駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

アギーレにあきれる

2014年10月15日 | スポーツ

            

 昨夜はNOACの勉強会をさぼりブラジル戦を見たのだがどうも納得のゆく試合運びではなかった。過去三試合はアギーレを擁護してきたが、四試合目、しかもブラジル相手にまだ試運転をしているのにはあきれた。こんなちぐはぐでブラジルに迫れるはずがない。

 武藤の素晴らしさを確認、太田が使えそうな感触を得た。柴崎はどうかな塩谷は駄目そうだなと感じた。しかしそれだけが収穫でいいわけがない。本田が優れた選手でも一人では殆ど何も出来ないのがティームゲームのサッカーで、アギーレがそれを分かっていないはずがない。新しいメニューを模索中としても、それを第一級の来賓客に出してしまうコックは、問題があると思う。

 六人もの新メンバーをブラジル相手に試すのは阿保のやることだと言いたい。せいぜい三人までだ。そうでないとティームが機能しない。こんな采配をしていると選手やサポーターの支持を失いかねない。

 日本の課題は守備にある。これはザックの時から明白で、一対一で守りきれない時にどうするかを見い出す(選手と作戦)のが監督の仕事、この試合で骨身に染みて分かったと思う。

 アギーレにイエローカードを出したい試合だった。アジア杯で結果が出なければレッドカードを出すことになるだろう。

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