工務店通信 ~住まいの結婚相談所

受注に限界を感じている工務店社長へ
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「工務店のための初期面談法」7:営業経験もないほうが良い

2019年07月30日 | 初期面談法
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こんにちは、若松です。
 
前回は、初期接客には素人が向いていると言う話でした。
プロはどうしても建物の話になってしまうからです。
建物の話をしている限り、相手の状況を把握することはできません。
だから、ライバルを出し抜く満足いくプランが提案できないんです。
 
「その点については後ほど説明しますが、どうしてそれが気になるんですか?」
「ところで」
この2つで建物の質問をかわしてください。
 
さて、今日は、初期面談には営業経験もないほうが良いと言う話です。
 
素人と言うことですが、営業経験も同じです。
営業経験も無い方が良い、と私は思ってます。
営業経験があると、どうしても契約のことが頭をよぎります。
説得して何とかしようとします。
本当にお客さんが望んでいる事柄を聞きだせない人が多いんです。
 
望んでいることを聞き出すことが目的ではなくて、売ることが目的に。
営業経験のある人は、商品を売るということが第一目的になるんです。
だから、満足度が高くならない。
 
でも、営業経験のない者に、ただやれって言ってるわけではありません。
もちろん、簡単な手順があり、それに沿って進めていきます。
それが、これからお話する過去の話、それから未来の話を聞くというスタイルです。
 
その前にいただいた質問にお答えしますね。
 
Q:質問に答えないとお客さんのストレスが溜まるし、何も知らないのかってイメージを抱かれるのでは?
A:確かに、怒って帰る人もいます。
  それで、お客になるかどうか判断できます。
  「その点については後ほど詳しくご説明します」
  続いて、
  「ところで、いつ、本気で家を建てようと思ったんですか?」

  でも、質問しても、それに答えない人がいます。
  いや、私が聞きたいのは、おたくの工法なんだと。
  そういう人は確かに少数ですがいます。
  私の場合、そういう人は相手にしません。
  だって、こちらの話を聞かないんですから、会話になりません。
  それは、今後トラブルになりかねない、厄介なお客さんです。
  それと、後ほど説明しますと、時期を明確にすることができます。
 
  例えば、プランニングの段階になったらご説明します。
  重要なことは、その見込み客がいつから家づくりに取り組んでいるか?
  どのぐらいの期間、どんな行動をとってきたか?
  どういう価値観を持っているか?
  どんな生活スタイルか?
  どういうものを好んでいるか?
  そういうことがわからないと、本当に望むプランニングが出来ません。
 
  何坪くらい必要ですか?
  部屋数はいくつ必要ですか?
  リビングは何畳?
  こんな質問では、同じようなプランになります。
 
  よく質問されるのが、
  「おたくは坪いくら?」
  もし、坪60万円ですって答えたら、その60万円だけで判断されます。
  出来上がってみないと60万円の価値がわからないと思います。
 
  例えば、広さはどのくらいで希望されてるんですか?
  材料にはこだわりますか?
  デザインは気になりますか?
  部屋数は必要ですか?
 
  また、坪単価は建物本体価格のことでしょうか?
  それとも、住めるようになるまでの価格でしょうか?
  そういう、具体的な要素が全部分からないと答えられませんよね。
 
  さらに、
  「同じものなら、ハウスメーカーより必ず安くできます」
  このように答えることもできますよね。
 
  でも、答えないのが一番良いですね。
  それは、相手を十分理解できないと、満足できるプランはできないからです。
  そして、素人判断されるからです。
 
  あなたと相手の基準が一致しないんです。
  こちらの質問に答えず、質問ばかりしてくる人は、やめといたほうがいいですね。
  本当の感動や満足感を共有することはできないからです。
 
 
今日は、初期面談には営業経験もないほうが良いと言う話でした。
それは、経験があると売ることが目的になるからです。
大事なことは、望んでいることを聞き出すこと。
 
 
次回は、「家づくりは学びの場である」



では、また。
 
 
 
 
 
