気象庁では、季節の遅れや進み、気候の違いや変化を的確に捉えることを目的に、1953年から生物季節観測を実施してきた。2020年1月時点では、全国の気象台・測候所58地点で植物34種目、動物23種目を対象に、開花や初鳴きなどを観測している。
しかし、近年は気象台や測候所周辺の生物の生態環境が変化しており、適切な場所に標本木を確保することが難しくなってきている。また、動物季節観測でも対象を見つけることが困難になってきているという。
そんなことから、気象庁は季節の移ろいを捉えるために行ってきた生物季節観測を大幅に削減、2021年1月から34種目から6種目に変更するとこの10日に発表した。
例えば・かき、くり、くわ、山茶花、もも、りんご、なし等の植物
・アブラゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ホタル、百舌鳥等の動物
の初鳴きが観測、もうされなくなるという。
少し残念な気がする
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