工務店通信 ~住まいの結婚相談所

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「お金をかけずに追客する方法」18:視点を変える

2024年04月30日 | 追客
━━★ 「安定受注システム構築法」セミナー ★━━━━━━━━━━━━━━━━
 
開催日:5月6日~5月22日 13時~15時 
開催地:高松・博多・岡山・大阪・名古屋・京都・横浜・大宮・品川
参加費:無料(但し喫茶代1000円) 
 
詳しくは下記をご覧ください。 
  ↓   ↓   ↓ 
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こんにちは、若松です。
 
前回は、メールの配信頻度についてお送りしました。
 
ステップメールは毎日、メールマガジンは最低週1回以上でしたね。
また、ブログを書いているなら、メルマガを活用するとより効果的になりますね。
 
さて、今日は視点を変える話です。
 
建物の話をする場合、見込み客に読んでもらうには工夫しなければいけません。
専門的な話は、見込み客の思考回路を停止させます。
だから、素人が興味を示す内容にしなければいけません。
 
では、素人が興味を引く話とは?
 
彼らは業界の裏話を知りたがっています。
工務店が表ざたにできない話。
 
例えば、現場での失敗例、トラブル例、手抜き例などです。
もちろん、自社の失敗例でなく同業他社のトラブル例。
なお、自社の失敗例は一般的な例として紹介できますよ(苦笑)。
 
その話を通して、気を付けるべき点を見込み客に知らせます。
そして、失敗しないための注意点や解決策も知らせてあげるわけです。
そうすれば、建物の話を興味深く読んでくれるようになります。
 
なぜなら、失敗例などはネットで調べてもなかなか出てこないからです。
 
普通、工務店の人は良い話は載せますが、失敗例は掲載しないでしょう。
現場では色んな問題が起きますよね。
 
だから、それを書けばいいんです。
 
ただ、自分の失敗例としてではなく、業界でよくある話としてですよ。
そうした失敗例やその解決策は興味深く読んでくれます。
そして、そう言う話は、見込み客にとっては非常に参考になります。
それで、あなたに対する信頼が深まるんです。
 
業界の裏話をしてくれる人が、同じ失敗をするはずがない。
そう、思うわけです。
 
暴露話をしている本人が、そんな失敗するとは思わないでしょう?
だから、現場でのトラブル話を上手に活用してくださいね。
 
それぞれの専門工事で、失敗例はたくさんあるでしょう?
失敗例と未然に防ぐ方法を一緒に書けば、記事が生きたものになります。
なんせ、業界の暴露話は興味深いですからね。
 
ところで、話は変わりますが、
メールマガジンでは売り込まないほうがいいです。
情報提供に徹してください。
 
売り込む場合は、セールスページを作って、そちらで読んでもらいます。
もし、売り込みばかりのメールマガジンだと、読まなくなります。
そして、メールを開かなくなり、いずれ解除されます。
だから、売込みには注意してください。
 
今日は、視点を変えると言う話でした。
 
現場の失敗例と対策の話は、見込み客の興味を引きます。
次回は、メールの反応を上げるポイントについてお送りします。
 
 
では、また。
 
 
 
 
 
 
 
 
追伸 今日は「開発物語」シリーズの第5回です。
じつは、今日のメールの中には宝が隠されています。
気づいてくれるといいのですが。
 
前回は、メルマガ→無料レポート→座談会、そして各種イベント開催の話でした。
フォトリーディングで右脳が活性化され大量の情報を瞬時に処理できるように。
 
そして、迎えた2003年。
 
1月に軽井沢で開かれた3日間の戦略構築セミナー。
ちなみに講師は神田昌典さん。
セミナー参加者と知り合えたことは、今でも大きな財産になっています。
そのなかには、工務店経営者も結構いました。
 
そして、最も大きな収穫。
それは、セミナー後に「住まいの結婚相談所」という屋号が見つかったことです。
 
その時私が作った戦略図です。
  ↓  ↓  ↓
http://www2.archipro.co.jp/senryaku/senryaku_archi.jpg
 
注)左上に「住まいの結婚相談所」という文字が見えると思います。
 
結婚相談所の住まい版です。
この屋号にしてから、提供するサービスがイメージしてもらいやすくなりました。
アーキ・プロジェクトでは何を提供する会社かよくわからなかったんです。
ですから、それまでは見込み客に説明するのも一苦労でした。
 
屋号は大事です。
屋号で提供している家がイメージできたらいいですね。
それには、大変ですけど一度戦略分析することをお勧めします。
もし、一人でできないなら、お手伝いできるので電話ください。
 
ところで、私はこれだと思ったセミナーは最低3回参加します。
なぜなら、1回ではなかなかマスターできないからです。
前回お話したフォトリーディングが5回、右脳開発講座が4回。
この戦略構築セミナーは3回。
 
そして、その戦略構築をマスターした私は、講師として、
戦略構築合宿セミナーをこれまでに5回開催しました。
 
また、この年から海外へよく行くようになりました。

2003年 1月上海、10月オーストラリア。
 
2004年 5月バリ島、9月イギリス・フランス、10月バリ島、11月アメリカ
 
2005年 6月タイ、7月フランス・イタリア 9月バリ島 10月ベトナム
 
2006年 3月フィリピン、5月ニュージーランド、7月バリ島、8月ニュージーランド
      9月ドバイ、9月韓国、10月アメリカ、11月韓国、12月ニュージーランド
 
2007年 8月蘇州、9月蘇州、10月蘇州、11月蘇州、12月蘇州
 
2008年 1月蘇州、3月蘇州、5月上海・蘇州、6月蘇州、8月上海、9月蘇州・杭州
             11月上海・蘇州 12月蘇州
 
2009年 1月蘇州 3月蘇州 5月北京 6月蘇州 7月バリ島
      8月蘇州 9月蘇州 10月上海 11月蘇州・上海 12月蘇州  
 
2010年 1月上海 2月上海 3月香港 4月上海 6月上海 7月上海 9月蘇州・上海 
      11月香港・マカオ 11月上海・香港・マカオ 12月蘇州・上海
 