 
追伸 「日記」
毎晩感謝の日記をつけましょう。
ありがたいと感じることを5つリストアップするのです。
それがどうなるかというと・・・自分の毎日、
そして人生そのものを変革しはじめるのです。
 
すべての基本が感謝、という原則を再確認したいですね。
 
日々感謝の気持ちで満たされて生きるほど幸せなことはありません。
そう考えると、感謝で満たされるためには、
受身ではなく、自分から積極的につくりだす必要があるんですよね。
 
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「工務店のための初期面談法」6:初期接客には素人が向いている

2019年07月23日 | 初期面談法
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こんにちは、若松です。
 
前回は、話には順番があると言う話でした。
つかみ
主題
聞くメリット
自説
背景
本題
結論
初めの1歩
ぜひ、実践で使ってくださいね。
 
さて、今日は、初期接客には素人が向いていると言う話です。
 
あなたは驚くかもしれませんが、初期面談は素人のほうがが良いんです。
建物のことは知らない方が良いということです。
何故でしょうか?

それは、建物のことを知らないと、建物の質問をされた時に答えられないからです。
 
知ってたら答えますが、知らなければ答えようがありません。
だから、建物の話にならないんです。
 
でも、それでは心配ですよね。
お客さんが建物について質問しているのに、答えられない。
 
そこで、もし建物について質問されたら、次のように答えます。
「その点については後ほど詳しくご説明しますが、
 どうして○○さんはそれが気になるんでしょうか?」
質問に対して質問で返します。
 
なぜなら、建物の質問に答えると、その人の置かれている状況がわからないからです。
また、その質問自体がどれほど重要かも、本人に聞かないとわかりません。
ですから、何故それが聞きたいのか、その理由を聞かなければいけないんです。
 
と言うのも、私も以前、相談を受けた時は全部答えていました。
でも、
「あ~、そうですか」
と言う返事が多かったですね。
要は、そんなに関心があるわけではなく、単なる興味本位の質問だったんです。
 
また、専門的な質問に答えれば、更に分からないことが出てくる。
と言うこともありますよね。
そうなると、もう泥沼です。
本題になかなか入れず、結果も良くありませんでした。
だから、どうしてそれが気になるかを聞くことにしたんです。
 
見込み客の質問は、氷山で言うと水面上の見えている部分です。
全体は見えていないんです。
だから、それに対して答えると、相手が望んだ答えではないわけです。
 
でも、その質問が出るという事はその背景があるわけですよね。
水面下に隠れている部分。
それを聞き出さないと、相手が望んでいる本当の答えにならないんです。
 
例えば、構造について聞かれたとしましょう。
「おたくはどういう構造なんですか?」
もし、
「うちは~構造です」
と答えてしまうと、氷山の見えてるところを答えているにすぎません。
 
でも、
「どうして構造が気になるんですか?」
と聞くと、
「○○ホームで□□工法が良いって言われたんですけど・・・」
「本で、△△工法が良いって読んだんですけど・・・」
「とにかく地震が心配なんで・・・」
など、色んな答えが返ってきます。
だから、本当の意図が分かると適切な答えも出せるわけです。
 
でも、見込み客は素人ですから、専門的なことを言われても理解できていません。
「あ~、そうなんですか」
で終わってしまいます。
 
そこで、
「じゃそれは、その時期になったらまた詳しくご説明しますが、ところで・・・」
と。
 
ちなみに、この「ところで」と言う言葉は非常に便利なんです。
話をそこで打ち切って、全然違う話に持っていくことができます。
 
でも、質問にちゃんと答えないのは失礼だと思っていませんか?
「その点については、後ほど詳しくご説明します」
これが、一応答えなんです。
そして、理由がわかる質問をしてあげることで見込み客も納得します。
 
さて、「ところで」と言って、過去の話に話題を変えます。
住まいづくりのスタート地点を聞きだします。
「ところで、本気で家づくりを考え始めたのはいつのことですか?」
と、これは、過去の話の時に詳しく説明します。
 
