深夜たまたまつけたテレビショッピング。
見ていると、健康志向の高まりから栄養補助食品やサプリメント・ダイエット効果・若返り・アンチエイジング・美白・美肌・健康器具などのコマーシャルがなんと多い事か…。
「電話がつながりにくくなっています!」「今から限定200人様!」
売る側としては、欲しくさせなければ勝負になりませんからね。
これは独占欲の強い人、競争心の旺盛な人、そしてずぼらな性格のタイプをターゲットにした商法なのだそうです。
お買い物っていうのは、やっぱり楽しみですし、上手に語り掛けますから、それを見ていたらみんな衝動的になってしまうのかもしれません。
各メーカーは「それっぽい言葉」を並べ、巧妙に消費者の購買意欲を煽っています。
健康によいというイメージを定着させるべく、食品メーカーは商品のネーミングにも工夫を凝らしているものの、商品の実態を示しているとは思えない事例も多いようです。
「誇大広告」を続けているメーカーも跡を絶たないようですが、「違反しても厳しい罰則がない」のが現状のよう。
国も注意してはいるようですが、再発防止を求める措置命令だけで、回収や営業停止命令は滅多にないようです。
最近「コロナに効く」「新型コロナウイルス対策」を謳ったサプリメントを宣伝した企業が書類送検や家宅捜査になっています。
私たち自身が、たっぷりある情報を正しく判断していかないと駄目ですね。