駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

塵芥で傷めた目の保養

2013年12月11日 | 町医者診言

                   

 急に寒くはなったが、寒さは平年並みに留まっているようだ。先週末、京都に行った時の写真を一枚お目に掛けます。日本政界のコップの中の嵐で舞い上がる塵芥で眉を顰める目の保養になるでしょう。

 政治家は国民のレベルを反映していると言われますが、本当かなと思います。毎年何千人もの患者さんを親しく診察している私には、どうも政治家は平均以下の感じもします。勿論、患者さんにも妙な人は居られますが、政治家ほど率は高くありません。日本にはなりたい人よりもさせたい人という良い伝統があった気もするのですが、どうも権力は人の脳を狂わせるのでしょうか、しゃしゃり出る人にはもう一つの方が多いようです。 

 生活費が心配だからと五千万円借りた人が、一年間給与辞退すると言い出す。どういう計算能力でしょうか(何か別口収入があったのかな)。落語や漫才なら面白いのですが、都議会では大向こうから「辞職せよ」と掛け声が掛かっております。大根役者は罪が軽いのですが大根泥棒は罪が重いのです。

 

コメント
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