『安全神話』も『絶対』も思い込み - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
2011年6月
原発事故後、何が変わったかというと、「安全神話が思い込みやつくられたものであることに、気がつかせられた人が増えた」ということなのではないか、と思います。
「安全神話」は「プロパガンダ」だけでも作りやすかったのに、それがやりづらくなったのが、2011年。
結果、多くの学者や有名人などを使って、宣伝を始めるようになった。
(日本ではそれが顕著になったのは、HPVワクチン(「子宮頸癌ワクチン」。)
HPVワクチンPRとWPPグループ・村中璃子氏のHPVワクチンPR - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
HPVワクチン騒動から赤狩りを連想・WHOの意見に意を唱える医師達をリストアップするコーネル大のAlliance for Science - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
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2011年以前には、ビル・ゲイツはともかく、イーロン・マスクなどは日本人にはあまりなじみでなかったと思うし、米国のセレブなど、東日本大震災の多額の寄付から始まって、やたらと政治的発言で取り上げられるようになりました。
日本でも、311からメディアに取り上げられるようになった人たちがいました。
『福島原発事故のデータ』が『資産』にしか見えない人たち - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
駒崎弘樹氏&土井香苗氏&ホッブス美香氏~「ヴァティカンの正体」著者の岩渕潤子氏 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
岩渕潤子氏は、「311以降取り上げられるようになった人」ではありませんが、2011年に彼女が作ったプロジェクトの言葉が、2021年の今、気になります。
「未来に遺す方舟」の建設にあたって
AGROSPACIA創刊マニフェスト
岩渕潤子(いわぶち・じゅんこ)/主筆・編集長
アグロスパシア株式会社が新たに立ち上げるウェブ媒体、AGROSPACIAは「宇宙へ続く都市と生活 — 人が生きるための技術の未来」を編集のテーマとします。星新一氏がいうところの「マッハ93というスピードで回転する地球」という宇宙船に乗り合わせた私たちが築く文明=都市、生きることそのものを未来に継承するための技術を探求すること……がミッションです。
(中略)
AGROSPACIAは、2011年3月11日の東日本大震災を契機に「本当にやるベきこと」とは何かを模索し始めた教育者、クリエーター、研究者、法曹関係者、弁理士、若い自営業のビジネスマンたちが「危機に瀕する日本」という現状を見つめ、議論を重ねてきた一つの成果としてプラットフォーム化されたプロジェクトです。長いあいだ自信喪失状態にあった日本を覆う閉塞感を打ち破り、日本が復活するためにはイノベーションが必要で、その原動力となるためには若い才能を伸ばす必要があります。
AGROSPACIAは、たとえこの先、万が一日本が消滅するような事態に直面したとしても、日本人の知の遺伝子(seed)を世界に広めたい(disseminate)と願って、自社媒体を「未来に遺す方舟」と位置付け、新たな才能を世界に打ち出すカタパルト機能を果たしていきたいと考えています。
(後略)