2011年 1月上海 2月上海 3月台湾 4月上海 6月上海 7月上海  9月上海 
      10月上海 11月上海 12月上海
 
2012年 1月上海 2月上海 3月上海・無錫・蘇州・杭州 4月上海 
      5月上海・シンセン・香港・マカオ
      6月上海 7月上海 8月上海 9月上海 10月上海 11月上海 12月上海
 
2013年 1月上海 2月上海 3月上海 4月上海 5月上海・ハルピン 6月上海 7月上海
      8月義烏・上海 11月広州・桂林 12月上海
 
2014年 1月カンボジア 2月上海 4月上海 6月上海 6月大連 7月大連 7月大連・青島
      8月上海 8月コタキナバル 9月大連 10月上海 10月無錫・蘇州・上海 
      10月大連 12月上海
 
2015年 1月上海 2月上海 3月上海 3月ドバイ 4月上海 5月上海 5月トルコ 6月上海
      6月西安・上海 7月上海 7月瀋陽・丹東 8月上海 9月上海 9月上海 
      10月上海・蘇州・無錫 11月ドイツ 12月上海 12月上海 
 
2016年  1月クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ 2月上海 3月廈門 4月上海 
      4月成都・楽山・九寨溝・黄龍     5月グアム 5月上海 6月ベトナム 
      6月上海 7月上海 8月上海 8月広州 9月上海 10月上海
              11月スペイン・フランス・イタリア 12月上海
 
2017年  1月イタリア 1月モロッコ 2月ニューヨーク 2月上海 3月桂林 4月上海 
       4月ヨルダン・イスラエル 5月上海 5月トルコ 6月紹興・杭州・上海 
       6月武漢・張家界・武陵源・長沙 6月ハノイ・ハロン湾
      7月プーケット 8月モルディブ 9月台湾 9月インド 10月ペナン 
     10月シンセン・麗江 11月マレーシア 11月敦煌・成都 12月ギリシャ 12月タイ
 
2018年 1月シンガポール 1月ポルトガル 2月シンガポール
そして、今後も海外へ行くつもりです。
 
海外へ行くと、それだけで何かヒントやアイデアが浮かびますね。
もちろん、骨休めもありますが(笑)。
 
 
2003年4月。
英語の勉強を始めました。
と言うより、マーケティングを英語で学ぶことを始めたんです。
本場のマーケティングです。
しかし、残念ながら英語は今でもマスターできていません。
 
でも、副産物がありました。
それは、当時高校生だった娘が、世界に目を向けてくれたことです。
私の学ぶ姿を見て英語に興味を持ち、卒業と同時に1年間語学留学しました。
 
一度、日本へ帰ってきたんですが、
1年間アルバイトをして貯めたお金で、またニュージーランドへ行きました。
ひょっとして、国際結婚するかもと思いましたが、無事日本人と結婚しました。
 
2003年11月。
一つの実験を開始しました。
女性に営業をさせることです。
しかも、建築知識がなく営業経験がない女性。
なぜ、そんな試みをしなければならなかったのか?
 
じつは、その頃「住まいの結婚相談所」の全国展開を始めていました。
結局、3ヶ所オープンしましたが大きな欠点があったんです。
それは、マーケティング知識や営業スキルが必要だったことです。
要するに、経験や知識のない素人ではできなかったんです。
 
ですから、参加いただいた方は皆、神田昌典さん主催の旧実践会のメンバーでした。
彼らは、下地があり勉強もしてましたから、仕組みさえ提供すればよかったんです。
 
それで問題のマーケティングをどうするか?
それを解決するために、全国版のメールマガジンを創刊することにしました。
見込み客は、私が直接全国から集める。
今度は失敗できませんので、メルマガコンサルタントの平野さんに依頼しました。
今でこそ有名になりましたが、その頃彼はまだフリーター上がりでした。
 
メルマガの読者を集め教育するには、相当な費用がかかりました。
これまでに、アドレス収集などに1000万円以上は使いました。
懸賞などを利用したアドレス収集で、1アドレス10円でした。
しかし、最終的に残るアドレスはその内2パーセントくらい。
ですから、結局1アドレス400円についてるわけです。
 
それから、今は自前ですが、当時は文章も編集してもらってました。
執筆と発行代行に毎月10万円かかってましたね。
今は自前ですが、当時は文章も編集してもらってました。
それから約5年、今教育されたメルマガ読者が全国に2万5千人あまりいます。
 
さらに、ホームページもインターネットコンサルタントに依頼しました。
しかし、試行錯誤の連続でした。
ホームページにも、1000万円以上使ってますね。
最初は直接問い合わせが来るようホームページを作っていました。
 
これが間違いでしたね。
敷居が高すぎたんです。
 
結局、これだと言うホームページになったのは、2006年の12月。
そう、それが現在のホームページです。
すなわち、ほったらかしでアドレスを集めることができ、そして教育できる。
そんなホームページが出来上がるまで、まだまだ悪戦苦闘の日々が続くのでした。
 
お金も人手もかけずに集客する。
そして、お金も労力もかけずに追客し受注する。
そんな都合の良い受注システムの構築です。
簡単に出来上がるはずはありませんよね。
 
メルマガを発行する前ですが、見込み客を大量に集める方法を試したことがあります。
ご存知かもしれませんが、「オートコール」。
 
注)オートコールはあらかじめ準備された顧客リストに基づき、
  コンピューター制御の電話システムにより、
  商品紹介メッセージを潜在顧客に自動的に送り、
  販売に結びつける方法です。
 
これにも結構お金が掛かりました(400万円)。
確かに見込み客は大量に集まりました。
12万世帯で2000人集められたわけですから、一応は成功です。
 
しかし、住宅業界で使うにはいろいろ問題が。
まず、電話料金や郵送料がかかること。
1ヶ月に3万件、4ヶ月したので12万件に電話したことになります。
そこで、反応のあった2000人に小冊子を送ります。
それで、電話代が100万円、小冊子送付に80万円、しめて180万円。
 
