ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

17歳

2011年05月16日 | ノンジャンル
今日は息子の誕生日である。

高校2年生、17歳の初夏。

懐かしいあの時代に戻りたいとは思うが、後悔はない。
ちょうど自分なりに進みたい方向が見えてきて、
そのためにと頑張り切った思い出がある。

かけがえのない大切な時期である。
ひとつでいいから、これだけはやり切ったと心に刻むものが
あって欲しいと願うのも、親ごころである。

まだまだ、青い春の時代。
だからこそ、無限の可能性に満ちている。

自分らしい、自分だけの大輪を開かせるための
大切な時期である。
悔いのない日々を過ごしてほしい。

年を取り、自分の可能性に限りを知らず知らずつけて
しまっていることに気づかされる。

自分を諦めないとは、自分の可能性をいくつになっても
信じることである。

春の新芽を見るたびに、それを自身の芽と見るか、
自分の外にそれを見るかで、その人の輝きは変わってくる。

いかほどの年を取ろうと、いよいよ、これからなのである。

カミサンが用意したプレゼントは、チュッパチャップスツリー。
昔、駄菓子屋などにおいてあるお菓子を、箱ごと買いたいと
思ったことは誰にでも経験があるだろう。

カミサンも、叶えられなかった夢を、息子へのプレゼントで
叶えているのかもしれない。
素直に喜んでいる息子を見れば、子供と大人の境にいることを
改めて感じる。

いや、男というものはいくつになっても、
そういうものなのかもしれない。

むしろ、それが大切なのであろうとも思うのである。