アイソン彗星の動向が気になる今日この頃となりました。
果たしてアイソン彗星は、大彗星となって我々の前にその姿を現すのでしょうか?
近日点通過後が楽しみですが、期待し過ぎは禁物です。推移を見守ることにしましょう。
…といっても、ただ待つのも手持ち無沙汰なので、これまでに見た大彗星の観望記録を
メモリアルとして記録しておくことにしましょう。
第1弾は1976年3月初旬に見事な尾を見せた「ウェスト彗星」です。
ウェスト彗星は1975年11月5日に南米チリにあるヨーロッパ南天文台で明るさ14等級で発見されたほうき星です。近日点距離が0.2AUと太陽に非常に近づくことから肉眼彗星になると予想されていましたが注目はされませんでした。
その理由としては、3年前のコホーテク彗星が期待に反して近日点通過後に明るくならなかった世紀の空振りがあったため、ウエスト彗星もどーせ明るくならないでしょう、と誰もが思っていたからだと記憶しています。
ところが近日点通過後、航空機のパイロットや早朝に働く人々から「東の空に奇妙な雲がある…」と報告があったらしく、ウエスト彗星が見事な尾を広げて見えている!と話題になりました。
2月25日の近日点通過時には光度が約-3等に達し、1965年の池谷・関彗星以来となる、白昼でも観測できる彗星となったそうです。
私がウエスト彗星大化け情報をいつどのようにして得たのかは覚えていませんが、朝早く起きて2階の物干し場から写真を撮ったことはよく覚えています。3年前に夕空でかすかにしか見えなかったコホーテク彗星と違って尾が明るくはっきり見えてビックリしたこと、もう少し早く起きればよかったと後悔したことを今でもはっきり覚えています。
「ウエスト彗星(1975V1)」
1976年3月5日 5時10分頃撮影 CANON EF 50mm F1.4 露出不明(たぶん30秒)
次回は百武彗星(1996B2)で~す。
果たしてアイソン彗星は、大彗星となって我々の前にその姿を現すのでしょうか?
近日点通過後が楽しみですが、期待し過ぎは禁物です。推移を見守ることにしましょう。
…といっても、ただ待つのも手持ち無沙汰なので、これまでに見た大彗星の観望記録を
メモリアルとして記録しておくことにしましょう。
第1弾は1976年3月初旬に見事な尾を見せた「ウェスト彗星」です。
ウェスト彗星は1975年11月5日に南米チリにあるヨーロッパ南天文台で明るさ14等級で発見されたほうき星です。近日点距離が0.2AUと太陽に非常に近づくことから肉眼彗星になると予想されていましたが注目はされませんでした。
その理由としては、3年前のコホーテク彗星が期待に反して近日点通過後に明るくならなかった世紀の空振りがあったため、ウエスト彗星もどーせ明るくならないでしょう、と誰もが思っていたからだと記憶しています。
ところが近日点通過後、航空機のパイロットや早朝に働く人々から「東の空に奇妙な雲がある…」と報告があったらしく、ウエスト彗星が見事な尾を広げて見えている!と話題になりました。
2月25日の近日点通過時には光度が約-3等に達し、1965年の池谷・関彗星以来となる、白昼でも観測できる彗星となったそうです。
私がウエスト彗星大化け情報をいつどのようにして得たのかは覚えていませんが、朝早く起きて2階の物干し場から写真を撮ったことはよく覚えています。3年前に夕空でかすかにしか見えなかったコホーテク彗星と違って尾が明るくはっきり見えてビックリしたこと、もう少し早く起きればよかったと後悔したことを今でもはっきり覚えています。
「ウエスト彗星(1975V1)」
1976年3月5日 5時10分頃撮影 CANON EF 50mm F1.4 露出不明(たぶん30秒)
次回は百武彗星(1996B2)で~す。
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