そして、集まる見込み客の質が悪いこと。
どの程度かと言うと、見込み客になりそうなリストです。
ですから、スクリーニングに費用と手間がかなりかかります。
 
そして、そのリストをフォローするのにまたお金と労力がかかることです。
私の場合は、ニュースレターを送り続けていました。
しかし、成約に至る見込み客はほんの一握り。
これでは、誰でもが取り組めません。
それで、メルマガと言うことになったわけです。
 
オートコールは費用対効果を考えたらお勧めできません。
十分な資金があり、努力と根性でがんばれるのなら別ですが。
 
そしてもうひとつの課題、知識や経験がなくても成約できるシステム。
それで、素人女性を採用して試してきたわけです。
そして、その集大成が「工務店のための初期面談法」なんです。
 
営業経験がなくても接客でき、建築知識がなくても契約できる。
そんなノウハウが出来上がったわけです。
では、そんな女性をどうやって見つけるのか?
それは・・・
 
この続きは、また。
 
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   アーキプロジェクト株式会社 代表取締役 若松敏弘
 
   あなたの受注に対する悩みを“金輪際”消し去ります!
 
  香川県高松市太田上町1182
  TEL 087-869-7115 FAX 087-869-7116
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  【MAIL】 <archi@archipro.co.jp>
   個人情報に対する考え方については下記をご覧下さい。
  → http://www.archipro.co.jp/a1093.html
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問い合わせ・苦情があれば、以下のメールアドレスまでお願いします。
 
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「お金をかけずに追客する方法」17:メールの配信頻度

2024年04月23日 | 追客
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開催日:5月6日~5月22日 13時~15時 
開催地:高松・博多・岡山・大阪・名古屋・京都・横浜・大宮・品川
参加費:無料(但し喫茶代1000円) 
 
詳しくは下記をご覧ください。 
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こんにちは、若松です。
 
前回は、記事の作り方をお送りしました。
勉強会のテーマになる記事は、ステップメールとして使えますね。
 
今日は、メールの配信頻度についてお送りします。
 
メールマガジンの配信頻度は、最低、週に1回は配信してください。
何故、週に1回か?
 
以前、ニュースレターの話の時に、月に1回では間隔が空き過ぎるって言いましたよね。
それは、本気になった見込み客は1週間単位で動くからです。
動けばライバルの誰かと接触します。
 
関係を保っておくために最低1週間に1回は接触の機会を持たなければいけません。
そうでないと、ライバルに見込み客を持っていかれてしまいます。
 
だから、毎週メールマガジンを発行しなければいけないんです。
できれば、週2回はメルマガを発行したいですね。
 
でも、実際、メルマガを書くとなると、難しいです。
ちなみに、あなたはブログを書いてますか?
 
もし、ブログをやっているのであれば、メールマガジンにすれば良いです。
 
ブログは見に来ないと読めません。
でも、メールマガジンは読者にダイレクトで届けられます。
だから、私はメルマガが中心です。
 
まず、メルマガで記事を書き、そして、ブログに過去記事として載せています。
私は、ブログを3つ運用していますが、記事はすべて同じです。
貼り付けるだけなので、手間はそんなにかかりません。
1つの記事を1回しか使わないのはもったいないですね。
また、ブログだけでなく、ホームページのコンテンツにも使えますよ。
 
ちなみに、あなたはブログにどんなことを書いていますか?
やはり建物の話ですか?
それとも、建物以外ですか?
 
ブログをやってる人は多いんですが、少し気になることがあります。
それは、ブログの内容が独りよがりになっていることです。
視点を変えるだけで、読み手にとってありがたい情報になるんです。
 
例えば、建物の話。
視点をどのように変えれば、読者に有益な情報になるでしょう?
また、興味を持って読んでもらえるでしょう?
それには、読者が何を知りたがっているかを考えることです。
 
続きは次回します。
 
今日は、メールの配信頻度についてお送りしました。
ステップメールは毎日、メールマガジンは最低週1回以上。
また、ブログを書いているなら、メルマガを活用するとより効果的になりますね。
 

 

では、また。






追伸 今日は「開発物語」シリーズの第4回です。
最近のメールは少し長いですが、参考になる点もあると思います。
もし、気になることがあれば遠慮なくご質問ください。
喜んでお答えします。
 
前回は、私が業者選びに焦点をあわせた話をしました。
しかし、事業が軌道に乗ったわけではありませんでした。
それでも、少しづつ紹介依頼が出始めた矢先。
 
妻から突然の電話。
「おじいちゃんが倒れて救急車で病院に運ばれた」
 
無料相談を中断して、病院へ駆けつけると、弟がすでに来ていました。
そして間もなく母も来て3人そろったところで、医者に呼ばれました。
「結論から申し上げます。
  脳幹部分の血管がさけているので、手術できません。」
無情にも、それは、死を意味するものでした。
そして1週間後、1度も意識が戻ることもなく、父は亡くなりました。
いつも私の新事業を心配してくれ、金銭面でも援助してくれてました。
その父の期待にこたえることができなかったことは、今でも残念でなりません。
 
しかし、皮肉なことです。
父が残してくれた遺産のおかげで、とりあえずお金の心配がなくなりました。
思い切ってこの事業に取り組めるようになったんです。
 
ですから、どんなことがあってもやめるわけには行きません。
父のため、母のため、妻のため、弟のため、
そして、これまで応援してくれたすべての人のためにも、やめられません。
 
9月30日に創刊していたメールマガジンは、定期的に週1回発行していました。
今読み返してみると、下手な文章で恥ずかしいんですが、気持ちは入っていましたね。
突撃アンケート調査、現場で職人取材、設計事務所訪問、工務店訪問。
そして、よろず住宅相談。
 
それらを、メルマガに書きました。
すべて私が経験した実話に基づくものでした。
 
そして、2001年3月。
ようやく見込み客のリスト集めが始まりました。
発行済メールマガジンから、記事をピックアップして無料レポートを作成。
無料レポートをエサに、小広告を出して見込み客リストを集めたわけです。
 
