Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

ドイツに留学中のマリさんと『引き出し』

2013年02月25日 | 友人・知人

1月の半ばかららベルリンに留学したマリさん(20代半ば)にドイツの50代のカイさんと60代のブルクハルトさんを紹介していますが、このうちカイさん(ベルリン在住)からのメールに彼女のことが書かれていました。

「一番重要なニュース:ぼくは先週の土曜日、マリさんを自宅に招いて、ランチやお茶とクッキーでもてなし、ぬかるんだ公園を歩き、そしてたくさんドイツ語の会話をしたんだ。

彼女は本当にチャーミングで楽しい女性だね。僕達夫婦は彼女よりずっと年上だけど、本当にまた会いたいし、彼女の学業が充実するように祈っている。

僕たちは、本の話もたくさんして、(彼女の話に影響されて)三島由紀夫の『宴のあと』を買おうと思っている。」

マリさんは、本当に高校生のようにかわいらしくのんびりした女性。

彼女と初めて対面したときは、「この女性がドイツに1年留学するなんて心配」と思ったものですが、彼女と話し始めてすぐに、外見とは裏腹に、肝が据わったというか、何か安定感があるのを感じました。

『異文化交流』『異世代交流』をうまく活かせるのは、社交性や語学力は助けになりますが、やはりきちんとしたものが『引き出し』に詰まっていないと継続は難しい、または上辺だけの付き合いになってしまうのではないかと思います。

『引き出し』は言ってみれば『話題のもと(それは『知識』に限らず、『単なる興味』でも『疑問』でも良いと思います。)』。

マリさんはきっと既に詰まっている自分の『引き出し』を補充し、そしてまた、彼女の周りのドイツ人の『引き出し』の補充の手助けもしながら、充実したドイツ留学を過ごしていくことでしょう。

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