工務店通信 ~住まいの結婚相談所

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「影響力の武器」 総集編

2010年05月10日 | 心理学
こんにちは、若松です。


長かった「影響力の武器」が終了しました。
”人はなぜ動かされるのか?”
今日は、復習を兼ねてその総集編をお送りします。

まず、なぜ心理学を学ばなければいけないか?
それは、ビジネスは、
”お客様になんらかの行動を起こしてもらった結果”
利益が発生するからです。

お客さんに行動を起こしてもらわなければ、利益が得られない。
もし、あなたが努力しなくても、お客さんが自然に行動するとしたら・・・
それを可能にするのが、影響力なんです。



では、本題に入りましょう。
要点を箇条書きにするので、
詳細は以前のブログをご覧ください。

理由+要請でお願いすれば、
承諾を得る確率が高まる。
「価格の高いもの=良いもの」
というルールを提供する。
最初に見たものと後から見たものとの違いを
セールスに活用する。


「返報性」
他人から何かをいただいたら、
必ずそれ以上のお返しをしたくなる。
先に与えあとから回収する。
”ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック”
”相手が拒否すれば、譲歩する”



「一貫性」
”自分が決定したことに一貫性を持たせる”
「考えるという本当の労働を避けるために、
 人はどんな手段にも訴える」
”約束”は一貫性を強力に作用させる。

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」
片足を入れてドアが閉まらないようにしてしまえば、
もう売ったも同然。
指示に従って行動をとらせる。
より多くの労力を使うほど、実行性は高まる。
「自ら下した意思決定は最優先され持続する」
魔法の質問「どうされますか?」
”すべて相手に決めさせる”

「ローボール・テクニック」
最初に不利な条件を隠して、承諾を得るテクニック。

「ザッツ・ノット・オール・テクニック」
相手の拒否を待たずに、ハードルを下げていく方法。


「社会性」
「同じ行動をとった人の数が行動に大きな影響を与える」
”集団的無知”
人は、他人の行動をよく観察して行動にでる。
ぐらついている時に類似性を考慮しリストを見せる。



「好意」
血脈・人脈+圧倒的な証拠を活用する。
人は見た目の印象に大きく影響される。
”肩書き”は、都合の良い印象を与える。
相手とのとの共通点を探す。
”相手に純粋な関心を持つ”
世辞はマイナスなことのあとに褒めると効果がある。
接触回数が多くなると親近感が増す。
協力者になれば影響力は強力になる。


「権威」
あらゆる権威を利用する。
データがものを言う。
中身より身に付けている物で判断される。
自問することで外見や肩書に惑わされない。
誠実さをアピールできるエピソードを探す。



「希少性」
希少性を解消するものがビジネスに繋がる。
数量がもたらす希少性は
”本来の価値を高める”効果がある。
手に入れることが難しい物は、
簡単に手に入る物よりもたいていは良いもの。
数量・お金・時間を制限されることは
”自由に選択できる権利を奪われる”こと。
制限されることへの反発をうまく利用する。
制限→解放→義務の順番でコピーを考える。
誘導される側の心理状態を十分に考慮する。



取り組みやすいところから始めてください。



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「影響力の武器」最終回

2010年05月09日 | 心理学
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こんにちは、若松です。


昨日は、制限→解放→義務の順番でコピーを考えるという話でした。
あなたも、こんなコピーをみたことあると思います。
”朝採り卵、お一人様1パック限り78円!”
「ただし、1,000円以上お買い上げの方に限ります。」
これも制限→義務という順番になっています。
単に制限だけのコピーより、
義務を加えたコピーの方が人間は行動しやすくなります。



私たちは希少性に、
自動的に動かされるのは仕方ないことでしょうか?
先ほどの例では、
卵しか必要ない人でも、千円以上の買い物をしてしまいます。
単純に考えれば、通常の値段で卵だけ買ったほうが
出費が少なくて済んだはずです。

ですから、
この希少性の誘導から逃れるには、まず冷静になることです。
そして、
”なぜ、それが欲しいのか?” 
”今すぐ必要なものなのか?”
を客観的に考えてみることです。

とは言うものの、わたくし事ですが、
先月バリ島に行った時、
免税店でバッグを衝動買いしてしまいました(笑)。
”免税”
さらに、”現品限り50パーセントオフ”
バッグなんて買うつもりは全くなかったのに(苦笑)。

ですから、
誘導する側は、
行動しやすくすることを考えなければなりませんね。


それには、
疑問に感じるであろうことを
先回りして答えてあげることです。


それには、
誘導される側の人間の心理状態を
十分に考慮する必要があります。



例えば、売りたい商品があったとします。
商品を説明していると、
「今すぐ必要でもなさそうだな・・・」
「わたしにはあまり関係なさそうだな・・・」
と、相手は否定的な事を考えるものです。

