有名か無名か

北京オリンピックは大会4日目に入った。

平常心を保てず力を発揮できない選手も多い中、25歳の小林陵侑選手が金メダルを獲得した。

最有力候補と言われている人が予選落ちなどと続出している。これがオリンピックだ。

自分の才能が評価されるスポーツ選手、血のにじむような努力をして自分の地位を築いてる。

もともと無名だった人が才能に恵まれ、努力もし、運も味方にして華やかな舞台に上りつめて有名人になる。

「なんでもいいから有名になりたいんだよ」今、多くの10代が有名になることに挑戦している。

一躍注目を浴び、TVに引っ張りだこの有名人は、子供たちにとっても憧れの的のようである。

テレビに出て顔を知られると、サインや握手を求められ、あきらかに普通の人は違う世界の人になる。

何者かになる為には世間から評価されて認知され、反応をもらわないといけない。

有名になりたいって欲求はとても高くなっているようだ。

でも、有名人になると賞賛される事もある一方、けなされることも同時に受け止めなければならないから覚悟が必要だ。

一躍注目を浴び、メディアが追っていた「注目選手」が予選で敗退すると途端にこれまでの扱いと違ってくる。

本当にげんきんなものである。

ネットで叩く人もたくさんある。よほどメンタルが強くなければ本人にとってはかなりつらいものであると思う。

有名になった後苦しんでしまうのは自分だから・・・。日々平凡に過ごせるのが楽かもしれない。