「立冬」も過ぎ、気温は冬になってきていますが、今朝から天気予報では「木枯らし一号が観測されるかも」と言っていましたが、ホントにそうなりました。
さて、この「木枯らし一号」ですが、実は「東京」と「大阪」のみに発表されるものでして、その他の地域では発表されないんですよね。ですから東京・大阪以外の地域、東北や北海道、中部、中国、四国、九州での天気予報では一切発表がないのですよ。
それでもって、この「木枯らし一号」の定義ですが、「気象庁」によると
東京地方における「木枯らし1号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表しています。 | ||||||||||||||
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。 | ||||||||||||||
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。 | ||||||||||||||
3 東京における風向が西北西~北である。 | ||||||||||||||
4 東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上である。 | ||||||||||||||
(ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する。) |
との事でして、意外と規定されている期間が短いんですよね。なので、「木枯らし一号」が観測されなかった年も「1951年」の観測開始より「1959」「1962」「1977」「1979」年の4回、「最早記録」は「1988年」の「10月13日」でして、逆に「最遅記録」は「11月28日」でコレは「1969年」「1981年」で記録されています。
ちなみに「木枯らし」は「1号」だけで、台風のように「2号」「3号」とは言いません。
「木枯らし」が吹いたと言うコトはこれから「冬型の気圧配置」の日が多くなり、気温も下がって本格的に冬を迎えることになりますね。
それでは、本日の登場人物は「気象関連」な話題でしたので、この方。、「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象精霊」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類としては「風の上等精霊」。「天空の精霊」を意味する「カエラム」を称号に持つ「ファルティシア・カエラム・マーティンス」さんです。「東亜支局」の「気象精霊」たちにとってこの時期の北からの強風は「北極支局」の副局長で、精霊士官学校では「ファル」さんたちと同じ組の先輩であり、上司である「セルフィーヌ」さんたちと同級である「イリューシャ」さんが来ることを予告しているようですね。