ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

ラストスパート

2017年08月17日 | ノンジャンル
目まぐるしい夏も、すでに終わりを迎えようと
している。

峠は20日。来週末には、ようやく落ち着く
ことになりそうだが、すでに疲れが出てきている中、
そのピークを迎えるには心もとない。

最後のスパートとは思いつつ、その反動も大きい
ことは自明で、気が乗らない。

いかん、やはり疲れているようだ。

とはいえ、待ったなしの状況というのは、
火事場のくそ力の見せどころでもある。

明日は倒れようと、今日を死に物狂いでという
事も必要な時がある。

自身の可能性など、限界状況に追い詰められ
なければ発現しようもないのである。

またひとつ、何かを開けるかと思えば、
ここは何としても乗り越えなければならない。

これとは真逆なのが、いわゆる断酒である。
断酒には卒業も終わりもない。
数限りない峠はあるだろうが、ラストスパート
なるものはない。

それは、生きることに通じる。
人生の終わりが分かっているなら、
ラストスパートもあり得るかもしれない。

だが、それが分からない以上、日々をひたむきに
生きる以外ないのである。

朝に夕に、先生の言葉が心にしみる。
「日々、坦々と」

平々凡々という意味ではない。
ありのままの自分で、日々できることを精一杯、
悔いのないようにとの言葉である。

また今日も、坦々と生きていく。