、大きな躯体を持て余している状態です。
築40年以上を経て、時代を感じさせる造りですが、昭和の時代の国鉄や大手私鉄の主要駅と言っても通用しそうな佇まいです。
空き店舗になっている所が多いですが、これまた昭和で時代が止まっていそうな食堂街もあります。
中は広いですが、がらんとしています。築年数も考えると、電鉄魚津や中滑川の後を追うのも時間の問題かもしれません。
私が鉄道趣味の道に入った頃、国鉄の地方幹線の特急や急行が停まる主要駅って、こんな感じの所が多かったなぁ。その後、都会の駅さながらの駅ビルになったり、松江や出雲市の様に、最低限の施設に縮小されてしまったところも多いけど。
駅南側にはバスの営業所も併設されており、貴重な日野RU+富士重(この社名ももうすぐ過去の物になりますね…)や、旧塗装のエアロミディが休息中…
かなり規模の大きい保線基地も併設されていますが、何と言うか、地鉄の保線基地ってどこも雑然としていますね…まあ、こういう雰囲気は好きですが。ジャンクボックスの様なこういう場所を、隅っこの方に怪しいものが転がっていないかなー、と観察するのって楽しいよね。
除雪モーターカーやバラストホキも常駐。デキ12021に牽かれるホキは、稲荷町で入替中のは見たことがあるのですが、一度本線を走るところが見たいですね。(以前チャーター運転があると聞いた時、主催者に照会してみたのですが、日程の都合が付かず行けませんでした…)
模型のセクションの片隅に、こんな錆びた平トロを転がしておくと、ライブ感が出て良さそうですね。
ホームは2面3線、左から3→1→2と何故か順番になっていないのが特徴です。2番線の対面(4番線?)も以前は使っていたとは思うのですが、使用停止になって久しい様で、風防の塩ビ波板で塞がれています。こういう半透明の塩ビ波板、雪国の鉄道シーンには欠かせない?と思うのですが、模型ではどうやって表現したら良いのかな?
地鉄の駅ではお約束の「日本海みそ」の看板、何故か地面に落ちていました。看板か、それとも広告枠を更新するのかな? 因みにこの会社、本社と工場は上市の駅前にあります。CMは関東でも流れているので、CMソングは聞いた方も多いかと思います。
スイッチバックなので、アルペン特急を含め全列車が停まるし、折り返し列車も多いので、電車の観察には打って付けです。