「TOHOシネマズ」のポイントが貯まったので1回無料で見る事ができるので、個人的に後味の悪さが気になる「新海誠」監督の最新作である「君の名は。」を見てきました。
世間的にはかなりの話題作となっている「君の名は。」ですが、「新海作品」は「雲の向こう 約束の場所」から見ていますからね。あの当時は「ミニシアター」でしか上映してしておらず、見に行くのが大変でしたが、今回は多くの劇場で上映されていますから、その点は良いですね。おかげで無料で見る事ができましたからね。
今回の「君の名は。」は確かに「新海誠作品」の流れですね。今までの共通として「遠距離な恋」「過去を振り返るところ」や「出会った後のすれ違い」そしてラスト付近に「大規模爆発」がありますね。今回は初めが「コミカル」にそして段々と「シリアス」な重い話になって行き、最終的に原因解明に向かい、ラストは、離れ離れになっていたのがまた出会う。って流れでしたね。話的には「体と心の入れ替わり」から始まりますが、それが物語の核心では無く、もっと別な原因があったり、入れ替わりに誤差があったりと、話的には面白いですね。
それと、やはり「キャラクターデザイン」が「あの花」、「ここさけ」の「田中将賀」さんがされていますから、なんとなくキャラクターに対して親近感がありましたね。「てっしー」は「大ちゃん」、「奥寺先輩」は「あなる」に、「高木」は「ぽっぽ」に似ているんですよね。今まで新海作品ではキャラクターデザインが現在の傾向と合っていない感じでしたからね。アニメーションとしては良いですよね。背景のほうは相変わらずでハイクオリティーを維持していますね。
「君の名は。」のラストはうまく纏まっており、見ていて「良かった」とは思えるのですが、過去の「雲の向こう~」では「佐由理」は結果的に「浩紀」と「一緒にいると疲れるから」と別れ、「秒速5センチメートル」では、結「明里」と「貴樹」は結局別れたままで終了ですし…。見ていて「ハッピーエンド」が好きな人にとっては後味の悪い終わり方をしてくれましたからね。なので、今回もそんな終わり方をするのか?と思っていましたが、「上映範囲」ではそんなコトが無かった感じで終わっていましたからね。ただその後「今、婚約者が」とか「付き合っている人が」なんてコトで別れていくかも知れませんね。ある意味、私は「新海作品」に対して「不審」なんですよ。
今回の作品に対しては「BD」を買っても良いかな?でも「ほうき星」って「汚れた雪だるま」と表現される「氷の塊」ですからそんなに大きな「石」なんて内包しているコトは無いのですがね…。
それでは、本日の登場人物はこの方。「旅行」が趣味で「生徒会 書記」を務めている、「柴犬」の「Chefille」である「書記長」コト「舞子」さん。「岐阜」に住んでいる「書記長」さん、地元が出ている映画「君の名は。」を見に行ったのですが、過去の「新海誠」作品を見ている「書記長」さんは…。ちなみに背景は「君の名は。」のチラシ。ナンとまぁ、パンフが売れ切れだったんですよ。