自由とは何か

言論の自由について
私は、毎日のように考えています
それというのも、マスコミが流す言論に違和感を覚えてしまうからです

日本には、言論の自由があります
しかしながら、必ずしも、安心できる状態ではありません
たとえ真実でも、マスコミが取り上げるとは限らない状況があります

国民にとって重要かつ真実の情報であっても
それが、マスコミに取り上げられたり
大手出版社から出版されたり、書籍流通に乗ることは簡単ではありません

出版社にとって
売れるかどうかは重要視されますが
日本国民にとって、重要であるかどうか
真実であるかどうかは、あまり問題になりません

”言論の自由”とは言うものの、嘘がまかり通っている現実があるのです

嘘をつくのも、言論の自由であるという極論もあるかもしれません
しかし、それは”自由”という概念への誤解です

自由とは何でしょう
私に言わせれば、それは真・善・美の追求です

嘘をつく自由や悪をなす自由、醜い行為を肯定してしまうと
それはもう、何でも”自由”ということになり
ケダモノの行為と人間の行為の違いすら、無くなってしまいます
すなわち”自由”という言葉の意味が失われてしまいます

真・善・美は、人によって、とらえ方が違います
一般的常識的な線はあっても、確実に決定的な基準はありません
そこを最終的に決めるのは人間一人一人の心です
真・善・美は、個人の良心の問題なのです

真・善・美は、人間一人ひとりが、自己の良心に従って選び取るものです

真・善・美を強制される時、人間は自由を失います
嘘を平気で言える人は、自由を失っているのです
悪いことをする人も、醜いことをする人も
何者かによって自由を奪われているのです

権力者が民衆の自由を奪うことはよくあります
しかし、自由を奪うのは、権力者だけとは限りません
金銭は、それを持つことにより、私達は自由を手にすることができますが
半面、金銭を欲することにより、自由を失うこともあるのです