 
建物の質問をされた時、大事なのはストレートに答えないこと。
それは、質問は全体の一部でしかないからです。
ですから、ストレートに答えると的外れになる場合が多いんです。
それで、見込み客を理解するために、スタート地点から話を聞苦必要があるわけです。
 
ただ、過去の話、未来の話を聞いている時、どうしても建物の質問がでます。
だって家を建てたいと思っているわけですからね。
 
頭の中は建物でいっぱいなんです。
だから気になったら、
「これはどうなんですか?」
って、その都度質問してくるんです。
 
しかし、間違ってもその質問に答えてはいけません。
もし、答えるなら話が前に進まなくなります。
 
と言うことなので、質問をされたら、
「その点については後ほど詳しくご説明しますが、
 どうして、それが気になるんですか?」
と、全体を知る質問をしてください。
そうしないと、本当に大事なことがわからないままプラン提案になります。
 
建物の質問ですが、問題はタイミングですね。
早すぎたらダメ。
遅すぎてもダメ。
ちょうどいいタイミングで答えなければいけません。
 
学校がそうですよね。
算数から数学と、だんだん難しくなる。
小学校1年生から数学の質問がでたとしたら、答えても理解できないでしょう。
だから、相手の状況がどの程度かがわからないうちには答えないことです。
 
これが、建物の話をしない理由です。
 
でも、本当に難しいんです。
どうしても、そういう質問に惑わされます。
知識があればあるほど、そのワナにかかりやすいんです。
つい、反射的に答えてしまう。
 
ですから、そういう質問をされたら指をつねるかなんかしてでも、
そこへ引きずり込まれないようにして下さい。
その点、素人であれば答えたくても答えられない。
だから、素人が向いているわけなんです。
 
野球でいうと先発です。
最後まで投げきれと言っているわけじゃないんです。
最初の役割だけ果たしてくれれば良いんです。
専門的なことは、知識を持った人が必要になったときに答えればいいんです。
 
先発の役目は、見込み客が置かれている状況、価値観、好みなどを知ることです。
また、ライバルの動向を聞き取ることなんです。
だから、建物の話は必要ないんですね。
 
今日は、初期接客には素人が向いていると言う話でした。
プロはどうしても建物の話になってしまうからです。
建物の話をしている限り、相手の状況を理解することはできません。
 
だから、ライバルを出し抜く満足いくプランが提案できないんです。
「その点については後ほど説明しますが、どうしてそれが気になるんですか?」
「ところで」
この2つで建物の質問をかわしてください。
 
 
次回は、初期面談には営業経験もないほうが良いと言う話です。


では、また。
 
 
 
 
 
 
 
追伸 「違い」
私たちが、他人とは違うという権利を失ったら、自由になる特権を失ってしまいます。
 
あるアメリカの心理学者によると
私たちは99.9%の時間、
「自分の意見、考えを防衛することを考えている」
そうです。
 
自分とは違う意見、考え、外見。
違うものに対しては、受け入れたくない感情が芽生えるのが私たち人間です。
 
しかし、自然や世の中をよく観察してみると、違いがあるからこそ、個が生きてくる。
もっと言えば存在することがわかります。
 
たとえば、もし、
世の中、すべての人が自分と同じ顔、肌の色、考え、すべてが全く同じだったら。
人類、社会、文化、何も存在しなくなりますよね。
まず思考も行動もすべてストップしてしまいます。
 
肌も、髪の色も、考えも違うからこそ、私たちの社会、文化が成り立っているのです。
色の白が生きるのは、黒や他の色が存在するからです。
男性が生きるのは、女性がいるからです。
明るさが生きるのは、暗さがあるからです。
 
そう観察していくと、自分と違う考え、自分と違う外見。
すべてウェルカムじゃないですか?
 