これが結構ヒットしました。
5万円の広告で50人くらい申込んできました。
 
3回の広告で、見込み客が150人を越えた頃です。
見込み客を集めたはいいが、これからどうしたらいいの?
と言うことで思いついたのが、集団見合い。
 
見込み客と工務店や建築家を直接会わせてしまえ。
ずいぶん乱暴だったと思います。
「あなたと職人の座談会」
今思えば少ない見込み客でしたが、26組参加してくれました。
工務店8人、建築家8人、職人8人、案内が私を含めて4人。
 
このイベントは大盛況でした。
 
じつはこのときの模様は、お金をかけてプロに取ってもらってました。
PRビデオとして使うつもりでしたが、今もほとんどがロッカーに眠ってます。
この座談会は、その後勉強会に変わりました。
 
12月には、建物探訪でおなじみの渡辺篤史さんを招いて講演会をしました。
270人ほど集めることができたんですが、経費も結構かかりました。
これはあまりお勧めできませんね。
 
この年は、セミナーも開催しました。
とにかく、見込み客と実際に会う機会を増やすことを考えました。
「土地付住宅獲得セミナー」
これは平日の夜にしました。
講師は、私、不動産屋、工務店社長の3人。
 
後にも先にも、折り込みチラシを使ったのはこの時だけです。
工夫したのは、町名入りにしたことです。
「○○町にお住まいで土地をお探しの方へ」
特にアパートの多い地域に絞って折り込みました。
 
そして、「本物住宅獲得セミナー」。
このセミナーは、ターゲットを変えました。
土地付住宅獲得セミナーは、予算が2000万円までの人が対象でした。
しかし、このセミナーは、それ以上予算がある人を想定して企画しました。
講師は、私、建築家、工務店社長、不動産屋の4人。
平日夜の開催で、参加費は1000円。
 
これら方法は今でも使えるかもしれませんね。
ただ、もし開催するなら、売り土地情報は用意しておいてくださいね。
 
2001年は見学会も何回か開催しました。
有料で2000円~3000円徴収しました。
 
時間割を決めて、1日3回の開催。
この方法だと、少人数で見学会ができます。
説明者は一人でいいし、最後はリビングに集まってざっくばらんな話し合いです。
見込み客には、すべてこちらの都合に合わせていただきました。
そんな見学会ですから、濃い見込み客しか来ませんでしたね。
 
2002年は、結構マスコミの取材を受けました。
上記のようないろんな企画イベントをしていましたからね。
また、それをホームページで告知していたので、マスコミが見つけて取材に来たわけです。
地元の四国新聞、岡山放送、テレビせとうち、そしてNHK。
 
また、変化の年でした。
その中で、最も大きな変化をもたらしてくれたのが「フォトリーディング」。
3日間のセミナーですが、結局5回参加しました。
すべて東京で開催ですから、参加するには4日必要でした。
でも、このおかげで毎日の生活が劇的に変化。
夜までかかっていた仕事が1時間ほどで終わるように。
 
なぜなら、重要なことを優先し、無駄なことを省けたからです。
そして、思考速度が極端に速くなりました。
 
なぜなら、右脳を活用できるようになったからです。
 
パソコンで言うと、左脳はディスプレイ、右脳はハードディスク。
処理できる情報量が圧倒的に違うわけです。
 
フォトリーディングを単なる速読と思ってる人が多くいます。
しかし、使い方次第では、とんでもない成果をもたらしてくれます。
ただ、このフォトリーディングですが、講師によってばらつきがあります。
 
右脳を活用できるようになった私は、さらに勉強しました。
当時48歳の私でも、どんどん新しいことを吸収できたんです。
この時から、私のセミナー通いが極端になりました。
 
そして、2003年。
1月に参加した3日間のセミナーが、また大きな変化をもたらしました。
それは、・・・
この続きは、また。
 
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「お金をかけずに追客する方法」16:記事の作り方

2024年04月16日 | 追客
━━★ 出張無料説明会 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 
開催日:4月5日~4月18日の期間限定です。
開催地:あなたの事務所 
参加費:無料 
 
詳しくは下記をご覧ください。 
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http://www2.archipro.co.jp/tanpatu/setsumeikai.html
 
Zoom希望の場合は、日時・招待メール・ミーティングID・パスコードを明記ください。
 
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こんにちは、若松です。
 
前回は、読者を行動させるにはどうしたらいいかと言う話でした。
 
物語は反応を上げます。
メールですから、まずクリックさせなければいけませんね。
クリック癖がつけば、申し込みもスムースになります。
 
今日は、記事の作り方です。
ステップメールもメルマガも教育が目的ですから、元ネタはセミナーがベストですね。
 
では、手順を説明します。
 
1 セミナーを録音する
2 録音したものをテープ起こし(文字にすること)する。
3 文字データを均等に分けます。(1時間のセミナーで10話くらい)
4 1話づつ編集する。
5 メルマガ用に体裁を整える。
そして、見込み客が特に興味を引くテーマは、ステップメールで使用します。
 
 
ところで、見込み客との会話も記事にできますね。
 
初めてのお客さんには、同じような話をしていると言うことはありませんか?
もし、そうであれば、それをステップメールにすることができます。
そうすれば、初めて会った時、その話はしなくて良いでしょう。
 
また、見込み客にとっては、読むほうが対面で聞くよりも良く理解できます。
なぜなら、1度に読む量が少ないし、後で読み返すこともできるからです。
 
だから、見込み客の前でしゃべる時は必ず録音しておいてくださいね。
そして、それを文字にすれば記事はいくらでも出来ます。
 
話し下手でも、お客さんとはいろいろ喋っているでしょう?
その会話の中で
「あ~今良いこと言ったなあ」
と思う事ってないですか?
 
