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なぜ中国建材が良くなったか?

2010年06月17日 | 中国建材
こんにちは、若松です。


昨日は、私が中国に行って、
建材を調べていると言う話をしましたね。
私の中では、日本で使えるレベルのものが、
すでにいくつかあります。
しかし、あなたに紹介するとなると、
確かな証拠がないとだめですよね。

昨日も話しましたが、
私は中国建材を使って事務所をリフォームしました。
    ↓   ↓   ↓
http://www.archipro.co.jp/archi0211/t82_1.html

大理石、無垢のフローリング、
ヨーロッパ製のキッチン、
室内ドア、カーテンなど、
素人に説明しなくても
良さが分かってもらえる建材を使いました。

私が実際に使ったものなので、
あなたにご紹介できると思います。
もし、実物をご覧になりたいようでしたら、
いつでも見学に来てください。



さらに、今日は、客観的な証拠を話しますね。
なぜ、中国の建材が良くなったのか?
それは、中国経済の発展と関係があるんです。
その経済発展には、節目が3つありました

第1は、1978年12月の改革開放政策の決定です。
この政策は、市場経済の導入と
対外経済開放を行おうとするものでした。
その結果、
雇用創出、生産力増強、輸出拡大によって、
中国経済は大きく発展したんです。
この頃から、
日本の企業も中国に進出するようになったんですよね。
あなたの知り合いにもいるんじゃないですか?



第2は1992年10月に
社会主義市場経済の確立が採択されたこと
です。
ご存知のように社会主義体制では、
土地、建物、機器設備などは、国有だったんです。
農民は、土地の私有を禁じられてました。
のんびり働いても一生懸面働いても、
あまり変わらない所得でした。
これじゃあ、生産性は上がりませんよね。
それは、工業も同じだったんです。
しかし、その後、好きなだけ生産できるようになり、
生産性は上昇しました。
それだけでなく、収益性や効率性も追求しだしたんです。

こうして経済が発展したことで、
国民の所得は増え、生活水準はぐんと上がったんです。
また、盛況のうちに終わった北京オリンピック。
そして、2010年の上海万博。
さらに急上昇しています。


第3は2001年12月11日に、
中国がWTO(世界貿易機関)に正式加盟したこと
です。
この加盟により、関税が引下げられ貿易は拡大し、
今や中国は世界第3位なんです。
そして、安全性も以前に比べ非常に高くなってます。
そういうわけで、安かろう悪かろうだった建材が、
品質において国際競争力がついたんですね。

中国の建材が良くなった理由は他にもあります。
それは、
住宅の分譲化によって、
内装市場が大幅に拡大したことです。
それまで、土地や建物は国有だったので、
消費者は内装にお金を掛けませんでした。
それが、住宅が個人財産になったことで、
お金をかけるようになったんです。

また、
消費者の所得が増え、
より広い部屋を求めたことです

それまで、住居の広さは50平米位だったのが、
今では100平米が主流。
そして品質を重視していることです。



こんなエピソードがあります。
日本のあるメーカーは、
生産品の8割は日本へ輸出する予定で生産を開始しました。
しかし、すぐに中国向けが8割。
それはどうして?

一般の単価は50~80元、
このメーカー品は2000元前後。(1元は約15円)
しかし、数十倍の価格差があっても
消費者はまずメーカーを選ぶんですね。
なぜなら、
中国の国産品は使いづらく、
機能性が劣り、故障も多いからです。
それで、製品さえよければ買う消費者層が出て来たんです。
中国の内装市場も高級製品を使うようになってきました。
一般消費者の生活水準が向上することで、
少し高くても良質の物が求められてるんですね。


実際、蘇州のデパートに行ったとき、
中国人がブランド品を平気で買ってました。
値段は日本と同じです。
車も、ホンダやトヨタがたくさん走ってました。
日本で買うより高いのに。
中国人の月収を考えると、
えっ!
て、感じですね。

少しは中国建材の事情が理解できましたか?
広い視野を持って、仕事に取り組むことは大事ですよね。
ですから、私は中国建材を自信を持っておすすめできます。
しかし、決めるのはもちろんあなたです。



それでも、実際に建材を使うとなれば、
その前に一度、中国へ行って、
あなたの目で確かめてください。
そして、納得した上で、中国の建材を使って価値ある、
そして魅力ある家を建ててくださいね。

と言うことで、私と一緒に建材を見て回りませんか?
工務店の修学旅行だと思ってください。
少人数なので中身は濃いと思います。

もし、中国建材視察に参加を希望されるなら、
下記よりお申込ください。
    ↓   ↓   ↓
http://www2.archipro.co.jp/china/inspection.html

あなたとご一緒できることを楽しみにしています。



では、また明日。





追伸

中国建材視察ですが、仕事だけではありません。
もちろん、プライベートでのお楽しみも用意しています。
きっと、何らかの新しい気づきが得られると思います。
建材視察に参加希望なら、下記からお申込ください。
    ↓   ↓   ↓
http://www2.archipro.co.jp/china/inspection.html
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