雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

贅沢に?キハ65×2

2009-08-30 00:35:26 | 国鉄型

 Tomixのキハ58系が再生産されたので、手頃な急行編成をと選んだのが、京都~和歌山間(奈良、桜井、和歌山線経由)の「紀ノ川」です。

 何でこれまた地味なプロトタイプを選んだかって?単に幼少の頃、和歌山線の線路も近い親の実家に帰省した時に良く見に行った思い出があるからで…当時の和歌山線、朝夕こそ50系客レの設定があったものの、昼間はタラコ色のキハ35と36ばかりの地味な路線でしたが、1日1往復だけやってくる、編成は短いながらもグリーン車組み込みのキハ58系気動車急行は、一際輝く存在でした。

 で、この列車の特徴は、編成表をご覧の通り、

和歌山← キハ28キハ65キハ65キロ28-キハ58 →京都

たった5連なのに、何故かキハ65が2輌も贅沢に?無駄に?入っています。4VK機関搭載車は他にキハ28キロの2輌入っているので、6輌分までの冷房給電能力があり、キハ65の代わりにキハ58を2輌入れても全く問題は無い筈です。走行区間には少しでも高出力車が欲しい急勾配線区や過密ダイヤ線区もありませんし、受け持ちの向日町運転所の配置輌数も、キハ58の12輌に対しキハ65は5輌と少数なので、尚更謎です。後は同じ向日町持ちの「たかやま」との兼ね合いか、駅間の短い和歌山線で運転停車や減速区間の多さを大出力でカバーする為なのか…

 同じ頃の片町線や関西本線の普通列車、冷改キハ58が4VKを持たないキハ35や40とかの一般型と併結の為、冷房が使えないケースが多々あったのに、こちらと車輌を振り替えて冷房化率を少しでも上げようと言う考えは、当時の国鉄にはなかったのでしょうね…


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