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ヘンリー8世とトマス・クロムウェルの時代からセファルディム&ユグノーの家系を追う-1

2022年06月11日 | コンベルソ、イエズス会、クエーカー、オカルティズム

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イギリスのユダヤ人とオリバー・クロムウェル、そしてトマス・クロムウェル - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

と、きての発見したこと。

 

ユダヤ人を単純にアシュケナジムとセファルディムと分類するのがまず間違い。

アシュケナジムと呼ばれているユダヤ人には、元セファルディムも多く、そのなかでも改宗ユダヤ人(コンベルソ)と改宗したふりをしたユダヤ人がいます。

アシュケナジム - Wikipedia

アシュケナジム(アシュケナージム、Ashkenazim [ˌaʃkəˈnazim], אשכנזים)とは、ユダヤ系のディアスポラのうちドイツ語圏や東欧諸国などに定住した人々、およびその子孫を指す[1]。語源は創世記10章3節ならびに歴代誌上1章6節に登場するアシュケナズ(新共同訳や新改訳での表記。口語訳ではアシケナズと表記)である。単数形はアシュケナジ(アシュケナージ、Ashkenazi[ˌaʃkəˈnazi], אשכנזי)。

アシュケナジムとセファルディムは、今日のユダヤ社会の二大勢力である。アシュケナージは、ヘブライ語でドイツを意味する。イスラエルでは一般に、前者が白人系ユダヤ人、後者がアジア人、南欧系及び中東系ユダヤ人を指す語として大雑把に使われる場合があるが、これはオスマン朝からイギリス委任統治期を経てイスラエル共和国建国後に至るユダヤ教の宗教行政において「オリエントのユダヤ教徒」(Yahudei ha-Mizrah)がセファルディムの主席ラビの管轄下に置かれていたことに起因する[2]。しかし、それ以前の歴史や人種的にはっきりしたことは不詳で、現在も論争がたえない。

セファルディム - Wikipedia

セファルディム(Sephardim, ספרדים)は、ディアスポラのユダヤ人の内、主にスペイン・ポルトガルまたはイタリアなどの南欧諸国や、トルコ、北アフリカなどに15世紀前後に定住した者を指す言葉。セファルディーム、スファラディ(Sephardi, ספרדי)、スペイン系ユダヤ人などとも言う。

 

 

イタリアの終身上院議員になったホロコーストのサバイバーのリリアーナ・セグレは、セファルディムでした。

リリアーナ・セグレー1(イタリア終身上院議員カトリックのユダヤ人) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

リリアーナ・セグレ(番外編)-リリアーナ・セグレとプリーモ・レーヴィの違い - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

ジャン・ポール・ベルモンドの家系も、おそらくセファルディムの家系だと思いますが、先祖がコンベルソになっていた場合は「ユダヤ系」「セファルディム」とは言われないです。(本人たちが知らないケースも多いと思う。そもそも、結婚で非ユダヤ系の血が混じっっていく。)

ジャン・ポール・ベルモンドの父親 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

セファルディムの家系は、おそらく奴隷貿易で財を成し、中南米から米国に渡った人たちも多かったと思います。つまり、

スペイン・ポルトガルからオランダや英国に渡って(場合によってはハンブルクあたりを拠点)、そこから中南米に渡った、奴隷船、プランテーション運営者。

この代表が、モンサント。

モンサント家のオルガ・メンデス・モンサントを調べてみたら - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

ユグノーで「友愛」を挙げる人たち(フリーメイソンや騎士団)もまた、セファルディムと繋がりを持つ人がまた財を成し、仲間を増やしていく。

マルタ騎士団とモンサント・マルタ騎士団メンバーのロックフェラー親子とフレデリック・テイラー・ゲイツ氏 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

第二次世界大戦後、

大物ユダヤ人たちが、スペイン、ポルトガルを経由して逃げていきました。

ファシスト、ナチスを応援した企業が、戦後、復帰して行きました。

で書いたウォルバーグ家もセファルディムだったこともあります。

ウクライナ危機の理解は第二次世界大戦の裏を知ることから - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

「ユダヤ系」ということで、「民族差別」「タブー」とされて調べるのが難しくなっていますが、「ヘンリー8世」「トマス・クロムウェル」からの現代までのセファルディムのことを調べていこうと思います。

コンベルソと『ベニスの商人』とシェークスピア - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

イギリスのユダヤ人とオリバー・クロムウェル、そしてトマス・クロムウェル - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

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