すべてを受け入れる。
容認する能力というのはその人の「器」です。
 
そして、すべてを少しでも受け入れる「器」が備わってくると、
ストレスを感じることが少なくなってきます。
 
自分と違う人がいるからこそ、今の自分が光るんだ。
そう考えたいですよね。
 
 
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「工務店のための初期面談法」5:話す順番

2019年07月16日 | 初期面談法
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こんにちは、若松です。
 
前回は、第1声が重要だと言う話でした。
「今日、あなたがここへ来られたということは、
 ある程度私どもを信頼していると受け取ってよろしいですか?」
 
また、会話できるかどうかは、簡単な挨拶で判断できますね。
 
会話はキャッチボール。
もし、「こんにちは」に返事がなければ、それは会話を拒否している証拠です。
 
さて、今日は、話には話す順番があると言う話です。
 
話には順番ってありますよね。
あなたが思うように行動してもらいたいなら、話す順番はとても重要です。
そうするなら、非常に効果が上がります。
 
最も重要なのは、最初のつかみです。
これには、私もいつも苦労します。
とにかく、笑わせることです。
笑うと頭が柔らかくなりますからね。
固いままだと、会話がはずみません。
 
まずは、つかみ。
話題は何でも良いんです。
でも、時にはすべることもあります。
自分では受けると思ったのに、全然笑ってくれないという場合。
そういう場合は、それをネタにする。
「受けると思ったんですけど、すべっちゃいましたね(苦笑)」
何でもいいからとにかく笑わせる。
 
その点、お笑いタレントさんのつかみは、参考になりますね。
特に、頻繁に出てるタレントさんのつかみは。
と言うことで、まず、笑わせてください。
 
話の2番目は、主題を述べることです。
「今日はこれこれこういうお話をします」
という、一言で全体をまとめたテーマを話します。
 
そして3番目。
これは、大事です。
これを言うことによって、真剣に聞くようになります。
聞く側にとってのメリットを伝えることです。
 
ちなみに、初期面談法のメリットは、成約率のアップ。
ストレスなく商談が進められ、お客さんの満足度が高くなり感謝されます。
 
もし、メリットを喋ってないとしたら、聞く姿勢が変わってきます。
それで、はっきりと聞く側のメリットを喋っておくわけです。
 
メリットを話したら、次は自説です。
「私の意見ですが、・・・」
工務店であれば、
「私の意見では、日本の気候風土を考えた場合、木造の家が過ごしやすいと思います。」
というふうに。
あなたが得意としているものを、自説として伝えるわけです。
 
そして次に、何故そのように考えるようになったかと言う背景の話へ続きます。
ここで、あなたの経験を物語風にしゃべってください。
 
では、話の順番をまとめておきます。
ツカミ、主題、聞くメリット、自説、背景。
 
それから、時間配分も重要です。
よく結婚式のスピーチで、前置きがだらだら長くて、どこから本題に入ったのか分からない。
そんな人いますよね。
結局、この人一体何を話したんだろう?
そうならないために、この最初のツカミから背景まではだいたい5分です。
 
本題は、時間に合わせて調整します。
自分の得意な話をするわけですから、長くも短くも出来るはずです。
もし、1時間なら、前置き5分結論5分で本題は50分。
30分なら、本題は20分ということになります。
 
この構成で話をすると、話に集中してくれます。
全体の話の中で最も力を入れるのは、最初の5分。
最初の5分でだいたい決まります。
 
さて、本題が終わると最後は結論です。
 
本題で終わってしまうとしまりがない話になります。
結論で大事な点を繰り返します。
今日はこれこれこういうことについて、このようにお話しました。
 
最後、結論のあとに、
「あなたは今日から~ができるようになります」
 
そして、最後の最後に、あなたが取ってほしい行動を話します。
はじめの一歩です。

ただ、最初の一歩はハードルが低いほうが良いです。
例えば、いきなり、
「じゃプラン書きましょうか」
ではハードルが高すぎます。
結論を急がないことです。
 
プランを書くためには何が必要か?
その人がどんな生活を望んでいるかが分からないとプランは書けませんよね。
ですから、価値観や生活スタイルが分かる質問事項。
それを渡して、答えてもらうのが最初の一歩です。
 