ですから、録音しておくんです。
そうすればいつでもネタとして使うことができます。
 
ところで、ステップメールの目的ですが、
基礎的な事やどうしても知っておいてほしい事を伝えることです。
登録した人すべてが同じシナリオを初めからすべて読むことができます。
ですから、基礎教育に適しています。
 
それに対し、メールマガジンは、毎回記事を書いて配信します。
そして、同じ内容のものが登録者全員に送られます。
目的は、見込み客と常に関係を保っておくことです。
 
だから、継続教育に適しています。
 
継続教育が目的ですから、家に対する欲求を高めないといけません。
欲求を高めるには、見込み客に新居をイメージさせることです。
今より快適で素敵な新居のイメージです。
毎日の生活を楽しんでいることがイメージできれば、行動したくなります。
 
イメージさせる方法で簡単なのは、OB宅の紹介です。
いかに楽しく暮らしているかをレポートすれば良いんです。
 
今日は、メルマガ記事の作り方をお送りしました。
勉強会のテーマになる記事は、ステップメールとして使えますね。
 
次回は、メルマガの配信頻度についてお送りします。
 
 
では、また。
 
 
 
 
 
 
追伸 今日は「開発物語」シリーズの第3回です。
前回は、私がCG画像サービス、そしてCGそのものに見切りをつけた話でした。
しかし、方向性は決まりましたが、ゴールが見えてたわけではありません。
今日は、かなりの回り道にはなりましたが、現在の私の血となり肉となった話をします。
 
1999年10月。
前回、3度目の施主体験での疑問があった話をしましたね。
値段の根拠、業者選択、完成イメージ、この3つでした。
 
完成イメージに焦点をあわせたのが失敗でした。
それで、完成イメージの「CG」から「業者選び」へシフト変更。
建物ではなく、業者選びに焦点をあわせたんです。
 
まず取り組んだのが、すでに家を建てたお宅への突撃アンケート調査でした。
 
いつ、どの業者で、いくらで、なぜ建てたのか?
建ててどうだったか?
その業者を知り合いに紹介するかどうか?
それはなぜか?
 
こうして毎日無作為に飛び込んでは、聞いてまわりました。
その数300軒以上。
 
面白いことに、家づくりを真剣にした人ほど雄弁に語ってくれました。
なぜなら、こだわりの家づくり話を、友人知人は真剣に聞いてくれないからです。
 
それは、単なる自慢話ですから。
 
そのアンケート結果をホームページで公開しました。
これから建てる人にとって、業者選びの貴重な判断材料になると思ったんです。
 
しかし、残念ながら結果につながりませんでした。
インターネットがまだ普及しておらず、見る人がほとんどいなかったんです。
 
ところで、このアンケート調査ですが、手間はかかりますが得ることは多いですよ。
自社のOB宅、他社の家、どちらもたくさんの気づきが得られます。
 
でも、本音を聞くにはチョッとしたコツがあります。
内緒で調査方法をお教えしましょう。
調査員は素人が良いです。
これから家を建てるという前提で、アンケート調査をします。
 
「素敵なお家ですね。
 この前を通るたびに、気になってたんです。
 実はこれから家を建てようと思ってます。
 それで、ぜひ話を聞かせてください。」
 
こんな感じですかね。
 
 
次は、新築現場へ行き、そこで働いてる職人さんに直接聞きました。
「これから家を建てるんですが、少し話を聞かせてもらっていいですか?」
 
まず、元請け業者がどこで、その評判は?
金払いは?
人間性は?
 
そして、肝心の質問。
「もし、あなたが自分の家を建てるとしたら、どこに頼みますか?」
 
常にいっしょに仕事をしている人の評価は貴重だと思ったんです。
それから、名前の出た工務店さんに行きました。
作業場は整理整頓できているか、社長の人柄を知るためです。
 
 
そして、設計事務所にもお邪魔しました。
その設計事務所がよく施工を頼む業者を聞くためでした。
 
また、肝心な質問。
「あなたの家を施工した工務店はどこでしたか?」
 
設計士の家を施工した業者はとくに信頼できると思いました。
自分が住む家を、問題のある業者に頼む人はいませんよね。
 
こうして蓄えたデータをホームページで紹介しようと考えました。
私のところにくれば、間違いのない業者を紹介してくれるに違いない。
見込み客はそう思ってくれるだろうと勝手に思い込んでいたんです。
 
しかし、またしても現実はうまく事が運びませんでした。
ホームページを見に来てくれなければ、話が始まりません。
インターネットが普及するのを待つしかありませんでした。
 
また、工務店へ行き、秘密の調査をしました。
業者の本質を知るために、CGソフトを販売したんです。
冷たく追い返す工務店。
居留守を使う工務店。
きちんと対応してくれる工務店。
 
最悪なのは、そのCGを買うふりをして、私を利用する工務店。
信頼できる会社かどうかは、行けば何となく雰囲気で感じます。
また、話をすれば、経営者の家に対する思いが伝わってきます。
 
工務店へは物を売りに行けば、うわべではなく本質がわかります。
その時、私に冷たくした工務店、私を利用した工務店。
もちろん、今でもよ~く覚えていますよ(笑)。
 
そういうこともあるので、
すべての人を温かく迎えてくださいね。
 
こうしてさまざまなデータを蓄えていきました。
しかし、紹介依頼はなかなかありませんでした。
何かが足りなかったんです。
それは、私への信頼です。
それががなかったので、業者紹介に至らなかったんです。
 
そして、2000年3月。
残っていた社員が、ついに私から離れていきました。
とうとう私は独りぼっちになってしまったんです。
しかし、これでようやく私自身、踏ん切りがつきました。
一人になったおかげで、出費は最小限になり、精神的に楽になりました。
 
2000年5月。
香川産業頭脳化センターのロビーで、個別相談を開始しました。
「よろず住宅相談」
とにかくじっくり話ができれば、信頼されるだろう。
そう思ったんです。
 
ミニコミ紙に小広告を出し、無料相談を週1回行いました。
毎週一人二人は来ました。
 
しかし、実際の紹介に至るような相談者は、なかなか来ませんでした。
この時、CGに出会ってすでに3年が経過。
 
新事業を立ち上げてこれまで1度も収入がない、いや取れなかったんです。
それでも続けられたのは、食品会社の社長としての給料があったからです。
そうでなければ、とっくにたたんでいたことでしょう。
それでも、少しですがなんとか紹介依頼されるようになりはじめていました。
 
2000年9月。
じつは、おぼろげながら、全国展開を考えはじめていました。
マーケティングを勉強し始めたのもこの頃です。
9月30日、地元でメールマガジンの発行を始めました。
無料レポート用の記事を書き溜めようと思ったんです。
 
これで心配をかけていた家族を安心させられる。
そう思った矢先。
香川産業頭脳化センターのロビーで無料相談をしている時、妻から突然の電話が。
「おじいちゃんが倒れて救急車で病院に運ばれた」
 
 
この続きは、また次回。
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「お金をかけずに追客する方法」15:行動させるには?