そこで、その疑問を先取りして言ってあげるんです。
「多分、○○さんは、今すぐは必要ないものとお考えだと思います。
 しかし、今、この商品をあなたにお勧めしているのには、
 特別な理由があります。」
「え、特別な理由だって!?」
と、再び興味をひきつけることができるようになります。
これはセールスの現場でよく使われているテクニックです。

 

さて、これまで1ヶ月以上にわたり、
”人はなぜ動かされるのだろうか?”
というテーマでお送りしてきました。

人間が持つ根源的な心理をもとに、
様々な承諾誘導のテクニックがありましたね。
覚えていますか?
全て実践できなくても、一つからでもいいので、
ぜひ試してくださいね。
「行動が進化を促進します。」



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今日のブログは読まないでください。

2010年05月08日 | 心理学
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こんにちは、若松です。


昨日は、制限されることへの反発を
うまく利用するという話でした。
制限された状態から、
早く解放されたいと願うのは人類共通ですよね(笑)。
フロンティアを求めて月や火星に行くのも、
人間の根源的な欲求かもしれませんね。
あなたは、これを仕事で生かしてくださいね。



例えば、この”制限を加える”ということ。
それをキャッチコピーで考えてみましょう!
~事例~  
「もしあなたが読者なら、
 決してこのページは読まないで下さい。」

と言われたら、どうしますか?
たぶん、普段以上に読みたくなったのではありませんか(笑)?

これは、制限を加え、
その反発を利用して文章を読ませるキャッチコピーの例です。
事実、今日の件名を見て、
普段は読まないブログを開いたかもしれませんね(苦笑)。

この他にも、
「今は、買わないで下さい。」
「これは、売り物ではありません。」
と言われれば、逆に買いたくなりますよね。
  
つまり、
”否定的な表現をされると、肯定したくなる。”
このように反動をキャッチコピーに使うと反応が得られるんです。
ですから、制限から解放されたいという欲求を、
キャッチコピーに活用してください。


ここで重要なポイントが一つ。
それは単に自由を制限される反動を利用するというだけでなく、
”義務をセットにする”
ことが重要です。
例えば、先ほどのキャッチコピーの事例、
「もしあなたが読者なら、決してこのページを読まないで下さい。」
に、以下を加えます。
「ただし、読まれる場合は書かれていることを”実践”して欲しいのです。
 なぜなら、実践すれば確実に結果を出せるからです。
 それで、もし真剣に実践すると約束できるなら、今すぐお読みください。」

これは、社会において、自由という権利を手にするには、
”果たすべき義務”
があるということを表現したコピーです。


あなたも、
権利ばかりを主張していた少年時代があったと思います。
しかし、親や先生から果たすべき義務を
いろいろと教わってきたのではありませんか?
したがって、
このような命令口調の文章でも自然と受け入れられ、
しかも、
読み手にも、コミット(同意)させることができるんです。

ですから、制限→解放→義務の順番でコピーを考えてください。



では、また明日。





追伸

以下を読まれる場合は、”実践”して下さい(笑)。

お金と労力をかけずに集客する方法を考えてください。
お金と労力をかけない教育方法を考えてください。
見込み客をファンにする方法を考えてください。

そして、考えた結果をコメントしてください。

楽しみにしています。
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制限されることへの反発を活用する。

2010年05月07日 | 心理学
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こんにちは、若松です。


昨日は、数量がもたらす希少性は、
”本来の価値を高める”効果があるという話でした。

まったく同じ価値であるにもかかわらず、
”残り○○個!”
と残数で表現されると、
もともと持っていた価値が急速に高まります。
それで、
「早く買わないとなくなってしまいますよ!」
ということになるわけです。

消費者の心理状態は、
”得そこなう”
と感じています。



では、そもそも希少性から行動にでる心理は、
どこからくるのでしょう?
「今のような供給過剰な時代のアンチテーゼとして、
 逆に、希少性のあるものが求められてるんじゃないかな~」
もちろん、そのような社会的な背景も確かにあると思います。

しかし、人はなぜ動かされるのか、
その根本的な心理状態は不変だと考えられるようになりました。

ロバート・B・チャルディーニは、この希少性について、
 
「手に入れることが難しい物は、
  簡単に手に入る物よりもたいていは良いものだ」

という簡便法からきていると言っています。

つまり、
あなたがこの希少性をビジネスで使うときのポイントは、
”簡単には手に入らない”
ということを、色々な要素(時間・お金・数量)で
訴求すれば良いということです。



ところで、
希少性による行動心理には、
もう一つ根源的な欲求があります。
それは、
”自由を取り戻す”
という欲求です。

数量・お金・時間を制限されることは、ある意味、
”自由に選択できる権利を奪われる”
ということになるわけです。

それは、人類の歴史を振り返ってみても明らかなように、
”自由を求めてきた歴史”
とも言えます。

それだけ、私達は、
”制限されることへの反発”
が強いわけです。

ですから、仕事で活用するときのポイントは、
制限されることへの反発をうまく利用することです。
”制限”を加えることは、子育てでも常用手段ですね(笑)。




では、また明日。





追伸

突然ですが、以前勉強会でも話した事があるんですが、
日本の自殺率をご存じですか?

