スワン彗星の最新情報です。またしても変化がありました。
以下 SpaceWeather.com Friday, May. 8, 2020 版より
「ANOTHER OUTBURST FOR COMET SWAN?」
スワン彗星(C/2020 F8)を肉眼彗星に引き上げたアウトバーストが終わった直後ですが、新たなアウトバーストが始まったようです。南半球の観測者から彗星の明るさがリバウンドしていると報告がありました。
この進展は5月12日の地球最接近時に明らかになります。最接近時の距離は0.52AU(7,800万km)です。乞うご期待を。
〈補足〉
なるほど、V字回復していますね。まさにリバウンドです。にわかダイエットしたときによく見られるカーブです。データー元はCOBSのようなのでCOBSのHPで最新のLight curveを見てみましょう。
ふ~む、諸手を挙げて喜ぶほどの急上昇ではないようですが、肉眼彗星ラインを下回っていないところは評価できますね。この状態をキープすれば最終的には4等級くらいにはなるでしょうか。日本で見えるスワン彗星は夕方も明け方も高度が10°程度なので大気減光により実視等級は1等級ほど下がります。(下記表参照)
大気による減光
高度 減光量(等級)
天頂 0.00等級
50° 0.06等級
40° 0.1等級
30° 0.2等級
25° 0.3等級
15° 0.7等級
10° 1.0等級
8° 1.2等級
6° 1.5等級
4° 2.0等級
2° 3.1等級
今後新たなアウトバーストを起こして1~2等級くらいまで明るくならないと肉眼では難しいかもしれませんね。→参考過去ブログ「パンスターズ彗星(C/2011 L4) ~初観望編~」
以下 SpaceWeather.com Friday, May. 8, 2020 版より
「ANOTHER OUTBURST FOR COMET SWAN?」
スワン彗星(C/2020 F8)を肉眼彗星に引き上げたアウトバーストが終わった直後ですが、新たなアウトバーストが始まったようです。南半球の観測者から彗星の明るさがリバウンドしていると報告がありました。
この進展は5月12日の地球最接近時に明らかになります。最接近時の距離は0.52AU(7,800万km)です。乞うご期待を。
〈補足〉
なるほど、V字回復していますね。まさにリバウンドです。にわかダイエットしたときによく見られるカーブです。データー元はCOBSのようなのでCOBSのHPで最新のLight curveを見てみましょう。
ふ~む、諸手を挙げて喜ぶほどの急上昇ではないようですが、肉眼彗星ラインを下回っていないところは評価できますね。この状態をキープすれば最終的には4等級くらいにはなるでしょうか。日本で見えるスワン彗星は夕方も明け方も高度が10°程度なので大気減光により実視等級は1等級ほど下がります。(下記表参照)
大気による減光
高度 減光量(等級)
天頂 0.00等級
50° 0.06等級
40° 0.1等級
30° 0.2等級
25° 0.3等級
15° 0.7等級
10° 1.0等級
8° 1.2等級
6° 1.5等級
4° 2.0等級
2° 3.1等級
今後新たなアウトバーストを起こして1~2等級くらいまで明るくならないと肉眼では難しいかもしれませんね。→参考過去ブログ「パンスターズ彗星(C/2011 L4) ~初観望編~」
うかうかしてる間に,SWAN彗星観察絶好機になってしまいました。先週,絶対明け方晴れるという日の3時に起きてみたものの,ベランダでぼーっとして終わりました。薄明開始時に高度3度って言われてもねぇ…。あと数日で,明け方晴れる日が来るでしょうか。
天気良くならないですね。予報では24日以降に晴れマークがありますがスワン彗星はすでに6等級を下回っているという情報もありますので撮影はかなり厳しいかも…。
ネオワイズ彗星(C/2020 F3)が2.5等級まで明るくなる予想が出ていますので、7月上旬の明け方と7月中旬以降の夕空に注目ですね。三度目の正直となることを期待しましょう。