工務店通信 ~住まいの結婚相談所

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「建物本体以外の費用」の話です。

2010年06月02日 | 勉強会
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こんにちは、若松です。


昨日は住宅ローン」の話でした。
返済比率ですが、
年収500万円以下の人は30パーセントまで、
年収500万円以上の人は35パーセントまででした。
そして、金利が上昇傾向時は、固定金利のほうが有利。
また、FP(ファイナンシャルプランナー)を
活用しましょうと言う話でした。

今日は「建物本体以外の費用」についてです。
いつものように、あなたは見込み客として読み進めてください。



では、本題。
建物を建てる時、建物とは関係ないお金が必要です。
まず、税金
税金は、建物によって違いますが、
目安の金額を覚えておいてください。
大体100万円くらいです。

つぎに、建物本体価格ってありますよね。
坪○○万円って、表示してるやつです。
しかし、これだけでは住むことができません。



ところで建物本体価格は、
全体の費用の何パーセントくらいだと思いますか?
これは、住宅会社の形態によって違います

 ・ハウスメーカーが70~75パーセントくらい。
 ・坪25万8千円~と言うローコストメーカーが、
  60~65パーセントくらい。
 ・工務店が、80~85パーセントくらい。

ちなみに、車も本体価格以外にお金がいります。
また、オプションもあったり。
だから、車両本体価格だけでは、
車に乗ることができませんね。
家も同じです。
本体価格だけでは、住むことができません。
また、様々なオプションがあります。

この本体価格、
じつはその会社が自分勝手に決めていいんです
極端な話、本体価格に
トイレ、お風呂、キッチンが含まれてなくても良いんです。
ですから、
本体価格に何が含まれているかを調べないといけません
基準が違うものを比べることはできないので。



ここだけにして欲しいんですが、
私がローコストメーカーの営業さんに直接聞いた話です。
25万8千円の家をそっくりそのまま建てたとしても、
「どんなに頑張っても坪40万円はかかります」
って言ってました。
でも、坪40万円で販売したら営業さんが怒られます。
それにオプションをつけ、
最低でも45万円以上で販売しないといけないそうです

なぜそんなに高くなると思いますか?
一つには、本体価格に含まれる部分が少ないからです。
本体価格1200万円でも、
実際は1800万円以上になるわけです。
また、オプション品は定価で販売しているからです。
標準装備品は割り引いてますが、
オプション品は定価販売ですから当然高くなります。
そんなわけで、坪25万8千円が坪45万円になるんです。



そんなわけで本体価格に何が含まれているかは、
住宅会社によります。
ですから、坪単価だけでは比べられないんです。
ただ、
本体価格に含まれないものが多いのは
ローコストメーカー
です。
また、
ハウスメーカーより
工務店のほうが本体価格に多く含まれています


たとえば、ローコストメーカーやハウスメーカーでは、
照明やカーテンは本体価格に入っていません。
それから空調機器などは、
本体価格には絶対入っていません。
しかし、地元の工務店だと、
照明やカーテンは入っているところの方が多いですね。



あと必要になるのが、家具や家電製品。
建築前には
「これはそのまま使おう。」
と思っていても、
新居には不つり合いだったと言うことがよくあります。
だから、
冷蔵庫や洗濯機などの予算も一応は考えておいてください。

家具だって、やはり新しい家を建てると、
1つ2つは新調します。
家具を買うとなると10万円単位のお金が必要ですね。
それで、家の予算に含めておいてください。



それから車です。
賃貸住まいだから、
車は1台という家庭が多いですね。
しかし、新築すると駐車スペースができるので、
自動車を買う人が結構います。
車を買うとなると、軽自動車でも100万円は必要です。
それも前もって考えておいてください。


そして良く聞くのが、
「庭は後からでいいでしょう。」
しかし、
後からでは、なかなか庭はできません。
子供の成長とともに、
費用も余計かかってくるわけですからね。
ですから、予算はかけなくても良いので、
最低限の体裁だけは整えてた方がいいです。

よく見かけるのが、
家は立派なのに周りが赤土のままというお宅。
また、ブロック塀を作る予定で、
鉄筋に空き缶がかぶさったままという家。
これでは、せっかくの新居が台無しです。
ほんの少しの庭でも、家が立派に見えます。
せっかく家を建てるんだったら、
庭の予算も考えて、安全予算を組んでください。



今日は「建物本体以外の費用」について
簡単に話しましたが、ここでまとめておきます。

税金と諸費用で約100万円。
建物本体価格は、全体の60~85%。

 安売りメーカーが60~65%、
 ハウスメーカーが70~75%、
 工務店が80~85%。
空調設備、照明やカーテン、
家具や家電品などの費用
もかかります。
中には、車を買う人もいます。
また、少しでも良いので
庭の予算も取り分けておくといいですね。



次回は、「まとめ」です。



では、また明日。
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