ということで、
一つの話は最初の5分、それから本題があって、最後5分で結論とはじめの一歩。
契約率が高い人は、だいたいこのような順番で喋っていると思います。
 
ちなみに、社長の私はできるが、スタッフは教えても同じように出来ない。
そんな話をよく聞きます。
それは論理的に説明が出来ないので、スタッフは理解できていないんです。
 
今日は、話には順番があると言うことでお送りしました。
つかみ
主題
聞くメリット
自説
背景
本題
結論
初めの1歩
ぜひ、実践で使ってくださいね。
 
次回は、初期接客には素人が向いていると言う話です。


では、また。
 
 
 
 
 
 
追伸 「敵をつくらない」
今の社員は、自分個人で仕事をしている人はいません。
誰も1人では何も達成できないのです。
どんなに才能があっても、資金があっても、今のビジネスは、
いかに協力しあうか、が成功のカギなのです。
 
協力者を得るどころか、すべての人を敵にしてしまう人がいます。
その原因は様々なのですが、大きくは以下の3つです。
 
 自分のことしか考えていない
 人を信用しない
 過去の栄光、ものにしがみついている
 
富や名声を手に入れても、心が満たされていない人は結構います。
その原因は、上にあげた3つだと私は思っています。
私たちにも多かれ少なかれ必ず存在する自分を不幸にする3大悪魔です。
 
でも、この3大悪魔の逆をやれば幸せになるわけです。
自分を可愛がる自尊心は非常に大事です。
しかし、それが過ぎると自己中心になってしまいますよね。
 
常に
「自分にとって何のためになるの?」
ではなく、
「今自分ができることで、助けになることは何だろうか?」
と考えるる癖をつけることで、第1の悪魔を退治できます。
 
2つ目の、人を信用しない。
疑心が強いと、何から何まですべて自分が関与していないと不安で仕方なく、
納得いかなくなってしまいます。
これほど不幸なことはありません。
 
そこで、誰1人批判、批評しないことを実践すること。
納得できない考え、出来事、行為行動があっても絶対批判しない、批評しない。
「そういうこともあるよな、そうだよな」
と言い聞かせ、批判、批評しない癖をつけることで、第2の悪魔も退治できます。
 
過去への執着は、結構やっかいな悪魔です。
過去は、ボートの後ろに残る波しぶきのようなもの。
それ自体にボートを前進させる力は全くありません。
 
また、過去の話ばかりする人は、聞いてる人を疲れさせるだけではなく、
不快感を与えてしまいます。
 
ものやお金は不思議なもので、それだけを追っかけて執着すると、
逃げていくばかりで自分のところにはやってこないものです。
 
それより、自分が欲しいものを先に与える習慣、癖をつけたいですね。
ものが欲しければ、ものをどんどん自分のできるレベルで与える。
お金が欲しければ、お金、もしくはお金に変わる価値あるもの、情報を与える。
愛情が欲しければ、愛を与える。
 
もの、お金がないのにどうやって与えるの?
 
そんな声も聞こえますが
「自分のできるレベルで」
で良いんです。
 
ものがなくても、道に咲いてるきれいな花1本。
お金がなくても、お金に変わる良い情報を与えることはできるはずです。
それで、第3の悪魔を退治できます。
 
 
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「工務店のための初期面談法」4:最初が肝心

2019年07月09日 | 初期面談法
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こんにちは、若松です。
 
前回は、なぜ建物の話をしてはいけないかの話でした。
建物の話をしていては、見込み客の置かれている状況が分かりません。
相手の生活スタイルや価値観、趣味嗜好、ライバルの動向など、
他に知っておくべきことがたくさんありますね。
建物の話はそれからです。
 
さて、今日は、初期面談は最初が肝心と言う話です。
 
第一声ってすごく大事なんですね。
なぜなら、見込み客とあなたとの関係が決まるからです。
 
普通、一般人が工務店に訪ねて来るというのは、よほどのこと。
まして、ブランドのない工務店に来ると言うことは、覚悟を決めている証拠です。
問題がなければ、あなたのところでお願いしてもいいなと思っています。
だから、その心情を、こちらが代弁してあげればいいんです。
 