2024年04月09日 | 追客
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こんにちは、若松です。
 
前回は、ステップメールに物語を取り入れる話でした。
 
物語は強力です。
一度読み始めたら、次が気になって途中でやめられません。
だから、本文は読まなくても追伸の物語だけは読むと言う人がいます。
 
とにかく、まずはメールを開いてくれればいいわけです。
そうすれば、読み癖がつきます。
そして、読み癖がついたたら、今度は行動させる工夫ですね。
 
では、どうすれば行動させることができるでしょうか?
 
いきなり来社は難しいと思います。
また、電話をさせるのもハードルが高いですね。
最も敷居が低いのは、クリックさせることです。
クリックして見学会やイベントの案内を見てもらいます。
 
しかし、初めてクリックする時って、かなり抵抗感があります。
クリックしたら、お金を請求されるんじゃないか?
個人情報を吸い取られるんじゃないか?
など、いろんな心配をします。
 
だから、いきなり見学会の案内をしても申し込んでこないんです。
前もってその不安を取り除いておく必要があります。
クリックしやすくするために、クリック癖をつけておかなければいけません。
 
読み癖をつけたら、今度はクリック癖です。
では、具体的にはどのようにクリックさせるか?
 
私がよく使う手は、映画の紹介です。
非常に面白かったのでと言って、映画のサイトを載せておきます。
また、本の紹介や泊まったホテルの紹介もしています。
 
このように、時々紹介してクリックすることに抵抗を感じさせないようにしています。
そうしておくと、いざと言う時に抵抗なくクリックしてくれるんです。
 
クリック癖の次は、買い癖です。
 
インターネット上で買い物をしてお金を払う経験をさせることですね。
私がアマゾンで本の紹介をしているのはそのためです。
 
さて、ステップメールを効果的にする方法について理解いただけましたか?
 
追伸にプロフィールや物語を書くと反応があがります。
しかし、言うのは簡単ですが作るのは大変です。
 
では、これから作り方を私の例で説明します。
一気に全部書き上げるのは大変なので、毎日少しずつ書きました。
メールマガジンの追伸として書いていきました。
 
物語を書き終えたら、今度は1話づつ編集です。
編集がすんだら、ステップメールの追伸に組み込みます。
こうして、私の開発物語は出来上がりました。
 
 
今日は、読者を行動させるにはどうしたらいいかと言う話でした。
メールですから、まずクリックさせなければいけませんね。
クリック癖がつけば、申し込みもスムースになります。
 
次回は、記事の作り方を話しますね。


では、また。
 
 
 
 
 
 
 
追伸 今日は「開発物語」シリーズの第2回です。
前回は、私が住宅業界に関わるようになったきっかけの話でした。
それは、3回目の施主体験の時です。

その時の疑問が3つ。
 
そのうちの一つ、平面図では完成イメージがわかなかった。
これに着目したことがなぜ問題だったかを、これから話します。
 
それは1997年9月。
わが家を建ててくれた工務店へお邪魔してた時のことです。
そこへ、CGソフト販売業者が突然来て、説明しだしたんです。
横で見ていた私にとって、それは大きなショックでした。
 
家を建てる前に、パソコンの画面上に家が建つ。
「私が建てる時これがあったら!」
そう思いました。
 
こうして初めてCGにめぐり合ったんです。
 
それから半月後、ソフト会社の説明会があり、興味本位で参加。
実際にその場で体験してますますCGに惹かれていきました。
「私のような人はきっとたくさんいるに違いない」
そして、これはビジネスになるかもしれないと考えるようになりました。
 
それから半月後、半分趣味のつもりで、CGシステムを700万円で購入してました。
今はなきテレシス社の「アーキウィンCG」。
これが建築業界と関わるようになったきっかけであり、苦労の始まりでした。
 
CG画像サービスを1997年11月に大阪で創業。
そして、1998年1月アーキ・プロジェクト株式会社を設立。
 
しかし、住宅が好きだというだけで商売になるほど、世の中そう甘くはありませんでした。
家族の反対を押しきって始めた手前、簡単にやめるわけにも行かず、一人で悩む毎日でした。
 
1998年7月のことです。
ソフト会社にいた営業とCGプランナーが我社で働きたいと行って来ました。
私にとって、本当に強い味方に思えました。
資金のあるうちに何とかしたいと、この二人にすがる思いでした。
「これで助かる」これでゆっくり眠れる。
 
しかし、安堵の日は長くは続きませんでした。
売上以上の経費がかかったんです。
10月の終わりにはついに資金も底をつき、貯金を持ち出すようになっていました。
 
毎月30万円、50万円と出る一方でした。
今思えばこの時はまだ他人に頼っていて、自分で何とかしなければという気持ちではなかったんです。
お金さえ用意すればその内なんとかなるだろうと、のんきに構えていたところがありました。
 
しかし、会社設立から1年。
1999年1月には、保険を解約して運転資金にしなければいけないほどになっていました。
 
さらに悪いことに、2月には急性糖尿病で緊急入院。
その時の血糖値が「1076」。
死んでもおかしくない状態でした。
これまで金銭的な迷惑をかけてきた妻に、今度は精神的な心配まで・・・。
またこの入院では、父母や弟にまで迷惑と心配をかけてしまいました。
 
