湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

フランスの画家、パトリック・ルソーに会う

2013-04-20 21:51:35 | Weblog
今日は池袋の東武百貨店で美術展があり
私は馴染みの画商に呼ばれて
フランスの画家パトリック・ルソーと彼の妻に会いました

私の知り合いの画商は、彼の絵を日本の紹介した人なのでしょう
そして、私は、日本では、早い時期のコレクターということなのだと思います
今日も1枚買いました
フランスに行ったら、かれのアトリエに案内してくれるそうです
私のために大作を描いておくから、それを日本に持って帰ってくれと言っていました

パトリック・ルソーは、現代のユトリロとも言うべき画家です
私がそう言うと、そんな有名な画家と自分を比較してくれて嬉しいと言っていました
でも、実際、そうなのです
彼自身はブラマンクの表現から学んだと言っていました
表現方法は、技術的には、そう言うこともできます
でも、モチーフはユトリロです
ただし、彼は、現代のパリの画家です
今は、パリから100km程の所に住んでいるそうですが・・・

私は、好きな絵を買います
まったく自分の好みですから
ある画家の絵を何枚も買うこともありますし
1枚だけ買って、それっきりということもあります
今日も、実は、別の画商から1枚、絵を買いました
日本の若い女性の画家の絵です
まだ25歳の女性だということです
ただし自閉症の人だということです
絵を買ってから、その事実を知らされて驚きました

妙に、気になる絵だったのです
いかにも若い女性の描きそうな絵でした
ぬいぐるみや人形が可愛らしく描かれていたのです
それだけだったら、私は黙って通り過ぎたでしょう
しかし、その表現の、異様なほどの透明感が
どうしても気になって、私は、その絵が欲しくなってしまったのです
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常識の無い人々

2013-04-19 16:59:42 | Weblog
朝飯を食べそこなった時など
朝のミーティングを、喫茶店のモーニングを食べながら、します

秘書と二人ですから
そして、彼はちゃんと朝飯を食べて来ますから
彼の分まで私が食べます

そんな時、とても不快なことがあります
私達は二人組ですが、小さなテーブルに座り
先に来ていた人が、4人掛けのテーブルを一人で独占しているのです
朝の混む時間に限って、これをやる人が多いのです

都内の定食屋なんかは
昼の混む時間は、合い席が当たり前のところがあります
私は、あれが、それなりに気持ちが良いです

喫茶店も、混む時間は
一人客は、せめて4人席は遠慮してもらったらどうでしょう?
ちなみに、スタバは、店員が席をとり、案内してくれるからいいです

禁煙席に4人掛けテーブルが空いていたので
私達は、そこに移動させてもらいました
最近は、私の秘書は、朝のミーティングでは禁煙してくれることが多いからです

しかし、ここでも、じつに嫌な光景を見ました

私達のテーブルの横の4人掛けテーブルで
もう、年金世代と思われる男女がコーヒーを飲んでいました
そこまでは、まったく問題はありません
その後、奇妙なことにが起きたのです

一人の客が、彼らのテーブルに座りました
どうやら、お仲間で、ここで待ち合わせしたらしいのです

ウエートレスが水と手拭をもってテーブルに来ます
すると、かれは、手で制するようなそぶりをして、何も注文しませんでした
さらに、別の男性が現れ、そのテーブルの4つ目の椅子に座りました
やはりウエートレスは水と手拭を持ってテーブルに来ます
そして、この男性も、何の注文もしません
運ばれた”おしぼり”で手を拭き、コップの水を飲みながら・・・

こういう客を喫茶店は排除できません
この客達は、有料の喫茶店を、無料の会合場として利用しているのです
せこいというか、常識が無いというか
私などには、一種の犯罪のようにさえ思われます

先程の客は、環境問題がどうのこうの
なにやら、もっともらしい話を、おだやかな口調で話していました
そういう運動の打ち合わせのようでした・・・



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消費税増税で終わる安部バブル

2013-04-18 11:12:10 | Weblog
アベノミクスは好調です
このまま、来年の消費税増税までは突っ走るかもしれません
安部首相は消費税増税に強い意欲を示しています
ということは、日本の命運は尽きるのかもしれません

