梅雨明けを迎えて

近畿中国四国地方の広い範囲に被害をもたらした歴史的な豪雨。上空で数日間ほぼ同じ位置に停滞したことが原因だと言われます。

梅雨前線は活動を弱め、大雨特別警報はすべて解除となりましたが、確認される被害者の数が増え続け、１３府県で９６人が死亡、行方不明や連絡が取れない人は65人もいるそうです。

テレビで見る災害の光景は、どれも目を覆いたくなります。

気象庁は今日、九州北部と中国、近畿、東海、北陸の各地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。

これから真夏日となる地方が少なくないといいますので、被災地の復興活動はどんなにか大変なことでしょう。

日本では毎年多くの自然災害が発生しています。

その都度、人々の生活は大きな影響を受け、産業がストップして、経済活動に大きな損益が出てしまいます。

平和な日々を過ごしていると、自分だけには災禍は降りかかってこないと、皆が思いがちです。

でも決してそんな事はないでしょう。

沢山の大切なモノを失った人達のことを考え、またそれを教訓に、各自が心して災害に十分に備える必要があるのだと思います。