日本では、毎年3万人の方が、尊い命を自ら断ってます。
ところが、アフリカのケニアでは、その数が100人以下だそうです。
日本の人口が約1億3千万人、ケニアは約4千万人。
ですから、日本の自殺率はケニアの約100倍ということになります。

豊かなはずの日本が、
「なぜ?」
それは幸せの定義が、違うからでしょう。
幸せは、持ってるものとは関係がないようです。

ところで、こんな言葉をご存知ですか?
「次の日ことを決して思い煩ってはなりません。
 次の日には次の日の思い煩いがあるのです。
 一日の悪いことはその日だけで十分です。」(マタイ6:34)

ケニアのように貧しい国の人たちは、すぐ忘れるのかもしれませんね。
辛いこと、苦しいこと、寂しいこと、悲しいことなどを。

あなたもマイナス要素を、明日に持ち越さないようにしてくださいね。
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時間・お金・数量の希少性を訴えると・・・

2010年05月06日 | 心理学
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こんにちは、若松です。

昨日は、
希少性を解消するものがビジネスに繋がるという話でした。
お客さんは、単に困っているというだけでは、
なかなか行動しません。
しかし、そこに希少性が出てくると動き出すことがあります。

家がそうじゃないですか?
それまで全く考えていなかった方が、
突然、行動を起こしたりしますよね。
「なんで?」って
理由を聞いてみると、
希少性の原理が働いていることがあります。

「1棟限定780万円」
「残り1区画」
「金利上昇」
 ・
 ・
 ・
あなたも、肌で感じているかもしれませんね。

住宅ローンは、金利が1%上がるだけで、
返済額は数百万余計に払わなければいけません。
「もしこのチャンスを逃したら大損!」
という痛みを感じるから、行動に移るわけです。

消費税のアップも同じ理由ですね。
消費税は、上がるのはほぼ確実で、残り○○日という
”時間とお金”
の希少性が働きます。    

つまり、時間とお金の希少性に訴えるなら
行動を促すことができるんです。
ですから、時間とお金はセットで考えてくださいね。
この二つは単純ですが、
私達が最も希少性を感じやすい要素です。


例えば、スーパーやデパートでは、
毎日この二つの要素を使ってセールスしてます。

あなたもよくご存知の、
”タイムセール”
”タイムバーゲン”

などです。

そして、これらの要素に、
”数量”
の制限が加わると”最強”になります。  

特にコレクターと呼ばれている人たち。
その人たちは、数がないものほどほしがり、
いくらでもお金を出します。

例えば、
飛行機が逆さまミスプリントされた郵便切手
マリリン・モンローがケネディ大統領にプレゼントした腕時計
ビートルズのメンバーだった故ジョン・レノンの遺品
等々、他にもいろいろなジャンルで
コレクションしている人がいます。

このようなに数量が限定されているものは、
非常に魅力的にみえます。
そして、何百万円、何千万円というお金を平気で払うんです。

これは、コレクターアイテムだけに限りません。
数量による希少性は、
私達を素早い行動へと駆り立てるんです。



今から約5年前のことです。
ある外車ディーラーを訪れた時、営業マンから言われました。
「若松さま、大変申し訳ございません。
 今、初回輸入分の3,000台はすべて完売しました。
 次回の輸入はいつになるかまだ未定です。
 今ご予約いただけば、
 優先的に次回輸入分を割り当てさせて頂きます。」
私は、この営業マンの一言でとても欲しくなりました。
まだ実物を見てなくて、試乗もしてないにもかかわらずです。
あなたも、こんな経験、一度や二度あると思います。

例えば、分譲住宅なら、
「お客様、申し訳ございません。
 今、最後の一区画が売れてしまいました。
 ただ、まだ正式にご契約がお済でないお客様がいらっしゃいます。
 もし、キャンセルが出ましたらすぐご契約いただけますが、
 仮契約だけでもしておかれますか?」
実際には完売してなくても、こう言ってることもあるようです(苦笑)。

なぜ、このような営業をするのか?

それは、先ほどの輸入者ディーラーの営業マンと同様です。
お客さんに、希少性を感じてもらい行動してほしいからです。



このように、数量を限定されると、
より価値あるものに感じてしまう傾向があります。
数量がもたらす希少性は、
”本来の価値を高める目的に使われる”
効果があるんです。
上手に活用してくださいね。
もちろん、ウソはだめですよ。



では、また明日。





追伸

希少性については、
残席あとわずか!、初回限定プレス!、1日5組様限定!
など、いろいろあります。

と言うことで、
「勉強会開催法」残り14セット限りになりました(笑)。
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