消費税増税で、日本の景気は一気に後退し
安部バブルは崩壊します
したがって、個人投資家は要注意です
バブル崩壊による大怪我を避けなければいけません

私は、来年の消費税増税までは株式投資をしません
何が起こるか分らないからです
景気回復の勢いが強ければ
消費税増税のマイナスを小さくする可能性はあります・・・

しかし、間違いなく、消費税増税は景気の足を引っ張り
せっかく回復してきた日本経済の勢いを、弱めることは間違いありません

なんで、そんな政策が実行されるかというと
消費税増税自体が、日本人の発想ではなく、外国人の発想だからです
IMFが日本経済を支配するために仕掛けているのが消費税増税なのです
ギリシャは、消費税18%を23%に増税した後、国家が破綻したのです

日本はギリシャへの道を進んでいます
韓国は国家が破綻してIMFに”統治”されました
サムソンだけが繁栄に、貧富の差の拡大する国が、日本のお手本になるでしょうか?
サムソンは、本当に韓国の民族資本なのでしょうか?

安部首相は愛国者ではあるかもしれません
しかし彼には、国家への愛はあっても、国民への愛が感じられません
国民が塗炭の苦しみを感じても
国家体制が安定していれば、それでいいという人のようです

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実務とボランティア

2013-04-17 10:44:35 | Weblog
体調の不調を理由に仕事をさぼることは嫌です
しかしながら、通院等のため
仕事ができない場合が避けられないのも事実です
病気や怪我は避けたいものです

仕事は、日々の生活の中でも
最重要に位置するものです
生活の基本です
人は、この世に、働くために生まれて来たのかと思うほどです

自分が、毎日、何らかの仕事をし
しかも、名誉職的な仕事は、なるべく避け
純然たる金儲けとしての仕事に徹しようしているのは
我ながら、意外です

若い頃、私は自分のことを実務的な人間ではないと考えていました
ところが、社会人になり、実務の世界に身を置くと
これが、やり甲斐のあることだと知りました
金儲けは簡単ではないからです

金儲けが簡単だったら
私はこれほど実務の世界に夢中にならなかったでしょう
人が喜んでお金を出してくれる商品やサービスを提供できることは
ボランティアよりも難しい社会貢献なのです

私はボランティアを否定しません
私もまた、出来る範囲で、ボランティア的なことはするでしょう
ただし、私にとって、第一の仕事は実務です
実務のできない者がボランティアをしても、大した仕事はできません

実務や金儲けは、実は立派な社会貢献なのです
これを否定する者に限って、実務をやらせても手抜きをします
当然ながら商売は上手く行きません
正直者でなければ、商売は長続きしません

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全ての取扱説明書が閲覧できる「ザ・トリセツ」サイトを立ち上げよう!

2013-04-16 13:23:32 | Weblog
私は、日本のために、重要な提案を持っています

「ザ・トリセツ」

というサイトを立ち上げることです

日本中のメーカーに協力してもらい
取扱説明書を閲覧できるサイトを立ち上げるのです

買い物をする度に、取扱説明所は増えるばかりです
普段は、あまり観ないものですから
必要な時は、どこに置いたか分らなくなってしまい難儀します

そこで、一つのサイトから
全ての取扱説明書が閲覧できるようにするのです

まず、大手企業が率先してサイトを立ち上げ
徐々に加盟社を増やし、より多くの企業が参加できるようにすればいいのです

企業別、品目別、製造年月日別・・・等、様々なルートで検索出来れば便利でしょう
個々の取り扱説明所は、各企業が責任をもって自社のサイトとして管理し
「ザ・トリセツ」のサイトから飛んでいけるようにします

初めから全てを扱うことは難しいでしょうから
新しいものから順にアップし
古いものは、紙資料をスキャンしたものを載せてもいいでしょう

責任問題などは、あまり、うるさいことは言わず
表示方法も、各企業に、それぞれ工夫して
消費者サービスを競ってもらいましょう

中小企業に対しては、アドバイザーを派遣してもいいでしょう
今日では、ほとんどの資料は電子化されていますから
さほど困難は生じないと考えられます
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長男の誕生会でのハプニング!

