とうとう師走

とうとう１２月になってしまった。本当に一年は早い。
区切りをつけて新年を迎える準備に忙しい月だ。
語源について、「普段は落ち着き払ったお坊さんも教師も忙しさのために走り回る。だから「師走」というんだよ。」こんな風に言われていたし、自分も伝えたりしていたが、どうもこれは間違いのようである。
江戸時代の朱子学者・新井白石によると、支那では12月を「歳終」と言い、
これをもとに考えると「としはつるつき」が省略されて「しはつ」となり、
さらになまって「しはす」になったのではないかという。
「四季果つる月」の訛りだとする文献もあるというが、、、
本当の所はまだはっきりしていないらしい。
いずれにしてもなんとなく気分が落ち着かなくなるのは、誰も同じだろう