「今日、あなたがここへ来られたということは、
 ある程度私どもを信頼していると受け取ってよろしいですか?」
これが第一声です。
 
それを聞いた見込み客は、言われて初めて、
「あ~、そうだったんだ」
ということに、気づくわけです。
 
ぼんやりとはそう思っていたとしても、意識はしていません。
それが、言うことによって意識付けすることがが出来ます。
「あ~、そうなんだ。
 私はここが気に入っているんだ」
と。
 
このたった一声かけることによって、そういう心境になるんです。
自覚している場合と自覚してない場合だと、そこから先の話に影響してきます。
だから、この第一声というのは非常に大事なんです。
ただ、「こんにちは」と言う普通の挨拶は、もちろん、先にしますよ。
いきなりは、さすがに相手がびっくりしますよね。
 
ところで、人と人の会話って、浅い・深いがありますね。
一番浅い会話というか、一番軽い会話というのが簡単な挨拶。
朝だったら「おはようございます」
お昼なら「こんにちは」
夜なら「こんばんは」
という、会話です。
 
会話はキャッチボールです。
コミュニケーションが取れているかどうかは、キャッチボール出来ているかどうかです。
「おはようございます」というボールを投げて、もし返答がないなら、
それは、相手があなたと会話したくないという意思表示なんです。
だから、そういう場合はそこでストップです。
次のボールは投げないほうが良いです。
 
例えば、見学会。
こちらが、「おはようございます」とか「こんにちは」
と声をかけても、何の反応も無い場合。
それは、会話を拒否している合図です。
だから、もうそれ以上声をかけてはいけないんですね。
 
一番ゆるいボール投げているのに、それを受け取らないんですからね。
だから、ボールを返せない。
なのに、もっと強いボール投げたらどうなりますかね。
相手は嫌がりませんか?
一番軽いボールさえ受け取ってくれない人に、もっと強いボールは投げられませんよね。
 
と言うことなので、
会話できるかどうかの判断は、最も簡単な挨拶で出来ます。
軽い挨拶をして返って来たら、もう少し強いボールを投げる。
 
例えば、
「いい季節になりましたね」
「朝晩はまだ冷えますね」
など、気候の挨拶。
それが出来たら、だんだんと重い会話になっていくわけです。
 
さて、最初の第一声ですが、工務店の事務所に来てもらった場合は、
「来て頂いたということは信頼頂いてると受け取ってよろしいんですね」
で良いんですが、
見学会なんかで初対面という場合は、
「こんにちは」
でちょっと様子を見て、判断します。
 
ある程度好意を持って見に来ているのか、単なる興味本位なのか?
それを確かめます。
そうでないと、同時に来られると、どちらを優先すればいいかわかりません。
話をしてみないと分からないですよね。
 
だから、たった一言。
「こんにちは」
という挨拶で、ある程度ふるいにかけます。
あなたも、ぜひ試してください。
 
今日は、第1声が重要だと言う話でした。
「今日、あなたがここへ来られたということは、
 ある程度私どもを信頼していると受け取ってよろしいですか?」
 
また、会話できるかどうかは、簡単な挨拶で判断できますね。
会話はキャッチボール。
もし、「こんにちは」に返事がなければ、それは会話を拒否している証拠です。
 
次回は、話には話す順番があると言う話です。


では、また。
 
 
 
 
 
 
追伸 「忘れる力」
記憶する力ではなく、その反対の忘れる力こそが、
私たちの生存に必要な要素なのです。
 
中国の古典においても、忘れる重要性を説いているものが多いですね。
すべてを忘れて無になる・・・
そこに我々の生きる源泉がある・・・
すこし難しいですがじっくり考えてみたいですね。
 
確かに、どうしても忘れることのできない出来事、経験は、
往々にして自分のマイナスになっていることがあります。
 
たとえそれが良い出来事や経験でも、
それに固執することによって新たな試みを拒んだり、
横柄になったりするのではないでしょうか。
 
お互い忘れる重要性を再確認したいものですね。
 
 
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