Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

ロシアがの日本を「非友好国」指定するのは当たり前・ロシアのアレクセイ君

2022年03月08日 | 国際・政治

松野官房長官「遺憾であり抗議」ロシア政府が日本を非友好国指定で(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

ロシア政府が日本などを「非友好国」に指定したことについて松野官房長官はロシア側に抗議したことを明らかにしました。

松野博一官房長官
「ロシアが日本を非友好国とし、日本の国民や企業に不利益が及ぶ可能性のある措置を公表したことは遺憾であり、抗議をしました」

(後略)

 

???

これだけ、ロシアに対して「非友好国」な態度をとっていて、ロシアが「日本は我が国の友好国だ」というと思っていた?だとしたらとても「おめでたい」としか言えません。

日本や北欧など、ロシアにニュートラルでいることが許されなくなっているのはわかります。

(フィンランドは、首相が世界経済フォーラムのヤンググローバルリーダーであり、現在の欧州議会のマルタ人の議長の夫はフィンランド人の同僚。
永世中立国スイスも北欧もウクライナに武器供与するという記事もありました。)

「「ニュートラル」でいることは「戦争が起きないため」」と堂々と言って、圧力にあらがう国になれないのでしょうか。

 

さて、2008年に書いたブログ。

アレクセイ君にメールを打つことは、たぶん今はできなくなっていますか・・・。

田舎の商店主、ロシア - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

先週何往復か、ロシアのコミ共和国に住むロシア人大学生アレクセイ君とメールでお話しました。彼は1年間しか日本語を習っていないのに、彼の日本語は、メールのやり取りに大きな支障はないくらい上手で、漢字もしっかり使えます。

もっとも、読み書きはできるものの、日本人と話す機会がないので、会話についてはまるっきり自信がないということです。

(外国語において、読み書きはともかく会話が駄目という人は多いですね。)

そんな彼はとても素朴な人物のようです。ロシア人というと、どうしても西洋人にくらべて特別視してしまうところが私にはあったのですが、「12歳の頃まで、日本に人は住んでいないと思った」「兄弟姉妹がいたらきっと息子さんは、うんざりする」「日本のYuiや鬼束ちひろが好き」など書いてくる彼は、普通の青年と変わりありません。

それに加えて、「村上春樹はロシアで人気がある。でも僕はもっと日本語を勉強して、日本語版を読みたい。」「夕日が綺麗だったから写真を撮りました。僕のアパートは1階なので、あまり良く取れていないけど、喜んでくれるとうれしいな」なんて写真を添付してきたりして、今時こんな青年は日本にもなかなかいない、と私を感激させました。

さて、そんなロシアですが、8月のグルジア侵攻以来すっかり世界の悪者にされています。

私はけしてロシアのみを擁護するわけではありませんが、西側メディアの論調は、まるで「新冷戦の始まり」とでも言う論調。

そういう論調がおきる下地に、「ロシアは昔のソ連のような大国になって、力を持ちたがっている。それには武力を使うことも厭わない」というのがあると思います。

まあ、これを大きな声でいうアメリカの厚かましさは置いておいて、確かに一理あるでしょう。

しかし、最近ふと考えることがあります。将来はどうなるかは分からないけど、今のロシアにとって一番優先したいことは、ビジネス。自分のお店の運営をうまく軌道に乗せ、そしてその規模の全国的展開をめざす田舎の商店主(企業家)と同じようなものではないかと。

(後略)

 

アレクセイ君も、ポルトガルのR君と変わらない若者です。

外国人の若者からの文通申込み、ポルトガルのR君 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 教わらなかった『世界史』を... | トップ | 歴史を学べばわかること-「... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際・政治」カテゴリの最新記事