高齢化の深刻化は止められない、そして同時に少子化の問題もある昨今です。
「今あたりまえにできる買い物、掃除、入浴などの日常生活が5年後も、10年後もあたりまえのようにできているかどうか心配です。
医療費の財源確保に躍起になるのではなく、できるだけ医療費の必要ない社会づくりをしなければなりません。
体操は、「体」を「操」る。と描きます。
日常で自分の身体が思うように操ることができれば、自然と介護は遠くなります。
「大人のための体操のお兄さん」として全国の高齢者施設で体操を教えている、今話題の介護界のアイドル「ごぼう先生」について知りました。
高齢者の「笑顔」をつくるごぼう先生は、株式会社GOBOU 代表取締役簗瀬 寛 (やなせ ひろし)さん。
ごぼうというのは、介護のGOと衰え予防のBOUを組み合わせて、GOBOUだそうです。
「動かして・力を入れて・考える」ただそれだけで衰え予防をして行くこと。
普段、運動をしている私たちも「動かして・力を入れて」は意識していても、なかなか同時に「考える」ことはしていません。
考えるポイントは、混乱することだそう。
同じような日常生活では、なかなか混乱は生まれません。
体を動かしながらながら指を動かす時、右と左が違うと混乱してしまいます。
これが考えるポイントになるというのです。
だからできなくても大丈夫!楽しむことが一番大切だそうです。DVDを見ながらやった私。
すっかり混乱していました。
ウォーミングアップの健康体操で緊張感をほぐした後に、
1、テクテク(運動)
2、モグモグ(食事)
3、ワクワク(趣味)
4、コツコツ(継続)
5、ドキドキ(期待)
例え病気になっても、介護が必要になっても、笑顔でいられること。
そして、身体も心も「健康的」に日々を送ることができること。
その為に日常に必要なキーワードはこの五つだと言われていました。
元気を維持し、いつまでも自分の体を操っていきたいものです。