2013-04-15 16:10:47 | Weblog
昨日は、長男の二十歳の誕生日でした
よく行くレストランで、食事をしている時に・・・事件は起きました

父が、突然唸りだし、意識を失ったのです

一旦、意識が戻りました
そのまま、静かに椅子に座っていたのですが
やはり調子が変なので、救急車を呼んでもらいました
妻が救急車に同乗し、藤沢市民病院に向かいました

妻の話では、父は救急車の中で意識が戻り
病院で、一通りの検査を受けましたが、特に異常は無いということで
入院せず、そのまま家に帰ってきました

父は現在、満84歳、6月で85歳になります
何があっても、おかしくない年齢ではあります

あの時、一瞬、私は、ある種の覚悟さえしましたが
案外、冷静に対処できましたし、家族も冷静に対処しました
皆、協力して、おじいちゃんを助けました

長男は、大学で受けた研修をもとに、おじいちゃんの嘔吐を助け
首筋に手をあてて、脈を測ろうとしていました

中学2年の次男は、身長も私と同じくらいになり
長男と二人でおじいちゃんを抱え、トイレまで連れて行ってくれました
皆、たのもしくなりました

大変なバースデーディナーになってしまいましたが
ある意味では
長男の二十歳の誕生日にふさわしいディナーであったかもしれません

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長男が二十歳になりました

2013-04-14 07:46:18 | Weblog
今日は、長男の誕生日です

”二十歳の誕生日”

です!

今日で、彼も、大人の仲間入りです
我が家の8人の家族の内、半数の4人が成人となりました
子供の多い家族が、いまや子供と大人が同数になったわけです

自分の子供が二十歳になり、成人したということは、感慨深いものがあります

まだ学生ですから、親から独立したわけではありません
その意味では、まだ彼は”子供”です
しかし、日本国民としての法的地位は大人です
私は、法的な養育義務を果たしたことになります

まだ一人ですけれど
私は立派に、一人の人間を成人まで育て
父として、日本国民として、養育義務を果たしました

長男の年金手帳も届き、彼の新しい人生が始まりました

私は、二十歳前後が人生の闇だったので
長男は、私に較べて、幸せな二十歳を迎えたと思っています
私の失敗を子供達に繰り返させたくなかったというのが
私の子育ての基本でした

健康で、常識的であること
明るく楽しく、毎日が生きられること
特別なことをしなくとも、喜びや幸福を見いだせること
どこまで実現できたか分かりませんが、私の子育ての、漠然とした指針です

長男は、真面目で常識的な青年になりました
大学での生活やアルバイトなどで、親の知らない世界を少しづつ知りつつあります
そして、自分の世界を作りつつあるようです
家族の中で、長男だけが別行動ということも多くなりました
静かに、少しづつ、子供は親から独立して行きます・・・

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地震と津波の記憶を残す・・・大震災の教訓

2013-04-13 17:38:23 | Weblog
毎日、少しづつ

「こわかった地震津波」

を、読んでいます
同じ様な内容の繰り返しではありますが
全文に目を通そうと思います
随所に、注意を引く記述があるからです

宇佐美に犠牲者がいないことは、すでに書きました
付随の資料

「大正十二年九月一日田方郡震災調」

によれば、宇佐美だけではなく
田方郡19町村のうち、なんと10町村が、死者ゼロなのです

さらに、熱海と伊東を除けば
他の町村の犠牲者も
1~4名で、あの大震災を考えると、とても少ないのです

熱海と伊東の犠牲者が多いのは
すでに観光地となっており
旅客の誘導等のため、逃げ遅れた人が多かったためでしょう

伊豆半島では、震災や津波の記憶が伝承されており
それが、人々の避難を速やかにしたのでしょう
とにかく、地震後5分で津波が押し寄せているのですから
地震の犠牲も含めて死者ゼロというのは驚異的です

