駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

解説者を解説する

2014年10月02日 | 町医者診言

             

 世の中には解説者という職業がある。最初から解説の人と、OBが解説者になっている場合のどちらかが殆どだが、玄人裸足というのか床屋とか医者とか他に職業を持っていて解説する人も居る。

 最初から解説者の人も大抵は多少なりともその分野の仕事をしたことがある人が殆どだ。そこが面白いところなのだが、プレーヤーや作者として優れていた人が必ずしも優れた解説者になれるわけではない。NHKはなかなか無難な人選をするのだが、それでも外れることがあり、名前を出して申し訳ないが西武の森監督などは、選手監督としての実績の割には面白くなかった。

 寝る前に深津嬢の魅力も手伝ってよく見るワールドスポーツMLBの解説者は三人三様で味がある。カージナルスで愛された理由がよくわかる何とも感じの良い田口壮、うるさ型でも成る程とうなずかせる小宮山悟、茫洋として眠むたそうだが核心を突いている石井一久、三人ともプレーヤーとして素晴らしい実績を持っているのだが、解説者としても優れていると思う。

 勿論、深津さんのようなちょっとミーハーでちょっとセクシーな聞き手とバランスが取れて出しゃばらない鈴木野瀬アナウンサーのカバーが効いている。生島さん戸室さんも悪くない。

 視聴者は解説者を解説できるわけで、きっとNHKにはさまざまな意見が殺到しているだろう。良い評価が多いと思う。

コメント (2)
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