ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

肯定の師

2017年08月27日 | ノンジャンル
先生との思い出を語る集いに参加して来た。

あれから7年になるが、多くの人々が参集し、
先生の朽ちることない威徳を感じた。

患者に寄り添い、患者に学び、患者とともに
歩まれたご生涯を新たに偲ぶ集いとなった。

参加した方々のお話を伺っていて、共通して
いたのは、先生が肯定の人だったということだ。

どれほどボロボロであろうと、先生は患者を
肯定することから診察を始められた。

どんな状況であろうと、必ず立ち直っていける
という患者の回復の可能性を決して諦めることは
なかった。

何度失敗しようと、本人も家族も諦めかけようと、
先生が諦めることはなかった。

先生は紛れもなく、肯定の師であったのである。