ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

成人

2014年05月07日 | ノンジャンル
一昨年、娘が成人し、今年は息子がもうすぐ成人となる。

とはいえ、二人とも大学生で、まだまだ親としては
気が抜けないのだが、あのチビが成人かと思うと、
気が遠くなるような感覚を覚える。

断酒もこの6月で丸9年。
あれは娘が13歳、息子が11歳の年だった。
子供たちが一人前になるまではとの思いで
お酒を断ってから、9年になる。

とてつもなく永い時間だったはずだが、
自分の中では本当にあっという間に過ぎ去って
しまった気がする。

二人が社会人となって、巣立った時、自分はどうなって
しまうだろうかと考えると、また気が遠くなる。

その時は、飲んでしまうかもしれないなと思いつつ、
子供たちの独り立ちまで支援できることを願って
断酒したのだから、飲んでもいいじゃないかとも思う。

ただ、飲めばやがてコントロールを失うことに
なるのは間違いない。そして、それは私が最も
忌み嫌うことである。

この辺の判断は難しいところだが、
まあ、飲むことはないだろうと思いながら、
部屋にある息子の写真を眺めている。