震災と津波の教訓を後世に残した
伊豆半島の人々に、驚異と敬意の両方を感じます
小学生達の作文を残したのも、この地の文化と伝統であると言えましょう
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竹やぶは安全・・・大震災の教訓

2013-04-12 19:24:20 | Weblog
私が子供の頃は
祖父母や、大人達は

「地震の時は竹やぶに逃げろ」

と、言っていました

宇佐美小学校の生徒達の作文を読みますと
多くの子供達が竹やぶに逃げたことが分ります
おそらく、作文に書かなかった子も含めて
大半の子供達、そして大人達も、竹やぶに逃げたように推察できます

祖父母の話では
竹やぶは地表近くが竹の根で覆われているため
地割れに足をとられる危険が避けられるとのことでした
特に、竹の根元に足を乗せておけば安全だと言われました

宇佐美で人々が竹やぶに逃げたのは
竹やぶは安全であるという経験則があつたからでしょう

私が思うに
竹やぶの安全性は、地割れを避けられることだけではありません

竹は、山のふもとのゆるい斜面に自生します
昔の日本の農家は、山のふもとに家を建てます
そうすると、裏庭が竹やぶになっていることが多いのです
竹は生活資材であり、さらに、農業用の資材でもありましたから
家の近くに竹やぶがあることは好都合でした

竹やぶには下草が生えません
表土を竹の根がびっしりと覆ってしまうからです
したがって、竹やぶの斜面なら人間が容易に登ることができます
竹は人の手で掴みやすい太さですし、足元は、竹の根で、しっかり締められています
竹やぶなら、子供や老人でも、簡単に登れます

竹やぶを、平地から5~10mの高さまで登れば、津波が来ても安心です
体力の弱い人でも、健康な人が容易に助けることができます
宇佐美では、多くの人が、地震発生後すぐに
裏庭や、近所の竹やぶをよじ登ったのです

津波は地震発生後5分で宇佐美を襲っています
それにもかかわらず、宇佐美で一人の犠牲者も出なかったのは
竹やぶが人家の近くにあり
人々が、そこに逃げれば安全だということを知っていたからです

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宇佐美小学校が残した関東大震災の記憶・・・大震災の教訓

2013-04-11 19:17:08 | Weblog
今日は、伊東市立伊東図書館に行ってきました
この図書館が発行している

「こわかった地震津波」

という本を買うためです

郵送をお願いすることもできますから
わざわざ、あちらまで行く必要は無かったのですが
伊東まで行ってみたかったのです
伊豆半島の、初夏のドライブを楽しみたかったからです

この本は
関東大震災直後の宇佐美小学校の子供達の作文集です
子供達の全作文が宇佐美小学校に保存されていたのです!

ちなみに、宇佐美では
地震と津波の被害を受けたにもかかわらず
関東大震災では、一人の犠牲者も出なかったそうです

作文を読むと、多くの子供たちが標高の高い場所に逃げていることが分ります
津波から命を守るには、とにかく高い所に避難するのが一番です
そのことは、この度の東日本大震災で、私達が知った事実です・・・

子供達の作文の中に、竹やぶに逃げたという記述があります
現地を見れば、今でも、山のふもとは竹やぶになっている所が多いです
まず竹やぶに入り、さらに上へ上へと、山をよじ登って行ったのでしょう
実際に現地を見て、作文の内容が良く理解できました

宇佐美で津波の犠牲者が出なかったのは
人々が、高所に避難するという適切な行動をとったためですが
町全体で、そうした情報が共有されていたのは
それ以前の津波で、多くの犠牲者が出たことが
教訓として生かされていたからだと言われています

”災害の記憶を後世に伝えることにより、後世の人々の犠牲を少なくすることができる”

宇佐美の人々の、そうした信念が

”子供達に作文を書かせ、それを後世に残す”

という

画期的な”文化的業績”を後世に残すことができました


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