ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

梅雨の間

2019年07月14日 | ノンジャンル
しばらく出張続きであった。

7月はひと息ついてスローダウンなどといいながら、
もう早くに予定が詰まってしまっている。

8月こそはというのはもうやめにして、無理のない
範囲で動けるだけ動こうというのが、今の正直な
心境である。

と、家内が今月いっぱいで今の仕事をやめると
言い出した。

今月50の大台に乗る彼女も、自身の人生というか、
生き方というものにおいて様々に考え、出した
結論だろう。

いわゆるわがままで、自分勝手で、自己中な
ところも多々あるのだが、何となく憎めない。
むしろその方が彼女らしいし、私などよりも
はるかに正直なので、愛嬌すらある。

誰にでも真似のできる事ではない。

技術職である以上、その原点は自身の技術で
お客様に喜んで頂くという事だ。
どんな職場であれ、環境であれ、それを外した
ことは一度もないと思う。

むしろその原点と食い違うところで頑張るのは
苦しい事でもあったろう。

自身の原点に忠実に、ありのままに頑張れる
ところならどこでもいいだろう。
自分の思うとおりに、自分らしく頑張れば
いいとだけ話をした。

本当に長い間、私を支え続けてきてくれた
家内である。
自身が本当に職人冥利に尽きる様な仕事を
していってもらいたい。

彼女が思うとおりに生きていけることこそが、
私が彼女を支えるという事だと信じている。

いやむしろ、これから休日のすれ違いもなく、
ふたりで食事や旅行なども現実的に計画できる
ようになるかもしれない。

それはそれで、楽しみでもある。

結婚してすぐに子育てに入った事を思えば、
二人の時間を取り戻す時期に来たかとも
思うのである。