明け方、目を覚ました直後伸びをしたら「痛たた~~~」。
ふくらはぎに強烈な痛みを覚え、痛くて慌ててしまった。
つった筋肉を逆方向にゆっくり伸ばしたら治った。筋肉疲労が来ているのだろう。
若年層の試合などでスポーツ選手が運動中に倒れ込む場面を時々見たことがある。
運動中や就寝中に起こしやすいこむら返り。なかなか厄介である。
原因は筋疲労、脱水、電解質異常。
足首から膝の裏に向かってさすったり、膝の裏を揉んだりして、血行を良くするのも効果的である。
筋肉にある収縮に関わるセンサーが強化される一方で、弛緩のセンサーが弱まり、筋肉が強く縮み続け緩ませられなくなった状態と考えられている。
直後に又つることがあるので、しばらく伸ばし続けて、弛緩センサーを十分に回復させることが重要だそう。
ふくらはぎは第2の心臓ともいわれるほど、全身のさまざまな器官との関わりがある箇所である。
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、甲状腺や動脈硬化、腎臓や肝臓の異常がある場合は医師に相談した方が良いそうだ。
運動の前後だけでなく、長時間の歩行や立ち仕事などで筋肉が疲れた場合、体が冷えて血行が悪くなっている場合などにも意識的にストレッチやマッサージを行なう事は大切である。