父は私の死を覚悟したと、のちほど語ってくれました。
「この年で孫を養っていかなければ・・・」
医者に呼ばれた時、そう思ったそうです。
弟には金銭的な負担をかけてしまいました。
残高不足で銀行から連絡があり、60万円の立て替えを。
 
悪いことは重なるもので、頼りにしていた営業社員から突然の辞表が。
入院中のことでした。
 
そして、1ヶ月後、無事退院することができました。
残った社員となんとかがんばろうと再出発を誓いました。
「とにかく出費を押さえ、どんな小さな仕事も一生懸命やろう」
それでも赤字はつづき、妻の貯金まで下ろさせることに。
本当に情けなく、人生で最低の時期でした。
こんな私についてきてくれた妻には心から感謝しています。
 
そしてとうとうCG画像サービスに見切りをつける時がきました。
このまま続けるか、やめてしまうか。
その時期、私の考えていることといえば、今月の支払をどうしようかということばかりでした。
 
そんな時、大きな変化のきっかけがありました。
それは、香川産業頭脳化センターでの展示会です。
 
特に何を期待するでもなく出展しました。
出展内容は、CGシミュレーションです。
精密な画像サービスではなく、簡単なシミュレーションでした。
展示会に来ているお客さんは、住宅目当てに来た人たちではありませんでした。
 
しかし驚いたことに、多くの人が子供のように喜んで体験してくれました。
誰もが、私が忘れていた初めてCGにふれたときの興奮を味わったんです。
急に明かりが差してきたようでした。
 
住宅目的でない場で、CGシミュレーションをすれば家を建てたい人を見つけられる。
そこで見つけた家を建てたい人を、工務店に紹介すればお金になる。
そんなことを考えていました。
 
たとえばスーパーやデパートで、買物客にCGシミュレーションサービスを提供。
実際、ホームセンターで毎週土曜日に開催し、4ヶ月行いました。
 
しかし、大きな問題があったんです。
それは、真剣な人に限って、すでに契約済だったということです。
 
失敗には終わりましたが、これが「住まいの結婚相談所」を始めるきっかけになりました。
 
でも、この失敗経験がCGそのものに見切りをつけさせてくれました。
CGは、工務店が顧客満足を高めるために使う道具だということがわかったんです。
そして、私が進むべき方向性がはっきりとしてきました。
でも、まだまだ遠回りをすることになるんですが・・・。
 
それからは、どうすれば見込み客が私に振り向いてくれるか?
そればかりを考えました。
そして、私がまず取り組んだの、アポなし突撃アンケート調査。
それは・・・
 
この続きは、次回。
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「お金をかけずに追客する方法」14:物語を活用

2024年04月02日 | 追客
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こんにちは、若松です。
 
前回は、追伸で「取ってほしい行動をストレートに」と言うことでした。
追伸活用法は7回で完結です。
 
1日目:プロフィール
2日目:ライフスタイル
3日目:感動した話
4日目:お金の価値観(高額)
5日目:お金の価値観(少額)
6日目:幸せの価値観
7日目:取ってほしい行動への呼びかけ
 
さて、今日は、追伸活用法その2「物語」を活用するです。
ステップメールをより効果的にするために、物語は非常に有効です。
 
まずは、私が使っている「開発物語」をご覧ください。
 
「突然ですが、開発物語をお届けしたいと思います。
 開発物語?
 って、思われたことでしょう。
 
 それは、わたしが「住まいの結婚相談所」というブランドを築き、さらにどのように集客し、
 数多くのお見合いをマッチングさせてきたか?
 また、どんな視点で、どんな試みをしてきたのか?
 それらについてお話しようと思います。
 
 つまり、「住まいの結婚相談所」の仕組みの開発物語(ストーリー)です。
 
 きっと、あなたの集客・受注に役立つヒントがあると思います。
 特に、数多くの失敗例は参考になることでしょう。
 
 ですから、どうぞこれからの「住まいの結婚相談所」開発物語シリーズを保存版として、
 受信メールの特別なフォルダーに保管しておいてくださいね。
 
 ということで、今日はその開発物語の第1回目です。
 
 お金も人手もかけずに集客する。
 そして、お金も労力もかけずに追客し受注する。
 そんな都合の良い受注システムの構築に取り組んできました。
 しかし、最初から順調だったわけではなく、試行錯誤の連続でした。
 
 この話は、私が42歳の時に始まります。
 それまでの私は、住宅業界とは無関係でした。
 社会人になって20年、ずっと食品業界にいました。
 
 平成8年、わが家をある工務店で建てたことが建築業界に関わるきっかけになりました。
 家づくりは3回目だったため、以前の失敗をもとに「次こそは・・」と言う気持ちでした。
 前の失敗の原因は、安易に施工会社を決めてしまった事です。
 そこで、この時は20社以上に見積をしていただき、各業者から説明を受けました。
 しかし、何かが決定的におかしかったんです。
 
 それは、大きくわけると次の3つでした。
 
 
 1.値段の根拠が不透明。
 
 まず、間取りも仕様も似ているのに、見積金額がなぜ大きく違うのか?
 「なぜこの値段なんですか?」
 しかし、明確に回答できた業者はいませんでした。
 私も商売人ですから、原価でない事ぐらいは判っています。
 
 A社で「○○万」。
 B社では「A社の出した値段から5%引きますよ」なんて事もありました。
 
 じゃあ原価は「結局いくら?」
 
 それが100円の商品なら、それもいいでしょう。
 しかし、家はその何十万倍もします。
 値段の根拠をはっきりして欲しい。
 そう思いました。
 
 さらに、見積書には、基礎工事、大工工事、電気工事、・・・。
 比べてみると、C社の基礎工事100万円、D社は75万円。
 しかし、合計金額はC社もD社もあまり変わらない。
 
