中秋の名月が終わり、昨夜から今日未明にかけてが「満月」。その「今日未明」から「月食」がおこっていました。
まぁ、「月食」といっても「半影月食」と言いまして、どんな月食かといいますと、読んで字のごとく「半影」に入る月食なのです。「月食」は「地球の影」に「月」が入り起こる現象はご存知でしょう?影には「遮蔽物」によって「完全に光が隠される」部分「本影」と、遮蔽物から回り込んだり、漏れた光によってできる「薄い影」、「半影」でして、今朝の「月食」は、地球、太陽と並んでできた「半影」によってできる「月食」なのです。なので、「月食」と言っても「薄い影」に隠されるだけですので、「ほとんど欠 けているのが解らない」ほど。感覚的には「いつもの満月より月面にツヤがない」印象を受けるようでしょう。よくよく見て、天文に詳しい人なら、「半影」に入った部分が「少しだけ暗くなっている」のを気が付くくらい。
今週は天気がいまひとつで、中秋の名月の時も雲が出ており、ぼんやりとしか見えませんでしたし、何よりも月食が始まるのは「2時50分くらい」からと未明で終わるのは「5時50分」ごろでしたから、見て解るか解らないかの月食で、天気も期待できなければ見る気がしませんからね。私は見ていませんけどね。
それでは、本日の登場人物は「天文現象」の話題でしたので、この方。「北海道犬」の「Chefille」で「天文部」に所属している「女子高生」でして親が有名な「天体写真家」である「藤井 チロ」さん。「天文好き」な「チロ」さん、今回の「半影月食」も挑戦したようですが、やはり、「月食」なんだけど「眼に見えて欠けない」もどかしさに。って、チロさんも見えそうで見えない部分が…。ちなみに背景は「2012年11月28日」の「半影月食」なのです。上の部分が少しだけ暗くなっているのが解りますかね?