植物園はその特性上「鳥」も結構いるのですよ。そんなワケで、11月5日から11月13日まで「筑波実験植物園」では「鳥の眼で見る自然展」が開催されています。
現在、「筑波実験植物園」では「移入種2種」を含む「79種」の鳥が確認されています。植物園の特性上、様々な「えさ」となり、宿営する環境がありますから、鳥たちにしてみれば多少狭くても過ごしやすい土地であることは確かです。そして「生物多様性」の面においても「植物と鳥」との関係を紹介しているのがこの「鳥の眼で見る自然展」なのです。
展示内容としては「教育棟」では「シジュウカラ」の「生体」と「植物園」での関係を紹介した展示がされており、実際に筑波実験植物園内で数多く見る事ができますし、その他でも「スズメ」や「カラス」に比べれば数は少ないですが、それなりに街中の木が多いところでも見る事ができる鳥類ですね。そのシジュウカラの生活と植物との関係がパネルにて紹介されています。実際に「筑波実験植物園」では「巣箱」を設置しており、そこに営巣した「シジュウカラ」を定点観察した経過、「シジュウカラの立場」から自然との関わりを紹介しています。
そして、今回は「スタンプラリー」でも「クイズ」でもないのですが、「園内のここに注目」と「鳥の眼で自然を見るポイント」を「16箇所」掲示された園内マップ」も配布されており、その番号の場所にはそれぞれの見出しがあり、番号の場所へ行くと「解説パネル」により、回答のような解説がされています。実際その場所で植物ならある程度近い状態で見る事ができますが「鳥が関係」するとなると「そのとおり」に見えることはできない時もありますが、運良く見れると得した気分になりますし、実際にその状態を観察する事もできます。途中「鳥と縁の深い花」が「3箇所」寄り道的に紹介されていますので、こちらも見ておくとさらに面白いですよ。
第二会場の「研修展示館」では1階が「鳥と植物はなかよし?」と「鳥と植物」の関係を紹介しています。特に「鳥」は「植物」にとって「種の媒介者」として重要な役割がありますし、鳥としても植物の「実」や「蜜」を得て、「もちつ、もたれつ」な関係を築いていますからね。「2階」では「植物園の鳥たち」として「筑波実験植物園」で確認された「79種類」の鳥たちがどの時期に見れるかを紹介したパネルの展示がされています。
「生物多様性」の「網の目構造」をこれらを通して感じる事ができましたし、「鳥を見る」と「植物園」での楽しみをさらに増やしてくれる展示でした。
それでは、本日の登場人物は「植物園関係」で登場している事が多いこの方、「命を見守り見届ける者」として「命の女神」の任に就いている「天元界 生物 運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さんです。「植物園」を「シジュウカラ」を通してみると「鳥類と自然の関係」が見えてくるのですよ。ちなみに背景が「第二会場 鳥と植物はなかよし?」の入り口なのです。