オモロイ英字新聞

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佐々木高政、小西甚一 レジェンド2人

2020-02-02 19:00:57 | Weblog

きょうは、なぜか受験参考書からレジェンド2人。

  英語では佐々木高政(2008年没)による「和文

英訳の修業」。高2から読んだオジサン、タイトルを

見るだけで目から汗=11年前、古書店の100円コー

ナーにあった。初版昭和27年以来、4版(4訂)を

かぞえる。予備、基礎、応用の3部に分かれる。

予備は、短文500。著者が長年かけて集めた宝。

この分のみ暗記した。今じゃ、ほぼperfectに

記憶の彼方ながら。3部すべてmasterする読者は

どれだけいるか。らしい英語がズラリ。今では、

古風ながら、nonnativeとして真っ当か。

  PCによると、剽窃疑惑あり、と。700を打ち出し

ている書らしい=昭和55年第4版のはしがきで

「知らん顔して例文を失敬」とあきれたように

言う。大きな図書館なら、蔵書があるのでは。

お急ぎなら、改定の度、著者が寄せる、はしがきを

見るだけでも楽しい。気骨って、こういうも

のか。と感銘をおぼえる。

 

 次いで、古文・小西甚一・古文研究法。昭和30年

初版、60年後にちくまから学芸文庫入り。受験時に

縁はなかったが、谷沢永一(2011、81歳で没)なる

直言居士がオススメしていて初めて知る。小西も、

剽窃(盗作?)にアキれる。「小西の間違った点が

そのままに」と。古文を外国語として学ぶ、という

主張が印象に残る。

 

***  以上は、昨1日の日経読書欄で触発された

ため。メディア史・佐藤卓己京大教授は、受験時代の

参考書すべて処分した。が、例外として、処分しなかった

書を涙ながら?に詳説。それはオリオン社の通信添削の

講評がまとまった書「思考の場としてのとしての現代

国語」。受験オンリーのモノでなかったから。***

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