 いったいどう判断すれば良いの?
 と言うことなんです。
 
 もちろんどの業界もそうなんでしょうが、住宅業界は特によくわかりません。
 特別閉鎖的な業界ですね。
 住宅業界の人に聞くと、
 「値段の根拠?つけられないよ!何人の人が間に入ってるか誰も判らないよ」
 と、ホントにブラックボックスの大きさを感じました。
 
 
 2.どこの業者がいいのかわからない。
 
 これなんです。一番困ったのが。
 住宅展示場へ行くと、夜討ち朝駆けで次から次へと業者がやってきました。
 もう誰が誰だかわからなくなり、実際まいりました。
 
 しかし、良いことはわかっても、悪いことがわからなかったんです。
 だから、比べようがない。
 やっぱり優秀な業者とめぐり合いたかったんです。
 
 どこへ行っても、ウチで建てるのが一番ですとしか言いません。
 私が知りたかったのは、どの会社がアフターも含めてちゃんと仕事をしてくれるかという事。
 
 当時、TVの「欠陥住宅特集」で、
 「施主が安くしろっていうから、手を抜くんですよ」
 という番組を見て、ますます業者選びが判らなくなったのを思い出します。
 
 
 3.説明してる内容が理解できない。
 
 家は地場の工務店さんにお願いし、そこそこ満足しています。
 しかし、打合せの時、工務店さんの説明がわかりませんでした。
 素人ですから、平面図だけではわからなかったんです。
 どんな家になるかは、実際建ってみて初めてわかるんです。
 
 これってどう思いますか?
 
 施主はわからないまま家づくりが進んでいく。
 う~ん考えたら恐ろしい話ですよね。
 
 この3つの問題が業者と素人のギャップなんです。
 あなたは素人の悩み、本当に理解できてますか?」

 

 

ステップメールをより効果的にするために追伸を活用するわけですが、
前回までの7回シリーズでは、人間にスポットを当てていました。
 
そして、今回の物語は、商品に焦点を合わせています。
工務店であれば、当然「家」ですよね。
 
あなたが、今、なぜ家を建てているのか?
今日に至る経緯を物語にするわけです。
最初から今まで全く問題もなく順調だったと言う人は少ないと思います。
いろんな苦労も経験されたでしょうし、失敗もしてきたしょう。
 
また、だまされたこともあるでしょうし、泣かされたこともあると思います。
そういうエピソードを書くと、家づくりに重みが出ます。
こんな苦労している人なら任せても大丈夫。
見込み客は、物語を読むと感じ取るんです。
 
ちなみに、あなたは、今まで、順風満帆で、何の問題もなかったですか?
たぶん、色々紆余曲折あり、挫折も経験し、だまされたこともあったのでは?
それを、時系列に書いていけば物語が完成します
その物語は面白いはずですし、読んだ人は感動すると思います。
 
物心ついた時、工務店をやろうと決めていた人は少ないと思います。
しかし、現在一生懸命家づくりをしている。
このギャップが物語です。
そして、浮き沈みのエピソードが加わると、興味深い感動を呼ぶ物語になるんです。
 
では、どんな話を物語に書けば良いか?
 
まずは生い立ちです。
いつ、どこで産まれ、どのように育ってきたか。
 
命に関わる出来事。
死ぬ思いをしたと言う経験です。
 
それから、失敗談とか、恥ずかしい経験。
たくさんあると思います。
 
オープンにできる範囲での家族の話。
楽しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったことなど。
 
こだわりや趣味。
特に、熱中している趣味は、共感を呼びやすいです。
最も簡単なのは、ペット。
犬好きな人は、犬を飼っていると言うだけで安心します。
 
そして、家に関する出来事。
先ほども言いましたが、苦労話や失敗談です。
 
これらの話を組み合わせて物語にします。
 
さて、物語をどのぐらいの長さにするか、何話にするか?
それは、ステップメールのシナリオ数によります。
シナリオ数が少なければ物語は短くなります。
また、シナリオ数が多ければ物語も長くなります。
 
ちなみに、私が現在提供しているステップメール用シナリオ
「失敗しない住まいづくりの秘訣」は全34話です。
 
ですから、プロフィールが7回とすると、残り27回ですね。
物語24回と案内3回の構成になります。
 
一度設定すると、登録日から自動でメールが送られていきます。
住まいづくりに役立つ情報に追伸をセットにすると効果が倍増します。
 
今日は、ステップメールに物語を取り入れる話でした。
物語ってけっこう面白いですよね。
だから、追伸だけは読むと言う人がいます。
物語は読むのを途中でやめられなくなります。
それで、読み癖がつくわけです。
読み癖がついたたら、今度は行動させる工夫が必要です。
 
その話は次回しますね。



では、また。






追伸 「失敗から学ぶ」
私たちは、成功よりも失敗から学ぶものです。
多くの場合、やるべきではないことに気づくことから、やるべきことを発見するのです。
 
おそらく、失敗したことのない人は、そんな発見もしたことがないのです。
 
最近、失敗、挫折って自分の人生にどういう意味があるのかな?
と真剣に考えることがあります。
 
普通に考えれば、
「自分は運が悪い・・・環境が悪い・・・あいつが悪い・・・」
と怒り、憎しみ、そして不平不満に走りがちです。
 
しかし、成功、幸せは、そういった失敗、挫折もすべて、
すべての出来事の責任、原因は自分にあるのだ。
と100%認めることでしか手に入れることができません。
 
失敗、挫折を自分の責任、原因と認めるのは、感情的に非常に難しいです。
しかし、それが簡単になる方法はあります。
 
まずは失敗、挫折から一歩引いてなるべく冷静に、
感情をはずして単なる1つの出来事ととらえること。
そしてそこから、自分が学ぶことは、もしくは学んだことは何だろう?
と1つ1つピックアップしてみるのです。
 
次に、自分がやるべきことをピックアップします。
その時には、すでにそのことができているかのようにイメージし、
感情も取り込んでしまうのです。
 
ここまでできれば、失敗、挫折にマイナスの感情はなく、
逆に、感謝、プラスの感情に変わってるはずです。
3分あればここまでできると思います。
 
あなたも、ぜひ試してみてください。
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