子ども達の遊びの中から「おままごと」が消えて、最近の子は自ら”ごっこ遊び”もほとんどしない。そう言われて久しい。
幼稚園を経営しているK先生は、「子どものコミュニケーション能力を発達させる為には、こうした遊びをさせなければならない」と話された。
私達の子供の頃は、父親・母親・兄弟姉妹の役割が幼児の目から見て明らかにわかる形で分担されていたが、世の中の仕組みもだいぶ変化し、若いお母さん達にはごっこ遊びの経験のない人が増えているようだから無理もない。
近所の友達が集まると「今日は何して遊ぶ?」「学校ごっこにしようか」
先生役、生徒役、お茶番さん(ご存知ですか?)
役割やルールを 決めて楽しんだ。身の回りの道具を集めて、大人のする通りに見よう見まねでするあそびは日常的だった。
着せ替えごっこ、お店やさんごっこ お母さんごっこ、電車ごっこ、鬼ごっこ・・・。いろいろやりましたねえ。
想像を膨らませ、自分で楽しみを見つける事で、生きて行く知恵や知識が養われて行くだろうから。
こうした楽しみを、せめて団体の中ででも経験してもらいたい。
先生、頑張ってくださいね!