湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

人質事件

2007-05-19 16:04:51 | Weblog
銃を持ってたてこもる犯人に対し
撃たれて現場に倒れている警察官を5時間も放置し
挙句の果てに、特殊部隊の一人が射殺されるという
最悪の事態が起こりました
あきらかに愛知県警の失態です

人質の元妻は自力脱出し
警察により身柄を安全に保護されたのが、犯人だけなのですから
なんとも、やりきれない思いがします
まるで犯人の安全確保のために、警察官が犠牲になったような事件です

おそらく指揮官は人質の安全を最大限考慮したのでしょう
しかし、それ以上に考慮したのが、自分自身の地位でしょう
とにかく失態をしないように臆病な姿勢に終始したため
すべてが悪い方へ悪い方へと展開したのです
指揮官は見識も勇気も無く、事態を最悪の展開に導きました

やがて事態の詳しい状況が
マスコミ等に漏れ伝わってくることでしょう
ただし、マスコミは警察には弱いですから
真相は闇の中となるでしょうし、表立った批判も起きないでしょう
むしろ犠牲となった特殊部隊の隊員を英雄視することでしょう

今回のような、人質をとる卑劣な犯行というものが、時々あります
犯罪全体の中では、極めて少数の事例だと思います
しかしマスコミの注目度が異常に高まる犯罪です
警察の対応は世間の注目を集めます
警察の理想としては、人質の安全を確保した上での犯人逮捕です

警察の考え方は甘い・・・というのが私の感想です
私の考えでは、投降に応じず、銃を発砲するような犯人は射殺すべきです
それ以上の被害の拡大を防ぐためにも、累犯を防ぐためにも

犯人が武器を持たない場合や、武器を未使用の場合は
勿論、別の方法を考慮すべきです
しかし今回のようなケースは
被害者救助のための突入をためらう理由がありません

犯人が武器を使用した時点で
警察の主目標を、人質の安全確保から
犯人の逮捕、制圧へと転換しなければなりません
コメント
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